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人に聞くのが苦手な人はウルトラスーパー損してると思う理由
こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、現在はフランス在住のiamshishoeです。
つい先日、夫に対して、
「いや、だから、それ死ぬほど損なことなんだって!」
と、もはや怒りを覚えた出来事がありました。
それは、私の手首~指の間まで広がった肌荒れに対して、
初めての皮膚科受診を検討していた時。
医師探し中、夫がひたすらにネット検索をしてくれましたが、
「あぁ…ここもダメだ」「ったく、なんだよこれ」
など、目星すらつかない状況にイライラ・焦りのオンパレード。
そこで私が、
「お隣さんに聞こうよ!困ったことがあったら教えて欲しいって前も声をかけてくれたし、こんな状況なんだから聞いても大丈夫でしょ!」
と言ったところ、反応がイマイチ。
そうです。彼、「人に聞くのが超苦手」なんです。
でも、よくよく考えると、
「人に聞くのが苦手な人」って結構いるよなぁと思ったり。
私のように、初対面の人でも抵抗なく質問できるのは、
意外と少数派なのかもしれません。
でも、総じて言えるのは、
人に聞くのが苦手な人は、めちゃくちゃ損してるってこと。
今回は、私がそう思う理由をお話しようと思います。
【参考】無理ゲーなフランスの皮膚科受診事情
フランスで受診をするとなると、
「すぐそこの皮膚科に明日行ってくるわ!」
なんてことは不可能で、
「新規患者を受け入れてくれる医師」
を探さなければなりません。
かかりつけ医を持ってしまえば大きな問題はないですが、
私のような場合や遠方から引っ越してきたばかりの人達の場合、
エンドレスで超難易度の高い、この「医師探し」は不可避。
探すと言っても、
ネットでの情報と実際の情報に差異がある場合がある
電話がつながらない
「皮膚科」だけれども、コスメだけの取り扱いで診療はなし
…など、見つけ出すのが本当に大変。
「人に聞くのが苦手」は損、大損な理由3つ
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①問題解決に時間がかかりすぎる
これは私の意見ですが、
人に聞くのが苦手な人って問題解決に時間がかかりすぎる傾向にあると思うんですよね。
例えば、私が日本で働いていた頃を思い返しても、
書類の保管先が分からないけど人に聞くのは嫌→退勤時になっても片付けが終わらないまま
パソコンの操作で躓いたけど人に聞くのは嫌→ネットで検索しながら色々試していたら、数時間過ぎていた
など、人に聞いていれば数分で解決できた問題も、
自分だけでどうにかしようとすることで大幅に時間がかかり、
結局は上司に怒られて凹んだり。
人に聞かないでサっサと問題が解決された場面を見たことが無いんですよね。
それに、当然のことですが、仕事をするって問題解決の連続。
つまり、そこに時間がかかると言うことは、
どれだけ必死にやっていても、
「仕事が遅い」「手際が悪い」「要領が悪い」
と判断されてしまうのは自然なこと。
だからこそ、人に聞くのが苦手は損でしかないと思うのです。
②聞くことで得られる人間関係構築を手放している
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人に聞くのが苦手な人を見ていると、
「勿体ないなぁ」と思うことがよくあります。
それは、質問を機にお互いを知り合えるチャンスを手放しているから。
例えば、私のお隣さん。
以前、私の夫に、
「奥さん、日本から来たのよね?色々大変でしょう…できることがあれば何でも教えて欲しい!」
と声をかけて下さいました。
それをきっかけに、
「フランス語の学習先が見つからなくて困っている」
「友達作りができる集まりが見つからなくて困っている」
と、手紙で相談してみたんですよね。
💡私のフランス語力では面と向かって説明するのが難しかったので、手紙にして渡しました。
結局、その質問に合致した答えは得られませんでしたが、
それ以降、顔を見るなり積極的に声をかけてくれるようになりました。
それは、おそらく、
お隣さん:私がどんなことに苦戦を強いられているのかを理解できた
私と夫:お隣さんは相談に乗ってくれる信頼できる人達だと思えた
こんな感じで、数か月前よりも距離が縮まったから。
でもこれ、職場でもよく見る光景ですよね。
「色々質問してるなぁ」
と思っていた新人の子が、気づけば自分の上司や先輩と仲良くなっていたり。
「質問」という1つの行動によって、
お互いに話しかけやすくなる
「どんな感じの人」なのかをお互いに理解できるようになる
変な緊張感が消える
このように、その後の人間関係構築に良い影響を及ぼす場合が多いですよね。
だからこそ、人に聞くのが苦手な人を見ると、
「勿体ないなぁ」と思う上、損してると思うんです。
③他の人の何倍も疲れる
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人に聞くことが苦手な人って、
とにかく自力で何とかしようとするあまり、疲れている人が多いように感じます。
例えば、今回の皮膚科医探しに対する私の夫。
ひたすらネット検索
ホームページやレビューに目を通す
こんなことを繰り返すうちに、
目が疲れる
肩が凝る
イライラ・焦りが募って心穏やかではない
など、どっと疲れてしまったように見えました。
そりゃあ、普通に考えて、
初めてのこと
自分が詳しくない領域
の問題を自力で解決しようとしているんだから、
疲れないわけがありません。
でもこれ、仕事中でもよく起こることですよね。
人に聞くのを避けて自分1人で何とかしようとしたために、
「本当にヤバかったし、マジで疲れた…」
と、心身ともに疲労困憊で帰宅。
帰宅後は、シャワーも浴びずに寝落ち…。
しかし、仮に「人に聞くこと」ができていたら、
数分のうちに解決できた内容で、
クタクタになって帰宅なんてことはなかったかもしれません。
結局は、「人に聞くのが苦手」なあまり、
自分を自分で疲れさせる羽目に。
緊張・不安・焦りを常に抱える状態になってしまうし、
「体が重い」と常に思うような疲労感に襲われることも。
そういう意味でも、
「人に聞くのが苦手な人」は、損してると思うんです。
さいごに:人に聞くのはメリットだらけ!積極的に質問しよう
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結論、人に聞くのは良い事尽くしだと私は思います。
繰り返しますが、
問題解決に時間がかかりすぎることで、「手際・要領が悪い」「仕事が遅い」と判断される場面が減る
質問をきっかけに、交友関係を広げることに繋がる
自力で何とかする機会が減って、心身ともに疲弊しなくて済む
このように、「質問する」という行動1つでここまでメリットを享受できるから。
人に聞くのを嫌がって避ける人、本当に損していると思います!
是非、参考にしてくださいね!