Thawing from feet 5/23~
これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓
5/23 (Mon) まさかのタンドリー
ほぼ社食といっても語弊がない(語弊しかない)職場近くにある役所の食堂に行くと、この日の日替わり定食がタンドリーチキンだった。え、嘘でしょ、こんなメニューも出してくれるの……?
ご飯のおかずとして最適になるように、辛さは抑えめで香辛料の旨みを優先したかのような味付け。素晴らしい、ワンコインランチの範疇からはみ出るような素晴らしい仕事をされている。ちなみに原価とか大丈夫ですか……?
※余計な心配
5/24 (Tue) そうかお前もか
仕事の波が過ぎトイレ休憩から自席に戻った時のこと、近くの人同士の会話から「AB」と聞こえて来たのを、私は聞き逃さなかった。
「もしかして血液型の話してません?っていうか誰かAB型なんですか?」と尋ねると「え、もしかして案山子さん"も"……?」と驚き半分嬉しさ半分みたいな反応。そしてこの、『目と目が逢う~♪』*1瞬間に気付いたのは好意ではなく、真意であった。
以前の日記(先々週?)でも触れた職場の同僚、週三の女神(仮)。彼女との意気投合もまた、お互いAB型であったからに他ならなかった。
5/25 (Wed) 北の夏日(体験版)
とてつもなく天気がいい。
先行体験版ともいうべき北の夏日を部屋の窓から眺めるだけというのは色々と勿体ない。じゃあどうしようかと色々考えて、1日歩きながら悠々と過ごすことにした。
そんな訳で、今日は実家からやや離れた市境の向こう側からお送り。最初に入ったのは駅を出てすぐの場所にあるカフェだ。日差しは若干強いが時折抜ける風が心地よい。そして何より、青空と海が一望できるだけでもう十分、百点満点だと思うんだ。
カモメが飛んでたり、サップやってる方がいたり、湾の向こう側には風力発電が並んでたり、たまに電車や踏切の音が後ろから流れてきたり……。それ以外に余計なものはなく、ただひたすらに青くて明るくて心地よいだけの世界。私は今日も元気に、そして自由に生きている。
帰りには昔からあるお菓子屋に立ち寄って、手頃なミニドーナツの入ったボトルを選んだ(写真は撮り忘れた)。これは明日にでも職場の人達に配ることにする。感情のお裾分けみたいなものかな。
5/26 (Thu) その場限りの人気者
昨日買ったお菓子の袋を下げて出勤、中身は昼過ぎに解禁した。何人かの方には私が今月限りで退職するものと勘違いされてしまって、「何となしにお菓子屋に入って、一人でテンション上がって、気がついたら買ってしまったんですよ~」と話すと大笑いされた。一昨日の件もあって「やっぱり案山子さんってAB型ですね~」とか様々な反応を貰いながら、無事に和やかな雰囲気に貢献した。
私自身はいくつかの偶然の積み重ねで今ここにいると捉えているけれど、やはりいい職場だしいい部署だ。いつかこの職場を離れる時が来れば、その時は本気で何かいいものを選びたいとふと思う。
5/27 (Fri) 空想特撮映画
この日はあいにくの雨で、それも終日続くようなのでいつもの休日と同様に外を歩くのは難しそうだった。どうしようかと考えて、そういえば仕事の日は仕事の日であまり街中をゆっくり歩いていない事に気がついて特に目的もなく街の中心部まで行くことにした。
とりあえず電車にでも乗って、何かしたいことでも思い付けばいいやとかなり楽観的だったのだが、久しく『映画館で映画を見る』というのをやっていないことに気が付いた。いや、一応ハノイにも映画館はあったし、日本と比較して安かったり洋画の公開が早かったりと良い所はあった。ただ、私の英語力では台詞の聞き取りは難しいし、ついでに汚いわ煩いわで悪い所が目立って中々行く気になれなかったのだ。
よし、決めた。『シン・ウルトラマン』見に行こう!
思い至ってからすぐにスマホでチケットの予約を済ませて、便利な時代になったよなぁ……とか思いながら駅からすぐの映画館に到着。コーラとポップコーンのセット(各Mサイズ)も買って、昼食の代わりに黙々と食べた。正直Lサイズでも良かったかもしれないと思う位には久しぶりの体験だった。
外はずっと雨なのに何故心の中はこんなにも穏やかで快適なのかと、正直不思議ではある。そんな休日でも休日として楽しめる程に心に余裕があるということなのだろうか。だとして、それは一時的なもの?それとも持続的?
5/28 (Sat) ボヤだけど騒ぎでない
仕事からの帰り道、ちょうど自宅の辺りから煙が上がっていた。おいおい、冗談だろう、まさかのボヤか?でも騒ぎにはなってないな……?
母が車庫の前で焚き火をしていた。その横には小さな網焼き台がある。今晩は焼肉らしい。車庫の中にはアヒージョもあるそうだ。なんだ、そういうことか……。
しばらくすると小雨が降ってきて、それでも気にならない程度だったので続行。火の勢いがマチマチで焼き加減が掴めずに若干焦がしたりしつつ、それでも少し肌寒い中で焼き立て熱々のものを食べるのは格別だ。このままずっと焚き火を眺めていようと思ったけど、明日もまた仕事なので程々にする。
5/29 (Sun) 続・待てど話せど
先週に引き続き、今日も一向に案件が来る気配がない。午前中1件も対応しないまま昼休憩に入り、これはまさか先週と同じ展開か……?なんて隣席の面々と世間話をしていたら、来月から入社する人達の準備関連で軽作業が与えられた。仕事がある歓び(これだけ切り取ると意味不明)を全身で実感しながら必要以上に丁寧に、慎重に事を運んだ。
ちなみに本来の仕事はこの日も、とうとう無かった。先週、『来週末の出勤は1件でも~』と願ったが叶わなかったようだ。ただ事業としては、来月以降徐々に稼働が増える見通しでいるらしく、管理者からは「変な心配(?)しなくても大丈夫ですよ~」とのことだった。
いやぁ、すいませんね、変な心配しちゃって、あはは。
*1 "目が逢う瞬間"で検索すると歌詞が出てくる。
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