Summer add depth to 6/6~
これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓
6/6 (Mon) 節約意識を持つ
限りなく社食に近い外食、役所の食堂に行くとあることに気が付いた。券売機から少し離れたところで食券が売られているのだ。張り紙には"5000円→5550円分 7000円→7800円分"と書かれていた。私がそれに気付いた時、(服装的に)役所の職員ではなさそうな方がちょうどそれを購入していた。なんと、外の人間でもいけるのか。そうかそうか……。
「もっと早く気付けばよかった」と「今からでも遅くはない」という相反する感想を同時に抱きながら即座に財布を確認すると中身は6000円余り、物は試しで5000円の方を購入した。間違いなくお得なので、次回からはこの食券を忘れずに通って、なくなり次第今度は7000円の方を購入しよう。まだしばらく今の環境で仕事を続けるはずなので、少しでも節約意識を持っていきたい。
6/7 (Tue) 窓越しに海と駅を
先々週くらいに寄ったカフェに再び来訪。2階席があることが判明したので今回はそこで過ごすことに。立地的にはちょうど駅と海の間で、距離的には数十mしかないだろう。津波が来たら一溜まりもないだろうが、地形的には来ない気がする。知らんけど。
しばらくすると階下からとてつもなくいい香りが漂ってきて、お店の方に尋ねると「ちょうどクッキーを焼いたところです!」とのことだった。我慢できずに即買い。あと美人さんだった。
自宅から無理なく来れる範囲にある、立地的には程よく田舎寄りだが程よく小洒落た店舗。こういう心地のいい場所には今後も定期的に通い続けていきたい。売上という形で少しだけお店の応援もしながら、自分自身の健康を保っていくためだ。
6/8 (Wed) マスタースペシャル
朝昼兼用で、行きつけのカレー店へ。中に入るといつものママさんはお休みで、代わりにご主人が立っていた。はじめましても程々にいつものハーフ&ハーフで注文すると、いつもと違うテイストで出してくれた。曰く『真打にしてマスタースペシャル』だという。
明日からはまた仕事で、そしてまた天気が今ひとつ読めない微妙な日が続く。折りたたみ傘のお世話になるのも一度二度ではないかもしれない。
6/9 (Thu) そういうのは(設定上)ないです
仕事の合間に座席の近い同僚と年齢の話になった。
きっかけは始めて隣同士になったお姉さんで、私が30前半だと話すと近くにいた他の人も巻き込んで動揺が走ったのだ。話を聞くと、どうやら私の見た目が雰囲気や略歴などとちぐはぐで、年齢不詳の人物として認識していたらしい。
その後は周囲の数人でカミングアウトする流れになって、隣席のお姉さんは2つ上、最近おなじみ(?)の週三の女神は1つ上とのことだったが、当の本人は「生まれ年は一応○○年ですけど、私年齢とかそういうのは(設定上)ないことになってるんで~」とのこと。これには全員吹き出してしまって、「アイドルみたいなものかな……?」等色々な感想が飛び出した。この人やっぱりブレねぇな。
6/10 (Fri) 中身に見合った外見
そういえば、普段使っている鞄を変えた。前職の頃から使用していたリュックはお値段お手頃でそれなりに色々と入るので重宝していたが、毎日そんなに荷物がないんだよなぁとふと気付く。なにせ貴重品を除けばタンブラー1本と折りたたみ傘くらいなものだ。家にあった鞄のひとつに手を取る。コーヒー豆を出荷する際に用いる麻袋を再利用したそれはデザインも最高だがそれ以上にサイズ感がピッタリなので重宝している。
6/11 (Sat) 童話の朗読
仕事の合間、唐突に「案山子さんの声って旅番組のナレーター感ありますよね」と座席の近かった週三の女神に言われた。藪から棒にどんな感想だとツッコもうとした矢先に、今度は隣席のお姉様が「確かに、週末にBSの帯番組でやってそう」という異様に具体的な例えを挙げて同調して、終いには「Audibleで童話とか朗読して欲しい。買うかも」という一体どこのどの層に需要があるのか全く未知数な要望を頂戴するに至った。……いや、やりませんよ?
要約すると"安定感のある声"というリスペクトなのだが、そんな風に言われたのは本当に初めてだったのでとにかく驚きと戸惑いが半々だった。
自分が普段どんな声でどんな風に話しているかを客観的に理解しているという人が、この世の中に果たしてどれくらいいるだろうか。もしかしたら自分自身の声を録音して聞いたこと自体今まで一度もないという人だっているかもしれないし、自分の声を知らぬまま歌って「音がズレてる」だの「音痴」だの酷評されている人だっているかもしれない。もしかしたらね。
……私って、一体どんな声で話しているのかしら。
6/12 (Sun) 何事も振り返れ
仕事の件数もほとんどなく、昼休憩の後に若干うとうとしていると管理者に呼び出された。勤務態度的なやつかと身構えているとそうてはなく、業務品質の振り返りとのことでひとまずは安心した。何でもここ1週間くらいの間は事業所の全員の業務対応を抜き打ちでチェックしていたらしく、一人一人に合わせて個別にフィードバックをしているらしい。
今の仕事について2ヶ月あまり、未経験でありながらも少々難しい専門的な部門を任され日々奮闘しているが、初回の振り返り結果は決して悪くはないものだった。ただ所々に改善の余地があるので、それは一つずつ潰していきましょう……と。ただ「アレがダメだ」とか「コレがなってない」とか指摘するのではなく、自発的に改善点として受け止められる様に話をしてくれるので(少なくとも私は)一切悪い気はしない。
そもそも、人生いつどこでどんな経験が役に立つか誰にも分からないのだから、例え期間限定の仕事のつもりであってもこうして時々物事を振り返っていった方が明らかに得なのだ。来週から意識的に取り組んでいきたい。
完全に余談だが、私が仕事の合間についうとうとしがちなのは近くに天カセ空調*1がない奥まったスペースにいることが多く、二酸化炭素濃度が高くなりがちだからだ。決して怠惰な訳ではない、決して。
*1 正しくは天井カセット型空調、オフィスなどの天井に埋め込まれた形のもの。
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