私とあなたで一騎討ち!という話
それは人と人との見合い勝負。
見切り、見通し、見極めて、その先に待つもの――
先日の記事(以下参照)でも少しだけ触れたが、近頃の自分は多くの人の手や言葉を借りながら、これから"どうしたいのか"、"どうありたいのか"なんていう命題に対する答えを絶えず模索し続けている。
そんな中で、新たに一つの気付きを得たのでその辺りについて書きつづってみたい。第して、個人戦の話である。
「案山子くん、大人数の会とかだと聞き手に回ることが多いでしょう?
本当は話の引き出し多いし面白いのに、それを知る人は意外と少ない。
そういう意味では、1対1とか少人数の場なら圧倒的に強いかもね」
―2020年11月某日、ハノイ在住女性、平日ディナーにて
そんなアドバイスをくれたのは、とある同年代の異性の友人だ。私は彼女のことを全面的に信頼しているのもあって割と何でも相談しているし、彼女もそれに対して丁寧に返してくれる(本当にありがたい)。
……というか、ん、待てよ?
そういえば、これと似たような話を昔書いた気がするぞ。
えー、
あれだ、
人の集まる場所、
そう、確か、飲み会で、
活・断・層!!
そうだ、そうだよ、それだよ。
こんな身近な所にヒントがあったじゃないか。
大きい飲み会……もとい団体戦、特にバトルロイヤル形式が不得手なのは、他ならぬ自分自身が一番よく分かっている。
だからこそ、その反対で少人数に……それこそ一卓(多くて5人まで)にこだわればいい。なんならサシだって構わない。すなわち個人戦である。
そこは洋上の孤島、大陸から離れた絶対圏域。
仕掛けるのは正真正銘の一騎打ち。手札の種類と手数の多さで圧倒し、決着まで一網打尽。
「イメージするのは、常に最強の自分」……あぁ、相分かった!!
見合い勝負の居合い勝負。
抜くのが先か、斬るのが先か、あるいは同時か。
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