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DELF B1初受検!感想と試験前にやっておいて良かったこと
皆さん、こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、現在はフランス在住のiamshishoeです。
つい先日、DELF B1の試験を受けてきました!
試験を終えて思ったのは、
「やっぱ、日頃の勉強や試験対策は本番に大きく影響するな」
ってこと。
それでは早速、
私がどのようにDELF B1に挑んだか
試験当日の様子
などについてお話しますね!
DELF B1初受検!試験前に心掛けたこと
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私の場合、
試験を受けると決めた時から、なるべく幅広い話題(天気・スポーツ・料理・趣味・環境問題・教育など)に触れるよう心掛けた
ほぼ毎日、2分位で読めるニュース記事を2つは読むようにした
ライティングで自己添削をする時には、違う言い回しや類義語を勉強するようにした
ほぼ毎日、2~3分位のビデオやラジオを見る/聞くようにした
自分の関心が薄いテーマをあえて探し、読む/聞く/書くようにした
こんな感じで試験前の約2か月を過ごし、
試験の約1か月前からは、
DELFの試験問題(全ての技能)をほぼ毎日解く
スピーキングの第3パート対策として、準備時間の時間管理(10分)を徹底してひたすら練習する
こんな感じで、とにかく試験中にしどろもどろしないように準備!
毎日毎日ひたすら4技能を鍛えることで、
DELFの試験問題自体にも気づけば慣れ、本番を迎えました。
意外と周りがうるさい?!集中しきれなかった試験本番
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試験が始まって少し経った頃、
「…なんかうるさくね?」
と、なんとなく周りの様子が気になるように。
というのも、挙手をして質問をする受検者が何人かいて、
試験官とのやりとりの話し声などがうるさく感じてしまったんですよね。
よくよく考えると、これまでDELFの勉強は自宅で1人でやっていたので、
外の騒音が気になることがあっても話し声に悩むことはなかったわけです。
そんな背景もあり、なんだか落ち着かない気持ちになってしまって、
正直集中力もイマイチ続かず…。
リーディングなんて、
「…あぁっ!面倒くさくなってきた!!」
と、モチベーションすら低下気味になってしまいました。
さすがにコレは予想外でしたが、集団で受ける試験では起こりうること。
普段、1人きりで静かな環境で勉強している方の場合、
本番ではこういった環境の変化で集中力が途切れる可能性がある事も、
頭に入れておいた方が良いかもしれません。
《リスニング》記述式の回答、こんなに多いっけ…?
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私が1番苦手とするリスニング。
まぁ、解答用紙を見てちょっとビックリ。
なぜならば、想像以上に記述式の解答欄があったから!!
「おーいおいおい…これは…まずくないか?」
と思った矢先、
「記述式は、とにかく書いて!何か書いて!!!ね!!!」
と熱心に教えてくれた個別レッスンの先生の声が…。
「あぁ、そうだ…書かなきゃ0点だったわ」
と思い直し、必死に書いて終了。
1問だけどうしても答えられない記述問題がありましたが、
それ以外は「何が何でも書く」と心に決めて諦めずに取り組みました。
その他の選択式解答の問題は、練習通りにできて一安心。
繰り返し繰り返しリスニング対策をしていたので、
「あぁ~今回はこのテーマね…」
と、試験中にも若干余裕がありました。
《リーディング》問題と解答が1つの冊子で両面印刷、なんか書きにくい…
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コレも、私としては想定外でしたが、
問題と解答が1つの冊子で両面印刷されていて、
「なんかめちゃくちゃ読みにくいし解答しにくい!」
ってのがありました。
具体的には、リーディング本文の裏面が回答欄になっていて、
まず読む→ページをめくって質問確認
回答する→ページをめくって本文確認
みたいなことを繰り返すことになり、
「…で、なんのことだっけ?」
と、一瞬混乱したり、非常にやりづらく感じたんですよね。
というのも、自宅で使っていたDELFの問題集は、
基本的に見開きのページで読解&解答ができるものだったので、
いちいち何度もページをめくるってことが殆どなかったんですよ。
そんなこともあり、
「うわぁ…このパターンか…慣れてないわ」
と思って、なんか、すでに疲弊モードに。
自宅で解いていた時の半分くらいしか集中できずに終了。
まぁ…これも実力のうちですね。
《ライティング》テーマが苦手なやつでドキッ…!
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「うぉっっ…なんと…」
と思ったのは、ライティングのテーマを見た時。
一言で言えば、自分が慣れていないテーマだったんですよね。
「え?これ、どうやったら良いんだっけ?」
「うーん…こんな感じだったけなぁ?」
などと考え、とりあえず時間内に書きあげましたが、
まぁ正直ビックリはしました。
ただし、動揺したりパ二くることは皆無!
なぜなら、常日頃から、
「自分が触れていないテーマに当たるようにしよう」
と考えて試験勉強をしていたから。
すなわち、私にとっては、
慣れていないテーマに当たることは慣れていたこと
だったんです。
本音を言えば、自分が得意だと感じていた、
友達にメッセージを送る
上司にメールを送る
に当たりたかった気持ちはありますが、
試験ってそんなにうまくいくものでもないし、都合のよいものでもない。
「これが試験だよね」
と思いながら、ひとまず書き上げました。
《スピーキング》試験官の感じが良くて安心!練習の成果をいかんなく発揮
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個人的に、
「あぁ…試験対策を頑張って良かった!」
と思えたのは、スピーキングテストを受けた時。
なんといっても、
自己紹介が練習通りにできた
試験官の感じが良く、なんとなく楽しみながら話せた
プレゼンでは、アイディアをしっかり出せ、それを順序だてて話せた
試験官とのやり取りの中で、話題を自ら広げることができた
こんな感じで、「頑張ったぞ!」と心から思えたんですよね。
その上、第2パート終了時に、
試験官がグッジョブ👍🏻👍🏻のジェスチャーをしてくれて、
一気に自信がつきました。
やっぱり、
スラスラと自己紹介ができる
プレゼン準備中に、アイディアがポンポンでてくる
試験中に緊張し過ぎず、笑顔を意識しながら試験官の目を見て話せる
これができたのは、日頃の取り組みの成果だと思います。
シンプルに、
自分がきちんとやってきたことはちゃんと身に着くと実感!!!
さいごに:常日頃からの準備が重要!積み重ねを意識してやってみて
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DELF B1の試験を受けて私が思ったのは、
「常日頃からの準備がものを言う!積み重ねを意識していやるしかない!」
ということ。
正直、付け焼刃ではどうにもならない試験だと思うので、
これから受検を控えている方は、私のコレ⇓を参考に、
試験を受けると決めた時から、なるべく幅広い話題(天気・スポーツ・料理・趣味・環境問題・教育など)に触れるよう心掛けた
ほぼ毎日、2分位で読めるニュース記事を2つは読むようにした
ライティングで自己添削をする時には、違う言い回しや類義語を勉強するようにした
ほぼ毎日、2~3分位のビデオやラジオを見る/聞くようにした
自分の関心が薄いテーマをあえて探し、読む/聞く/書くようにした
少しでもフランス語に触れる努力をすることをおすすめします。
それ自体が、DELF B1の試験対策に大きく関与すると思うので、
今日からさっそくトライしてみて下さいね!
その他、試験中の環境面は、正直運もある気がします。
どの言語でも、一受検者が多いと一般的に言われる中級。
どうしても騒がしくなってしまうのは仕方がないのかもしれません。
ぜひ、参考にしてくださいね!