続・月いくら~の話

続、本気と書いてマジな話。

「前回の記事」からおよそ一月弱。
同志にシェアされてみたり、出先で感想もらってみたりと思いのほか反響があった。深謝!
個人的には承認欲求がアフィリエイト的に満たされ嬉しい限り(´・ω・`)。
しかし、とは言え、「毎月の給与がいくらで、出費がいくらで(ry」という話だけでは若干物足りないのでもう少し追記したい。
またこんな話を書き始めたからには。多少は建設的な話もするべきだと思うので、単純なコストカットではない生活費の節約方法など、自身の考察も交えつつ挙げることとする。

①一時帰国の費用
「前回の記事」に則り、テト時期の一時帰国費用が自己負担だと仮定した場合における、備えるべき貯蓄額のシミュレーションを載せる。

帰国費(国際線往復)*1:3-4万円
国内交通費*2:0.5-1万円
*1 テト時期のVietjet Airでハノイ-羽田間 or ハノイ-大阪 間の往復を想定
*2 空港~自宅間や滞在期間中の外出時の公共交通機関を想定

☆地方出身の場合
国内交通費(飛行機往復)*3:+2-3万円
*3 主に国内LCCの利用を想定。なお筆者は今年のテトはさっぽろ雪まつりシーズン直撃によりAIRDO3万円超。

☆女性の場合
自己管理費*4:+3~3.5万円
*4 化粧品の一括購入代。費用感は女性誌のコラム記事等を参考に。
前回の記事では、ここで発生した金額を12ヶ月で分割試算していた。

上記を元に一時帰国にかかる最低費用を算出し、その上で土産代やら交際費やら(個々人の裁量による、大体でいい)を加算。
総額を12で割ると月当たりいくらの貯金が必要なのかが把握できる。

一例(地方出身女性):
帰国費:4万円
国内交通費:3.5万円
自己管理費:3.5万円
交際費:2万円
土産代:0.5万円
その他:1.5万円

合計:15万円
→1.25万円 x 12ヶ月の貯蓄で可能

なお、上記ではテトと書いたものの、実家からの突然の訃報と読み替えてもいいかもしれない。要するに(口座に)いくら位あればいいのか?という話なので。

②住居費の削減
シェアハウスに住む or サービスアパートのルームシェアリング、具体的には下記3パターンのいずれかにより住居費の削減を図る。
1. 既存のシェアハウス(簡単)
2. サービスアパートのシェアリング(普通)
3. 1戸建て物件のシェアハウス化(難関)

1. 既存のシェアハウス(簡単)
例えば下記リンク先の物件。
https://kaigai-bbs.com/vnm/han/thread/rent/view/58459/
既にある日系のシェアハウスで月額320~350$。
特にこの物件の場合は日本人エリアなので生活面での苦が無いのがポイントか。
ただここの場合ではTrung HoaやMy Dinh方面の単身向けサービスアパートと同価格帯であり、そこまで大きな節約意識にはならない……かもしれない。
なお非日系(英語圏)だと月額200~300$が多いので、多少の英語力があるならそちらもおすすめかもしれない。

2. サービスアパートのシェアリング(普通)
例えば下記リンク先の物件。
https://hanoivietnamhome.com/ja/quality-04-bedrooms-for-rent-in-tu-liem-ha-noi-2/
4LDKで1250$なので1人当たり312.5$。
清掃などのサービスが付く他、比較的新築に近い綺麗な物件も多いなど魅力的だが、上記のような価格帯で物件を探すと、必然的にMy DinhやTu Riemなどの西側方面になってしまう。
そして何より、まずは自力で物件を探したり入居者を募集したりする必要がある。
また退去者が出る場合には、その穴埋めも探さなければ1人当たりの負担も大きくなるため注意が必要である。

3. 1戸建て物件のシェアハウス化(難関)
こちらも上記同様、例となる物件を紹介する。
https://hanoivietnamhome.com/ja/house-04-bedroom-for-rent-in-ba-dinh-ha-noi-2/
4LDKで950$なので1人当たり237.5$。
ローカル一戸建て物件ということで、恐らく探せば探すほどより好条件な物件が見つかると思われる。
ただし、契約締結から内装・設備の補修に至るまで、事ある毎に大家との対応力が問われてくる。
そのため、いかに理解のある大家と出会い。確かな信頼関係が築けるかどうかが鍵になってくる。
勿論上記2. 同様に入居/退去管理も疎かにしてはならない。

③交通費の削減
至って単純、電気自転車orバイクを購入して自分で通勤するという方法だ。
以下は、筆者の実例を基にしたシミュレーションである。

バイク本体:10,000k VND
ガソリン代*1:約300~400k VND/月
メンテナンス代*2:1,500k VND/年
*1 ハノイのガソリン料金は約20k/1l
*2 パンクやオイル交換、損耗した部品の交換等。不良が多発したり、ぼったくられない限りは大体この位のイメージ。

上記を合計すると、購入からの1年間で約15,700k VNDとなる。
前回の記事で通勤費を2,200k VNDとしていたから、それと比較した場合8ヶ月で元を取っていることになる。

④副業を始める
例えば空き時間を利用してリモートワークをしたり、趣味・特技を活かして習い事を(個人レベルで)開講したり、など。
形のないもの(時間、技術、情報、etc……)に自分で価値をつけて提供するというのは、(内容や形態にもよるが、)思わぬ収益や実績に繋がる事があるかもしれない。

【所見など】
・当然ではあるがテト期間の航空券は割高になるので、仕事に穴を空けられるのならば時期を避けた日程の方がそれなりに費用を削減できる。
・日系のシェアハウスやゲストハウスが余りにも少ない印象。英語で調べるとそこそこ出てくるのだけれど、日本語だとマジ出てこない。
・っていうか皆さん、一体どこでどんな生活してます?(唐突な好奇心)
・20~30代の女性をターゲットにしたコンセプトシェアハウスとか需要有りそう。
皆で持ち回りで自炊生活とかすれば、食費代そこそこ浮くと思う。プラットフォーム作ったら面白そうなので、興味ある人ゆるく募集。
・(遠い異国の地で)僕 た ち は ど う 生 き る か
※言いたいだけ(笑)

#海外生活 #考察 #ベトナム #ハノイ #家計 #試算

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