「SDGs×日本のまち」シリーズ始めます。
i&i Impact Editorial Board
10 July, 2021
近年、日本各地でコミュニティベースでの人々の想いと知恵が詰まったステキな取り組みが増えてきていると感じています。
たとえば、福岡県宗像市の団地再生プロジェクト「ひのさと48」においては、団地一棟を活用して「居心地のいい場所」を創出することによって、地元の人が集うだけでなく、市外からの人たちが知恵を持ち寄って、まちを盛り上げていこうとする機運を高めています。
また、沖縄県沖縄市のスタートアップラボLagoon(ラグーン)では、シャッター街化した商店街を活性化するため、スタートアップの呼び込みやデジタルを中心とした多年代教育を軸に、地元の人たちが老若男女問わずに集まれる空間を積極的に創出しています。
このようなコミュニティベースといえる取り組みは、地元に住む人々と、外から関係する人たちの想いが発端となり、自治体や複数の企業を巻き込んで地域のためになる事業を創り上げているのが特徴です。しかも、関わっている人たちが楽しんで活き活きと活動していることが印象的であり、このようなステキな取り組みが日本全国で広がってきています。
このような取り組み実施しているコミュニティの多くは、SDGsを意識していることも多く、SDGsに向けた「Action(行動)」にほかならないと感じています。i&i Impact では、これまでSDGs Barシリーズにおいて、SDGsに関する様々なトピックを専門家とともに紹介してきました。今後、「日本のまち×SDGs」として、コミュニティベースでの取り組みをもっと多くの日本人、更には国外の人に知ってもらいたいと考えています。アクションの輪を広げるためのイベントを開催しつつ、最終的には、これらのコミュニティの横のつながりを強め、国外への発信や海外コミュニティとの連携も視野に入れていきます。
今後、イベントの紹介や、「SDGs×日本のまち」の核となる"Sustainable Community(サステナブル・コミュニティ)との概念について、こちらのnoteで紹介していく予定です。
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