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私が5年前に見つけた「魔法の貯金箱」

2019年末、私は魔法のような貯金箱を見つけました。

それは299ドル(約5万円)で購入できる装置。設定を終えてコンセントに差し込むと、暗号資産が私のウォレットに直接送られ始めました。その装置は驚くようなスピードでお金を印刷してくれます。そして、装置の初期費用を取り戻すのに1週間もかかりませんでした。




その月の終わりには、この装置は購入した価格の5倍以上のお金を印刷するまでになっていました。

この間、何もする必要はありません。

ただ座って、デバイスが自分のために働いてくれるのを待つだけです。

初期のビットコインマイニングはこんな感じだったに違いありません!

私はこの発見に興奮し、読者の方たちに、自分たちのためにこの魔法の貯金箱をいくつか購入するよう強く勧めました。

何人かの読者はそのアドバイスに従って、自分たちのためにいくつか購入しました。

ある読者は次のように書いています。


情報を提供してくださったことに感謝いたします。稼働開始以来、224トークンを獲得しました。情報をありがとうございました。いつも更新を楽しみにしています。


この読者のメッセージによると、300ドルの投資がピーク時には11,200ドルになった可能性があります。

悪くありませんよね?

もちろんこれは魔法ではありません。

私たちがネットワーク帯域幅を提供することの報酬として、ヘリウムトークン(HNT)を支払ってくれる装置です。

ヘリウムは、分散型物理インフラネットワーク(略称DePIN)と呼ばれる革新的な暗号空間の最初のプロジェクトでした。

DePINは、インターネットやエネルギー、さらには地図作成など、さまざまなサービスに対して同じことを行なってくれます。

つまり、地図作成するためのデータを提供することで、あなたは報酬としてトークンを受け取ることもできるのです。

そして、投資家にとってまた新たな大きなチャンスをもたらすものだと私は考えています。

その理由は…

DePINとは何なのか?


もし、私たちが日常的に使用する重要なテクノロジーをすべて大企業が所有するのではなく、一般の人々が自分たちの機器を提供し、その報酬を得ることができたらどうでしょうか?

DePINはまさにそれを実現します。

ブロックチェーン上にネットワークを構築し、人々がリソースを共有し、報酬としてデジタルトークンを受け取ることができるようにしているのです。

(ヘリウムがまさにそうです)

これらのトークンは、取引や販売が可能なデジタルマネーのような働きをします。

だからこそ、物理的なインフラサービスのクラウドソーシング化が促進されるのです。

一部の人々は、コンピューターのストレージスペースを共有するためにこれを利用しています。

また、特別なカメラを搭載した車でドライブしながら、より精度の高い地図を作成するためにこれを利用している人もいます。

ソーラーパネルの電力を近隣住民と共有するプロジェクトさえあります。

DePINネットワークは、これらのリソースをユーザーに有料で提供することで、報酬を得ています。

また、企業が所有するサービスよりも安価であるため、ユーザーはこうしたサービスに魅力を感じています。

さらに、ネットワークが拡大するにつれ、報酬として受け取ったトークンの価値も高まります。

つまり、提供者にはより多くの報酬が与えられます。

また、投資家はより高い魅力を受け取る。そして、ネットワークにはより多くの提供者が加わることになるのです。

現時点で私がDePINに特に期待しているのは、ワイヤレスモバイル分野です。

ワイヤレスの世界

仕組みはシンプルです。

人々は特別なインターネットホットスポットを購入し、自宅や職場に設置します。

これらのホットスポットは、近くにいれば誰でも利用できるネットワークを構築します。

そして誰かがネットワークを利用すると、ホットスポットの所有者にデジタルトークンが支払われます。

自宅のインターネット接続をミニインターネットサービスプロバイダに変えるようなものです。

このシステムが本当に興味深いのは、これらのホットスポットが通常のWiFiと5Gの携帯電話サービスの両方を提供できる点です。

携帯電話の電波が届きにくい場所や、インターネットの選択肢が限られている場所を考えてみてください。

DePINソリューションを導入すれば、地域社会のメンバーがこれらの問題を自分たちで解決しながら、そのお手伝いに対する報酬を得ることができます。

そして、このシステムの最も優れた点は、各コミュニティのニーズに応じて自然に成長していくことです。

ある地域でより広い範囲をカバーする必要がある場合、より多くの人がホットスポットを設置できます。

一方、別の地域ではすでに十分な電波が届いている場合、ホットスポットの数は少なくて済みます。

大手企業が新しい電波塔を建設したり、新しいケーブルを敷設したりする場所を決定するのを待つよりも、はるかに柔軟性があります。

そして、ヘリウムトークンを採掘する「魔法の箱」の話に戻ります。

今、ヘリウムモバイルは、コミュニティ主導のワイヤレスネットワークでモバイル業界に革命をもたらそうとしているのです。

第3四半期の報告書によると、同社はすでにIoTとモバイルネットワークを推進する49,000のホットスポットを保有しています。

また、わずか3か月間で、116,000人以上のモバイル加入者に88,000GBのキャリアデータを配信しました。


なんと10,202%の増加です!

そして、より多くの人々が参加するにつれてネットワークは日々強固になっていますし、より便利になっています。

だからこそ、ヘリウムやDePINの将来性にとても期待しているのです。

今後、この新しい分散型モデルがゲームチェンジャーになる可能性があります。

別の都市に旅行した際、公共のWiFiを探す代わりに、自動的に安全なコミュニティ主導のネットワークに接続することを想像してみてください。

あるいは、大企業からの支援を待つのではなく、地元住民が協力し合うことで、地方のモバイルサービスが改善されることを想像してみてください。

DePINが成長するにつれ、あらゆる種類のサービスで同様のコミュニティ主導型ネットワークが次々と登場するかもしれません。

いつの日か、自宅のエネルギーを共有したり、ガレージの収納スペースを提供したり、近隣地域の地図作成を手伝ったりすることで、報酬が得られるようになるかもしれません。

DePINは、コミュニティが協力し合って必要なサービスを構築し共有しながら、その貢献に対して報酬を得ることを目的としています。

まだ、初期段階に参加するチャンスはあります。

イアン・キング