Underwater, or Water surface? 12/27~
これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓
12/27(Mon) もはや水面下に非ず
伝え聞いた話では、今日から市内の危険度指数が上がるとかで日本人街のレストランなどは皆デリバリーのみの営業になるらしい。その上で改めて毎日の数値を追っていくと、ハノイはもう2000人/日に達しそうな勢いだ。
先月よりこの日記のタイトルを「落ち着いた様に見えて実は水面下で、もしくは……?」という意味合いで付けたが、さすがにもう水面下でひっそりという感は通り過ぎていると言わざるを得ない。是非も無いか?
年末のカレンダー配りはほぼほぼ果たしたものの、一部地域はPCR陰性証明の提示が必要など規制が厳しくなっている。やむを得ずいくつかの営業先にはEMSで送ることにした。当然挨拶状も同封して、なるべくできることをするようにと努める。
出社後は麻雀仲間の自宅へと寄り道、牌とマットを受け取りに向かう。木曜には同じ仲間内で別の人に渡さなければいけないので、ちょっとだけお世話になる。
本当は一時帰国時にドン・キホーテで免税で購入*1したものがあったのだが、以前住んでいたシェアハウスに保管していたらいつの間にか紛失していた。もしかするとどこかの誰かの手に渡っているのかもしれない。まぁ、有効活用されていれば悪い気はしねぇな。
12/28(Tue) そんな話は初耳学
取引先と提携関係にある会社から仕事の相談が舞い込んでくる。過去に訪問したことのある会社だったので前置きも早々に現場視察の段取りをつける。これも、来年早々に着工する案件になりそうだ。
ちょうど昼休憩の時間にSNSを開くと、大政絢の結婚報告がトップに表示されていて、「えっ」と思わず声に出るくらいには驚いた。地元が一緒なのもあって結構前から推していたし、一時期はスマホの待受画像にもしていた(大半の人は誰なのか知らなかったようだが……)。
夜は友人宅で麻雀。最近赴任してきたばかりの人が私と同年だというので、紹介も兼ねてのセッティングだった。友人宅から比較的近い飲食店でデリバリーを頼み、各自適当につまみながらの4半荘。「いや~手積みなんて久々だ~」なんて言ってるうちは平和なものだよ、黙ってると大抵聴牌(しかも高め)だったりするんだから。……ほら、案の定だ、全くもう強いじゃないか新人くん!私の負けだよ~。
12/29(Wed) 納まるのは日本だけ
昨日相談された会社へと早速訪問。要クイックテストとのことで早々に済ませたのが功を奏したと思いたい。いざ赴くと、本題以外にもいくつか小さい補修工事なども検討しているようなので、その辺りもカバーしていくことになりそうだ。
先日書類一式を提出した客先から、見積の見直しの要望があったのでこちらも対応。本社側がとにかくドケチ体質……とは先方の弁だが、数値的にうちもギリギリのラインを行かなくてはならない気がしてきた。これ、大丈夫かな。
日本は昨日が御用納めだというのに、こちらは全くその気配がない。会社のカレンダー自体は31日まで営業日になっているが、反面有給休暇奨励日にもなっている。せめて1日くらいは休もうと心に誓う。
夜は気心の知れた同い年の男共数人と密かに忘年会。私がせっせと貯めていたCapichi*3のスタンプ特典による会計2割引クーポンを武器に、昔の事務所からやや近い焼肉店で来年の抱負から最近の下事情までジェットコースターの如く語り合う。
でも、本当の抱負はその場では明かさなかった。来年は、来年こそは、もっと賑やかな会にしていきたい。戦友達が一人また一人と帰国していくばかりで、新しいメンバーを温かく迎え入れることも中々叶わなかった2021年。まるで沈みかけの船みたいで、もう嫌だからなそんなのは。
そしてどうでもいい(いやよくない)けど古い奥歯の銀歯が取れた。よくもやってくれたな、石焼ビビンバよ……。
12/30(Thu) 予定が計画を繰り上げる
朝からカレンダー配りのために出発、一応この日で回りたかった方面全てを回ったことになる。何とか目標達成である、やれやれだぜ。
いずれ往来がシビアでなくなった暁には、再度訪問していきたい……そんな営業先がたくさんある。来年(主に上半期中)の目標の一つは私の挨拶状に対する心のエアリプ*2の回収かな。
先日F1になった友人が無事に開放されたというので、急遽釈放祝いだと称して宅飲みを決行する。
ただ本当に急展開だったので、デリバリーで鍋パをやるにしても色々なものが足りない。まずは鍋が初期装備のショボいやつ1つしかないので、牡蠣鍋とクエ鍋を同時に食卓に並べるにはもう1つ必要になる。その他、飲み物から色々と足りないものがあるぞ……ということで、買い物へと向かう。
いざ自宅に招くと、いや招こうとすると、それまで気づかなかったことに気づく。例えば食器やスリッパなど、自分一人が最低限必要な分しか持っていなかった。自分で作って自分だけが食べる前提なので、菜箸やフライ返しやお玉はまだない。そして恥ずかしながらトイレットペーパーもティッシュで代用していたし、こんな調子でよくやれたなと一周回って関心してしまう。
そういう訳で、週末から少しずつ色々なものを買い揃えよう。せめて自宅に招き入れるのに恥ずかしくないくらいには。
12/31(Fri) 一年を象徴する慎ましさ
朝7時の時点で布団にいても許される。
あぁ、素晴らしきかな、有給休暇。
遅めの朝食(早めの昼食とも言う)を済ませてから買い物へ。
まずは無印良品へ。キッチンコーナーで木製の皿を手に取ると結構な値段(覚えてないけど)、よく見ると材質はアカシア材でフィリピン製だった。アカシア材なら、ベトナムにもたくさんあるはず……っていうか、頑張って探せば似たようなのあるのでは?実家だとお菓子とか盛り合わせするのに重宝したのよね。欲しい、欲しいぞ、ただし手頃な値段でだが。
店内を一通り回って、カゴに入れたのはいつものプレッツェル*4が3種類。サワークリーム/チェダーチーズ/チョコレートとあるが、それぞれ違った方向性でとてもよい。特にお酒のつまみに合う。
店の近くにキッチン用品の専門店があることに気がついて中へ。奥へ進んだところにお玉やへらなどが並んでいる場所を発見。プラスチック製だと色が独特だったり形状的にかさばりがち、かといってステンレス製だと値段がそこそこ、やっぱり木製かと思いながら即決。
夕方、年越しそばを自分で作ることを思いついて近所の日系スーパーへと買い物へ向かった。そこまで豪勢にするつもりはなく(というかできない)、そばの他、濃縮めんつゆ、鶏もも、小ねぎ、しめじを購入。
帰宅後に早速取りかかる訳だが、先日ラーメン通の友人が『醤油ラーメンのスープは沸騰させると風味が抜けるので絶対にやってはいけない、具体的には70~90℃で(以下略』と話していたのをふと思い出し、そばつゆもきっと一緒だろうと思って延々と弱火で加熱する。
当然だが、めんつゆの鍋で一緒にそばも茹でようなんて思ってはいけない。その手抜きは致命的だ。
そうそう、こういうのでいいんだよ、こういうので……。
1/1(Sat) 日の登らない正月
毎年の事だが、この時期は曇り空であることがほとんどだ。少なくとも日中に直射日光が差し込むこと自体が珍しい。したがって正月だからと言えども初日の出などという高尚なものは拝めるべくもない。是非も無いのだ。
新年早々に日本人街の一角にあるホテルへ。本来なら昼食と併せて来るところだが、あいにく店は軒並みデリバリーのみの営業なので適当な時間に訪れる。
それでも私の他に1~2人は来ていた。やっぱり皆やること限られるよな……なんて適当に思いつつサウナに入るが、ボイラーの効き具合がどうにもイマイチで石に水をかけてもものの数分でぬるくなってしまう。これじゃ風邪ひいちまうぜ。
今日からはいつも通りな自炊。たまたま余っていた玉ねぎを投入してみるとこれが当たり。というか炒飯にするのに何故今までスルーしていたんだ?まぁ一応、みじん切りまでいかない程度に細かく切った方がいいが。正直溶き卵と玉ねぎだけでかなりいい所まで来れる。後はベーコンと青菜系が1つで完璧だ。もしくは野菜の代わりにキムチ足すのでもありかな。
1/2(Sun) 順番が巡る
正確には昨晩から、VPNを経由せずにNetflixを開くと邦画がいくつか新たに配信されていた。その中に『あなたの番です』があって、これは一昔前(?)に日本で流行っていたのは何となく知っていて即再生。どんなものかと思いながら見ていたら自炊の気力が削がれてデリバリーで済ませるほど。結果、1日の大半を消費して一気観してしまう羽目に。
……今日は許してくれ。明日からは一応仕事だし、ついでに自炊にも励むから。
*1 1年の半分以上日本を離れている場合は非居住者扱いとなり免税での買物ができる。正確には一度の会計で5000円以上という制約があるが、麻雀牌とゴムマットのセットで少なくとも7~8000円はするので余裕。
*2 元々はTwitterなどのSNS上で対象を指定せずに返信すること。ここでは電話・メールなどで直接連絡するのではなく心の中で思うだけという意を指す。
*3 オレンジのクジラでおなじみ、フードVlog/デリバリーサービスを展開するベンチャー企業並びにそのサービス名。GrabFoodと併せて皆よくお世話になる。
*4 元はドイツ発祥の焼き菓子パン。グリコのプリッツも実はこれに分類される。