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2024.12.21 沼津・富士ひとり旅 最終夜


ゆったり富士宮散歩

今日はもう帰るだけの日なので、ゆったりと起きて
朝から大浴場で身体を温めて
ゆったりと朝食を頂きます。
基本的に宿を予約する時には、ひとり旅だろうが誰かと行く旅行だろうが
朝食バイキングと大浴場は基本的についている所を優先します。
誰かと旅行行く時は温泉旅館が多いから、その時はバイキングではなくても
それはそれで旅館の美味しい朝食も好きなので良いんですけどね。
この日の宿も小さいながら朝食バイキングが付いていたので
ありがたく頂戴いたしました。


汚くてすいません。なんかリアルでいいでしょ?みんなこう言うとこに載せる写真綺麗だから

写真はあまりよくありませんが、美味しい朝食でした。
さて、ずっと書いている通り今回の旅のテーマは青春18きっぷの旅なので
帰るだけでも6時間以上かかります。
なので、早い時間にチェックアウトしてみたものの、
富士宮まで来て、中華料理食べただけで帰るのはいかがなものかと。
早い時間だったので、富士宮焼きそばが食べられるとは思っていませんが、
ちょっと散歩がてら、前夜の夜さんぽで気になった神社まで歩いてみようと、
ズンズン歩き始めます。
何度も書いているし、きっとこれからの文章にもたくさん出てくるフレーズですが、本当に知らない街を歩くのって楽しいですよね。
わたくしはクソジジイなので、同じことを何度でも言います。
そして、世の中にはクソジジイは自分だけだと思って生きています。
自分が最底辺。この世の底。そう思って生きているからこその反骨心。
だから人は離れていくし、自分も人から離れていく。
おお、なんて闇深い文章でしょう。こんな明るいコメダ珈琲の店内で
まさかこんな闇深い文章が綴られているとは誰も思わないでしょうね。
さて、そんなこんなで神社に到着しますよ。


鳥居から覗く富士山ってなんでどこでも荘厳なんでしょうね

早い時間に行って良かったこの神社

この神社に行ったんですけど、
何の知識もなく行ったんですけど、本当に心を持っていかれたというか
ここには来なければいけなかったんだなと、気負わずにそんな事を思った。
スピリチュアル的な表現を自分はあまり好まないんですけど、この場所ではそんな事を思ってしまった。
この旅の理由付けに良かった。
鳥居をくぐる。富士山に見守られながら。
早い時間に行ったのでそれも良かったんだと思う。
ゆったりと境内を歩き、とある池の前に来た瞬間から心を奪われ、
その場所からしばらく動けなくなってしまった。
後から時計を確認したら、1時間弱その場所で立ち止まっていたらしい。
他の参拝者の方の邪魔になっていたならば、大変申し訳ございませんでした。


ここでしばらくの間動けなくなってしまった

なんだかふわふわとした感覚でまた境内をうろうろしていると、
徐々に人も増えてきたので、そろそろ頃合いだろうと
神社を離れる。
神社の近くには横丁があり、きっとお店が開き始めたら人も溢れて
賑やかになるんだろうなと思いながら、まだ開店準備中の商店街をゆっくりと歩く。
距離的にはあまり変わらないし、ちょっと気分を変えたかったから
富士宮駅ではなく、お隣の西富士宮駅まで歩くことする。
ゆったりとした足取りで、昔はもっと活気があったであろう街並みを眺める。
とりあえずここ数年かけて、ある程度持っていたもの全てを手放した自分と申し訳ないけど少し重ねて見てしまう。
向こうからしたら良い迷惑かもしれない。勝手に重ねんじゃねえと。
なんて事を考えながら歩いていると、西富士宮駅に到着。
こじんまりとした、なんとも可愛らしい駅でたまらんかったです。
この旅でもう一つ初体験だったのが、電車のドアの開閉にボタンを押すという行為。
自分が今まで生活してきたエリアではなかったんですよね。
あと旅行というと基本的には車で行くタイプの人間だったので、本当にこの旅では
色々な初めての体験をさせて頂いてありがたい。
この年齢でも、まだまだ経験していない事が山ほどあるなと思えた。


最後まで富士山が見送ってくれた気がしたのです

もうあとは、鈍行に揺られながらゆっくり6時間かけて帰るだけです。
帰るとなると特にどこに寄る気にもなれないもので、
特に愛知は地元なので、興味も湧かずただ通り過ぎた。
米原駅の乗り換えで流石に空腹に耐えきれず途中下車するも、
本当にお店が無くて、駅前のビルに併設しているお店で
パンを買って食べる。
今「パンを」とタイピングしているのに何度も「パンウィ」になって少し笑った。
もちろん顔は無表情ですよ。けど笑ったんですよ。人間ってそういうもの。
どうせ誰も細かくは文章って読まない時代に突入しているらしく
もう書きたい放題ですよね。どうせ誰も読まないと思うと、ウォーリーを探せ状態ですよ。
なんだったけかな、そうそうそのパンは記憶にも残っていない。
確かサンドウィッチだったかな?


もう京都に近づいてきた

初めてのひとり旅終了のお知らせ

なんにでも終わりはあるもので。
帰りたくないとも早く帰りたくないとも思わず、
なんだろ、生活の延長線上というか初めての感覚を味わう。
多分これもひとり旅の良さの一つなんだろな。
あ、あとは今仕事していないってのもあるんだろうね。
翌日から仕事だから嫌だなっていつも旅行の帰りには思っていたから。
この辺の感覚に関しては、また別の機会に書いてみようと思う。
これで3日間の初めてのひとり旅の記録は終わり。
この調子で、色々書いていこうと思っています。
また読んでいたければ幸いです。


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