月いくらで生活できるのか、月いくらで生活したいのか、という話
もう本気と書いてマジな話。
某Twitterで某人材紹介会社の人が書いた某記事に対して、色々と思う所&考えさせられる所があったので筆を執った次第。
※恥ずかしながら、元Tweetに対して素直にdisったのでここでは貼りません。
【月いくらで生活できるのか?】
①前提条件
・20代独身
・住居、職場共にハノイ市内
・完全週休二日制
・医療保険あり
・家賃補助なし
・一時帰国費用は自己負担
※入社2年目以降に年1回支給される制度、と想定
・レート:1 USD = 23200 VND
②生活費シミュ(目安)
・住居費: 400USD(9280k VND)
・光熱費: 800k VND
・通信費: 300k VND
・食費*1: 350k x 30day = 10500k VND
・通勤費*2: 100k x 22day = 2200k VND
・生活用品費: 1000k VND
・自己管理費*3: 1200k VND
*1 日本食屋等で1日2食を想定
*2 1ヶ月30日、土日各4日ずつを除いた22営業日の出勤と仮定
*3 日系の美容室やスーツのクリーニング代等を生活用品費と別に想定
※女性の場合
・生活用品費*4: +600k VND
・自己管理費*5: +1500k VND
*4 化粧品等は女性誌のコラム記事を参考(予め日本で購入し持ち込みと仮定)に、洗顔など一部のものは現地でも手に入る事から日本よりは少し低い程度とした。
*5 美容室でのカラーやパーマを加算。
ここまでの合計: 25280k VND (1089USD)
※女性の場合: 27380k VND (1180USD)
【月いくらで生活したいのか?】
③交際費
県人会、同年会、同窓会支部、〇〇同好会と挙げればキリがないが、
ここでは飲み会1回当たりの費用の相場を、店のジャンル毎に記載する。
洋食(イタリアン等)…600~800k VND
日本食屋…500~700k VND
中華/韓国…200~400k VND
ビアホイ…100~150k VND
※実際には自宅からお店までの移動費も見積もる。
④自己投資・趣味
ジム、語学、スポーツ、習い事等々。
ジムに関しては場所によってピンキリで、会員のパスポート料金が不明瞭だったりするケースも多いが、月当たり500k~1000k VNDの範囲で通ってる人が多い印象。
スポーツなんかは初期投資が無い(身体1つでできる)手軽なものから、用具一式揃えるものまで。ゴルフなんぞやろうものなら、がっつりお金が飛ぶ。
⑤余暇
テレビ(Netflix、Hulu、民放オンデマンド配信、AmazonPrime等)
TVerやなんかは見逃し配信の範疇ならタダだが、そもそもVPN接続の必要があるのでサービス契約すると月額で1000~2000円程度。
Netflixとかは月額1000円程度。
あとは読書(AmazonKindle等)あたりだろうか?
【所見など】
・病気や怪我、事故等に対する保障について、何だかんだ自動的に担保されているのが日本。
対して、自分で担保するのがこちら側。もちろんしなくてもいいが自己責任。
※全くしていないと、事と次第によっては詰む可能性も?
・特に過不足なく生活が送れるのはNet 1500$程度?でも正直豊かではない気がする。
交友関係に重きを置いたり、趣味を持ったり、ある程度の貯蓄(一時帰国や将来の為)を考えるならNet 2000$位は欲しい?
・特に20代~30代前半で独身/単身の場合、交友関係は(コミュ障でもない限り)遠い異国の地で生きていくのに必要不可欠なはず。
筆者的には、とある省から電車で片道数時間かけてハノイに遊びに来る友人に会う度に強く実感する。
・というか、本国で契約/派遣社員が忌避される昨今において、それ以上の無法地帯と化しているのが東南アジア諸国の現地採用事情なのでは?(唐突な問題提起)
・給与や福利厚生が(日本と比較して)薄いことに見合ったキャリアやスキル等を、現地法人側は提示できているのか?そもそもできるのか?
単なる(駐在員と比較して)コスパのいい日本語人材になっていないか?(続・唐突な問題提起)
・男としてはやはり、(飲み会等では)女性よりも多く払ってあげたい☆
・もし私が駐在商社マンだったら1000$前後の現採女子にパパ活したさある(意味不明)
はてさて、私にしてはまぁまぁ真面目に書いてみましたが、いかがなもんでしょう?
自分の給料を元に考えてみたり、現在の生活水準と照らし合わせてみたり、少しでも役に立つと嬉しい限りでございます。
P.S.
このテーマに関して、ちょっと建設的な改善?打開?方法を考えてみたいので、追って記事にしたい。できれば今月中には!
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