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2025年以降、暗号資産が牽引する3つの成長分野とは?

2025年以降、暗号資産によって大きく成長が期待される「3つの分野」があります。

それが、1. DeFi(分散型金融)、2. ゲーミング(オンラインゲーム)、3. DePIN(分散型物理インフラ)です。

これらは、初めて耳にする方もいるかもしれませんし、すぐにイメージしづらいかもしれません。

しかし、それこそが情報が限られた最前線の技術である証です。

平凡な行動からは平凡なリターンしか得られませんが、他とは異なる大きなリターンを目指すなら、人とは違う行動が必要です。

今回ご紹介する、成長が期待されるこの3分野の情報を、ぜひお役立てください。

1.DeFi(分散型金融)

誰かにお金を振り込みたいとき、通常は銀行を通して送金を行うかと思います。

しかし、銀行を介さず、直接相手とやり取りができる新しい金融システムがDeFiです。

この仕組みを初めて可能にしたのが、まさにビットコイン(BTC)です。

ビットコインの基盤には、ブロックチェーンという技術があり、これは取引記録を世界中の複数のコンピューターに分散して保存する技術です。

この技術により、銀行や大企業といった「中央集権組織」に代わり、多くの参加者によって管理・監視されるシステムが実現しています。

その結果、透明性が高く、改ざんが困難なシステムが可能となっているのです。

さらに、
・窓口の営業時間を気にせず24時間お金のやり取りができる
・高い手数料を銀行に支払う必要がない
・国際送金の時間が大幅に短縮される
といった利便性も実現する社会になります。

2.ゲーミング(オンラインゲーム)

突然ですが、「オンラインゲーム」と聞くと、何を思い浮かべますか?

多くの方にとっては、若い世代やお孫さん向けの娯楽というイメージが強いかもしれません。

しかし、実はこのオンラインゲームと暗号資産は意外にも相性が良いのです。

オンラインゲームでは、プレイヤーが多くの時間やお金を費やしてキャラクターやアイテムを育成・獲得するのはご存じかと思います。

従来のゲームでは、これらの努力や投資したお金はそのゲーム内だけで有効であり、他の場面ではほとんど価値がありませんでした。

しかし、暗号資産技術、特にブロックチェーンの登場により、この状況が変わりつつあります。

ブロックチェーン技術を用いることで、ゲーム内で得られたアイテムや成果が単なるデータではなく、「デジタル資産」として認識されるようになったのです。

この技術を「トークン化」といいます。

プレイヤーが投じた時間や努力は「資産」となり、ゲーム内外で取引可能な実際の価値を持つようになります。

さらに、ブロックチェーンを活用することで、ゲーム間でのアイテムやキャラクターの移動が可能になります。

たとえば、ドラゴンクエストで稼いだお金やアイテムをポケモンに持っていける、といったイメージです。

暗号技術によって、これまでにない新しい形のゲーム体験が生まれ、それによってゲーミング市場は大きく成長すると期待されています。

ゲームが突然大きなムーブメントを巻き起こすとき、その成長に便乗するためにも、暗号資産への投資配分を検討してみる価値があるでしょう。

3.DePIN(分散型物理インフラ)

3つ目の分野については、最も聞きなれない言葉が登場したかもしれません。

これは、大企業が支配してきたインフラを個人や幅広い企業に分散させることを目指すものです。

少しイメージしづらいかもしれませんが、現在の生活におけるさまざまなインフラは大企業が独占しています。

たとえば、Google Mapのようなマッピングサービスでは、Googleが独自にデータを収集し、私たちはそれを利用しています。

DePIN(分散型物理インフラ)では、この地図データの収集を分散型、つまり個人によって行います。

車にカメラを設置し、運転中にドライバーがマッピングデータを収集し、その報酬として暗号資産が受け取れる仕組みです。

他にも、電力のようなエネルギー供給サービスもこれに該当します。現在は大手電力会社に依存していますが、太陽光発電の普及により、個人で自家発電することが簡単になるでしょう。

余ったエネルギーを必要としている人に提供することで、暗号資産を受け取れる可能性も生まれます。

このように、中央集権的な組織や大企業に手数料を多く取られることなく、個人が主導できる世界が実現するのです。

以上、3つの成長分野について簡単にご説明しました。ぜひ参考にしてください。