米ドルが強い理由とそれに取って代わる"イーサリアム"
第二次世界大戦後、米国は世界経済の中心的存在となり
その通貨である米ドルは、国際的な基軸通貨としての地位を確立しました。
では、なぜ米ドルがこれほど強いのか?
その理由の一つは、強力な銀行システムが存在するからです。
米国には、シティグループ、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴといった世界最大規模の銀行があり、これらの銀行は資本比率の面でも非常に強固です。
こうした銀行を通じて、世界中の金融活動が円滑に行われており、これがドルの強さを支える大きな要因となっています。
しかし、この強力な銀行システムに取って代わろうとするテクノロジーが注目を集めています。
それが「スマートコントラクト」です。
スマートコントラクトとは、特定の条件が満たされると自動で契約や取引が実行される仕組みのことです。
例えば、自動販売機をイメージしてください。
お金を入れると選択肢が表示され、ボタンを押せば商品が自動で出てきます。
ここでは、人の介在なしに取引が完了するわけです。
◎スマートコントラクトの「自動化」と「透明性」:
スマートコントラクトが銀行の代わりとなる理由は、その「自動化」と「透明性」にあります。
従来の銀行システムでは、人が仲介することで手続きに時間がかかり、コストも発生します。
しかし、スマートコントラクトを使えば、取引は自動で実行され、手間やコストを大幅に削減できます。
さらに、すべての取引記録が確実に保存される技術*を持っています。
*これをブロックチェーンといいます。
これにより第三者が不正に変更することはできず、信頼性が非常に高くなっているのです。
つまり、スマートコントラクトは、銀行が担っていた取引の仲介役を自動化し、より効率的かつ安全な金融取引を可能にするテクノロジーです。
これにより、今後の世界で金融活動の形を大きく変える可能性があります。
そして、、、
そのテクノロジーの中心にあるのが、イーサリアムです。
イーサリアムが、強力な銀行システムのような存在になるということです。
スマートコントラクトのテクノロジーが開発、成長するにつれて、その恩恵がイーサ(ETH)の価格上昇にも及ぶでしょう。
銀行が成長することでドルは最強の通貨になりました。
それと同じように、イーサリアムが全く新しい世界を創ろうとしているのです。
イアン・キング