ワーホリで学んだ!「海外の人=時間にルーズ」は思い込み
こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、現在はフランス在住のiamshishoeです。
2019年~挑戦した人生初のワーホリ。
アイルランドの首都ダブリンでワーホリ生活を送りました。
ワーホリ中、
「意外ときちんとしてるんだぁ…」
と驚いたのは、関わった人のほとんどが時間にルーズじゃなかったから!
全ての人に当てはまるわけではないですが、
「海外の人=時間にルーズ」
という考えは、もはや思い込みだと思いました。
今回の記事では、時間にかかわる私の体験談をお話しますね!
読むのが面倒な人へ!無料音声はこちら!
意外とみんな時間厳守で驚いたワーホリ生活
「海外の人って、平気で待ち合わせに遅れたり、時間にルーズって聞くよね…」
日本を出国する前、友人からしょっちゅう言われたこんなこと。
私自身、
「留学やワーホリ中に、時間厳守で行動するなんて日本人くらい」
と耳にしたことがあったので、そうゆうもんだと思っていました。
ですが、いざワーホリが始まると…
クラスメイト・ミートアップ・友達の友達など色んな人に会いましたが、
みんな時間厳守!
「えっ?!だらしがないんじゃなかったの?!」
と、普通にビックリ。
更に、5~10分遅れる際には事前に連絡が来たりして、
「日本に居るときと同じような時間感覚」
で過ごせたことには拍子抜けしました。
ちなみに、私が待ち合わせをしたことがあるのは、
アイルランド人
イタリア人
フランス人
アメリカ人
ベトナム人
台湾人
韓国人
…覚えているだけでもこのあたり。
幸いなことに、ワーホリ中、
待ち合わせをストレスを感じたことは一切ありませんでした。
みんな日本人じゃないのに、何であんなにも時間厳守だったんだろう?
失礼な話ですが、
「みんな日本人じゃないのに何であんなにも時間厳守だったんだろう?」
と、ふと考えたことがありました。
そこで浮かんできたのは、
本人の性格
相手を尊重する、失礼の無いようにする配慮
期間限定の留学生活を最大限楽しむため
ざっくりこの3つ。
もしかすると、人によっては、
「日本人は礼儀正しいし、失礼なことをして恥をかきたくない」
という気持ちの元、頑張って行動していた人もいるかもしれません。
中でも、個人的に1番しっくりきたのは、
「期間限定の留学生活を最大限楽しむため」という理由。
というのも、特に私のクラスメイトはですが、
2~4週間の留学
仕事の休暇を利用しての留学
など、短期間の滞在予定だった人がほとんど。
加えて、年齢も20代後半、
「アイルランドの時間を、思い切り楽しまなきゃ!」
と、計画的にアクティブに動いていました。
そうなると、時間厳守で行動するのは自然なこと。
「ルーズな人に合わせることで、自分の時間を無駄にしたくない」
という気持ちが感じられた場面を思い出しても納得です。
「海外の人、みんな適当でしょ?」と考える日本人には唯一待たされた
ワーホリ中、驚きを通り越してドン引きしたのは、
留学中の日本人の子がめちゃくちゃ時間にルーズだったこと。
しかも、時間ルーズな理由が、
「外人って基本的に時間を守らないって聞くし、私がわざわざ待ち合わせ時間を守らなくても良いでしょ?」
「日本に住んでるわけでもないのに、時間を守らなきゃいけない理由が分からない」
こんな感じで、「…なんか凄いな」としか思えませんでした。
でも、そうはいっても、
「さすがに集団行動となれば時間も守るのでは?」
と思った私でしたが…
私+海外のクラスメイト数名+その子で待ち合わせをした時にも、
普通に30分以上の遅刻。
待ち合わせのバス停に到着したことを連絡しても反応がなく、
ようやく連絡が来たと思ったら「まだ無理」「遅れる」の返事のみ。
その後は、待ち合わせ場所にも普通にのんびり歩いて登場。
「どうせ、時間通りに来ないかなぁ~と思って」
「普段より、早く家を出たんだけど?」
こんなことも言い始め、唖然でした。
その子が遅れたことで、
1時間に1本レベルでしか走っていないバスにも乗れず、
みんなの気分も萎えてしまい、計画していた小旅行も取りやめ。
バスですぐに行ける市内散策に切り替えて、数時間後には帰宅しました。
自分の時間は自由に使えば良いけど、人の時間を奪ってはいけないと思う
せっかくアイルランドまで行って知り合えた日本人だし、
大事にしたい気持ちはありましたが、
その子の時間のだらしなさに耐え切れず、関わるのはやめました。
信頼関係が破綻してしまったし、「もう無理」だったんですよね。
しかし、こう思っていたのは私だけではありませんでした。
例えば、海外のクラスメイトも、
「いつも約束を守らないし、予定を決めてもあてにならないから嫌なんだ」
と距離をとっていたし、その子と接点が多い別の日本人の留学生も、
「正直迷惑してるし、次はないかな」と呆れていました。
そこで私が思ったのは、
「留学・ワーホリ中、自分の時間をどう使おうが自分の勝手だけど、他人にその価値観を押し付けたり、結果的に他人の時間を奪っているのは問題だと思う」
ということ。
そもそも、その子は、
「海外の人=時間にルーズ」
と決めつけて、
「最初から約束の時間を守らないこと」
が、むしろフェアのように語っていたけど、
それはその子の思い込みに過ぎないこと。
むしろ、その思い込みを都合よく使って周りの人を振り回すのは、
迷惑行為に他なりません。
なぜならば、
時間を守ることは常識だと考えている人
だらしがない行動が嫌いな人
待たせてしまう相手の気持ちを考えられる人
は、海外にもたっっくさんいるからです。
そんな人たちからすると、
「はなから時間を守る気が無い考え方・態度」
なんて本当に迷惑。
その子の周りからクラスメイトや友人が離れていったように、
「付き合い方を考える」
と思い直す人が少なくないのも自然なことです。
さいごに:「海外の人=時間にルーズ」の先入観は捨てて、まずは相手を尊重することを意識しよう
ワーホリを経て私が学んだのは、
「海外の人=時間にルーズ」
は、一種の思い込みだったと言うこと。
それと同時に、
日本人と近い時間感覚で付き合える人はごまんといることに気付きました。
日本でもよく耳にする、
「時間を守らないのは、絶対ダメ」
という考えを持っている人をよく見かけた位です。
こんな私の経験からも、
「海外の人=時間にルーズ」
は一方的な先入観に他ならないし、捨てるべきだと思います。
まずは相手を尊重して、フィルターをかけずに接するべき。
そうすることで、信頼関係を築きやすくなるはずです。
その一方で、
時間にルーズな人
平気で相手を待たせる人
も、もちろんいます。
でも、それは日本でも同じことで海外に限った話ではないですよね。
最終的には、自分がどんな付き合い方をしたいかにもよりますが、
私が「絶対避けるべき」と思うのは「他人の時間を奪う」こと。
人生をかけて行くワーホリ中、自分が、
迷惑をかけられる側
迷惑をかけてしまう側
のどちらにもならないように気を付けましょう!