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花の見頃とラーメンの食べ頃

この前ふと思った。

花の見頃とラーメンの食べ頃って同じじゃね。

今は6月。近所に紫陽花の名所があって、ちょうど先週が見頃だった。家の周りを歩いていても、所々に紫陽花が咲いていて、色鮮やかで瑞々しかった。

けれども、今週になって見ると色は深まっているのだけれど、花弁に瑞々しさはなく少し萎れ気味だった。

確かにそれでも綺麗だ。

でも、先週の色鮮やかさを知っている僕には、どこか物足りない気がした。
だから、名所へは行かないことにした。
多分、今見たら先週のうちに行っておけばなと少し後悔すると思う。

花は見頃に見なくては、その鮮やかさであったり瑞々しさであったり、そういった季節を感じられない。

ラーメンも同じだ。
時間が経ってしまって伸びたラーメンは、何か美味しくない。正確に言うならば、味自体は変わらないけれど、温度であったり麺のコシだったりが違う。

あと数分早く食べていたら…なんて思うだろう。

僕は猫舌なので、れんげの上でミニラーメンを作って食べる。アツアツはちょっと厳しい。

つけ麺やまぜそばは汁がないから食べやすい。

僕のラーメンの好みはさて置き、何となく似ている。

きっとこれは花とラーメンに限ったことではないだろうけれども、見頃、食べ頃は結構重要だ。

過ぎてしまっては戻すことはできない。


それでは。

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