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The End of Tedium 1/30~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

1/31 (Mon) クリフトン・ストレングス

日記のタイトルを変えた。今ある日常の退屈さに歯止めをかけるというか、今ひとつすっきりしない現状を払拭したいみたいな気持ちを込めて付けてみた。ついでに、大文字を拾えばテトになっている。

普段ならば朝6時に起床、身支度を済ませて出社……という流れだが、今週は体調を崩さない程度には自由に惰眠を貪ったり夜更しをしてもよい。とはいえ何も定めずに悠々と過ごしてしまうのも気が引けたので、普段よりも少し後ろの時間帯にアラームを設定した。

改めて、せっかくの休み期間にどこから何をしようかと考える。まずはつい先日友人から教わったばかりの、才能診断とやらにチャレンジしてみることにした。

診断には2種類あって、34項目のうちの特に自分が強みとする5項目だけを調べる簡易的な方と、34項目全ての適性を明らかにする方だ。診断費用にも違いが出てくるので、今回は簡易的な方を選んだ。(もしかしたら、後になって全部解明したいと思うかもしれないけど)
結果は別途記事に起こした。今後は意識的に自分自身の強みを発揮できるような働き方ができたらいいなぁ。

2/1 (Tue) 机に向かうという習慣

今の部屋に引っ越してから、個室のベッド横に設けられた机を使用することがほぼ全く無かった。居間で過ごすことが多かったために居間のソファとテーブルばかり使っていて、机の方は正直手近なものを一時的に置くだけの台と化していた。
平常時ほどの仕事はないにせよPCを開く機会はある。一番はやっぱりNoteを読んだり書いたりする時間になるが、それ以外のことをすることも考えて机の周りを少しだけ整頓。少なくともテト明けまではこの机を愛用したい。行きつけの飲み屋のカウンター席には及ばないが、これも一興……なのか?

2/2 (Wed) 冷えた身体によく効く

日本へ一時帰国できない代わりに、とりあえず寒さだけでも味わっとけ!と言わんばかりの寒い日々が続く。
東南アジアに住んでおいて何を言い出すのかと思うかもしれないが、このハノイという都市には曲がりなりにも季節があって、今は一応冬にあたる。スマホの天気予報アプリなどは日中気温15℃前後を表示したりするが、この数字を決して鵜呑みにしてはいけない。日本とは異なる独特な気候がそうさせるのか、実際の数値よりも肌寒く感じやすいのだ。特にバイクなど運転しようものなら袖口から冷気が入り込んだり指先がかじかんできたりするので要注意で、悪いことは言わないからなるべく手袋を用意すべきなのだ(力説)!

そんな日々が続くとさすがに堪えてくるので、中途半端な時間帯を狙って日系ホテルの銭湯へ。こんなテト真っ只中でも利用者は少なからずいるようで、誰もいなければ写真の一つでも撮ってやろうと思っただけに断念。サウナはともかく通常の露天風呂ですら屋外のひんやりした空気と相まって骨身にしみる。何もニャチャンやフーコックへ旅行するだけが正解ではない、別解というやつがこの世の中には往々にしてあるのだ。あぁ~、今日も良い一日かよ。

2/3 (Thu) ジャンクへの渇望

今回のテトはできるだけ自炊をするつもりで、果たしてどこまでいけるだろうかと思っていたら折返しの後半でジャンクフードに対する渇いた欲望みたいなものがこみ上げてきた。気が付いた頃には近所のバーガーショップから手頃なサイズのものをセットで一つ、単品でもう一つを注文していて、届くやいなや無心で頬張った。
自分でも驚きが隠せないのだが、元々78~80kgを行き来していた体重は自炊生活を初めて以降78kgを下回るようになっていた。それこそ昨日サウナ上がりに体重計に乗った時なんてもう75kg以下まで落ちていて、ある程度しっかり食べるか運動するかしないと痩せ細る一方なのだとしみじみ感じている。

夕食も済ませてしばらく経った頃、同い年の友人から電話があった。なんでも共通の友人との宅飲みから勢いでニャチャン行きの手配をしたらしく、既に海が一望できるホテルの一室に滞在しているという話だった。ハノイにはいつ戻るのかと一応尋ねると「年末までには帰るだろう」という回答が帰ってきて、テトの正月も過ぎた今から2022年末まで……およそ11ヶ月もの間現実逃避に興じるつもりなのかと大いに困惑した。
なお実際は一泊二日だそうだ。そりゃそうよな。

2/4 (Fri) ひとり科捜研ごっこ

地元にいた頃の夢をみた。
あまり行く機会がなかった父方の祖父母の家が出てきて、夢から醒めて間もなく、あれはどの辺りだったかと拙い記憶を頼りに場所を探し始める。住所なども控えていなかった私は、Google Mapを開いてから最寄りの地下鉄の駅を探して、その側にある大通りから一本脇に入って住宅地を突き抜けた先の、途中にある公園か何かの緑地に面した旗竿地の一軒家を見つける。その道の何軒目にあるどの建屋なのかはストリートビューで正確な座標まで突き止めてから、何故そんな刑事ドラマに出てくる科捜研みたいなことを一人黙々と取り組んでいたのかと正気に戻る。
それでも、目的のものは無事に発見できたのだから上々だ。そうだろう?

2/5 (Sat) 少しだけ優雅な週末

無性にホテルのケーキが食べたくなって、近所の友人を誘った。出発したのがちょうどランチ帯だったので、先に軽食を済ませてからの優雅にお茶の時間でも楽しもうと思った。定番はやはりサンドイッチで、特製ダレが効いたカツサンドか、もしくはオーソドックスなクラブハウスサンド……と、お互い同じことを考えていたし、いざメニューを開くまではそのつもりだった。

白米は少なめ、だがおかずで十分満たされる

どういう訳かお互いに食い意地が張ってしまって、私はチキン南蛮御膳、友人は銀鮭の塩焼き御膳を頼んでいた。確かに近場の日本食屋よりも値は張ってしまうが、それでも十分満足のいく品数と味だった。食後にはフルーツまで出てきて、いやいや、今日の私達の本来の目的はケーキだから!と気を持ち直して新たに注文した。私は抹茶チーズケーキ、友人はモンブランを選んだ。

左側の特製生クリームが非常にいい仕事をしている

食後には無印良品の話になって、お互いに欲しいものがあったので帰りがてら寄り道。私はいくつかの文房具とカレーのパックを購入した。相変わらず白米は炊かないが、まずはオートミールで試してみようと思う。

2/6 (Sun) 雪崩の如く

度々刑事物を見ているせいだろうか、Netflixのオススメに"アバランチ"が挙がっていて、(正確には昨夜から)雪崩の如く一気観していた。ついこの前まで地上波で放送されていたタイトルが配信開始するのも珍しいと思いつつ、綾野剛の素面のまま狂人みたいなあの独特の感じとか、福士蒼汰がもうとっくにアラサーになっていることとか、その他挙げれば枚挙に暇がないのを毎話楽しみながらあっという間に駆け抜けた。

そういえば、弊社のテト休みは明日までだ。本当は明日から仕事始めの予定だったのだが、上司曰く「(ベトナムの)暦が悪いので1日ずらす」という話だった。日本でいうところの六曜*1のようなものがこちらにもあって、かつ当日は仏滅*2のようなものだと理解すればいいのだろうか。「休みが増えてラッキー」というのが率直かつ正直な感想だが、ただ無為に過ごすわけにもいかないので、少しだけ予定を立てる。

*1 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口からなり、日毎の吉凶を示したもの。
*2 六曜の中では最も凶の日とされる。

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