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Thawing from feet 3/28~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

3/28 (Mon) 研修体制・兼集大成

研修4日目、最終日とも言う。先行して現場に配属されている先輩方の協力の元、実戦を想定した演習によって即実践投入なのか、それとも研修延長か、はたまた不適合として……というケースまであるのかどうかまでは分からないものの、ともかくそんな感じで一人ずつ順番に実施された。
開始早々に呼ばれたが、予め(自分の中で)考えていたよりもずっと簡単で、一瞬で合格をもらってしまった。具体的には、『複数ある演習シナリオからランダムで出題される』かつ『ローテーションで複数回演習を受ける』とか、『一人当たりの演習時間の目安が決まっており展開が早い場合は即興で追加指示も来る』などなど、色々と想定していたのだが杞憂に終わった。

まぁいいさ。楽に終わったなら終わったで、今度は実際の業務で起こりそうな状況などを想定して、それに対する備えを自分の中で積み上げていけば良い。そういうのは昔から得意だからな、時間は結構ある。

3/29 (Tue) 充填期間だと思えば

今日から3日間、一時的に休みに入る。現場への配属は4月からなので、連休としてどこかに出かけることも可能だが、あいにくそこまでの予算や希望はない……と書くと憂鬱になりそう(ならないか?)だし、単に新しく始まる仕事へ向けての充填期間だと思うことにしたい。

いつの間にか近所にできていた大型スーパーと向かう。一応、普段の買い物のついでに自動車の運転のリハビリも兼ねている。平日の日中で、それも少し時間帯をずらせばいけるだろうと踏んだが正解だったようだ。手首の代わりに足で速度を調整する感覚がどうにもしっくりこないのは、慣れるまで仕方がないのだろうか?


大型倉庫風の店内に入って、気がつくと天井下を走っている空調やスプリンクラーなどの導線に目が行ってしまう。他にもスパンの間隔や床の仕上げと繋ぎ目、挙げればキリがないほど色々な部分に注目してしまって、買い物をしに来たことをついつい忘れながら店内を回った。
やはり前職で工場や倉庫を散々見て回ったせいだろうか、そこに立つ自分にしっくり来るというか、安心感があるというか、向こうで培われたこの感覚を失くさず次のステップに進みたいと、切に思う。

3/30 (Wed) 年度末の掃除

気が向いたので、数年前の自分が残した荷物などを物置から探し出して整理する。
うーん、とりあえず手元にある冬服が少ない。一応冬も終わりに近づいているので着る機会は短いものの、朝晩のことを考えて厚手のものとか、1枚羽織る系のものが欲しかった。ただ探しても探してもほとんど見当たず、結局は諦めた。
ついでに靴は冬靴一足を残すのみ。毎年旧正月の時期に一時帰国した時にいつも履いていたやつ、それを残すのみだ。さすがにもう路上の雪も無くなってきているので、そろそろスニーカーとかが欲しいと思って格安なやつをAmazonでポチった。

母曰く、海外にいた数年の間に私の衣類などは家族間で着るようになったらしい。そして現在は、恐らく各々が手元に置いており、中には着古して処分したものもあるだろうとのこと。
……いや、着ること自体は別にいいし、私も一度は承諾した。特に祖父がまだ健在だった頃は役立っていた。ただ、それは各自好きなように持っていっていいという意味ではないし、決して「もう要らないから欲しいのをあげる」などと言った覚えはないのだ。そしてその上で母にある程度任せていたものの、いずれにしても当人たちから私に一言くらいは連絡があって欲しかったというか、あって然るべきではないのか?という、ちょっとだけ"しこり"みたいなものが私の心の中に残っている。
ちなみに衣類の他にも携帯ゲーム機などいくつかのものが無くなっているが、それらも誰の仕業なのかとわざわざ追求しなければならないのかと思うと気が滅入りそうになる。こういう場合は、一旦現実逃避だ。平静に、そして冷静に処理していくのだ。

3/31 (Thu) 置かれた環境

母親と一緒に近所のカフェへ。昨年オープンしたばかりだというそこは、アウトドアや焚き火に関心のある人達が集って立ち上げたのもあり店の中央に大きな焚き火テーブルがある。更に別の一角には薪ストーブもあって、「火で暖を取る」という行為そのものに心惹かれる人にとっては安息地以上の何物でもないかもしれない。

こだわりのコーヒー数種類の中から選んで決めたのち、前回の一時帰国から現在までの、約2年間の空白の期間に実家やその周辺で起こった事についてあれこれと話した。私にとってはいとこに当たる人物とその両親を取り巻く問題に母親まで巻き込まれる訳にはいかない以上、今それぞれが置かれている状況を理解し、どうすべきかを検討し、必要とあらば対処をしなくては。そしてそのためには、いずれ、そう遠くないうちにこちらから牽制をかけなくてはならない……かもしれない。それも私からだ。
試されている、しかし最初から乗り越えられない試練など存在しない、そう信じたい。

4/1 (Fri) わたぬきわたくし実戦投入

いよいよ業務本番、初出勤日だ。勤務場所が研修先と微妙に変わるのもあって早めに出発したら、定時の30分以上前に到着した。どこかその辺で適当に時間をつぶすのももったいないと思って出勤すると、マネージャーはじめプロパー陣が朝から走り回っていた。研修でお世話になった方に至っては前日深夜3時までいたとか。いやぁ、もう、本当にご苦労様でございます……。
会社的にも新体制で業務に望むことになるので、各担当者にどの程度作業件数が回ってくるかははっきりしていないとのことだったが、余程のことがない限りは問題なさそうだ。ただ情勢に左右されることになるので、この先しばらくするとどうにかなりそうではあるが、それはまだ先の話だろう。

昼休憩、格安ランチを求めて辿り着いたのは近くにある役所の食堂だった。ワンコインの日替わり定食はかつて通った大学の学食を思い出させる。(出勤日の)1日当たりの食費を700円と決めている私にとってはこの先しばらくお世話になること間違い無しだ。っていうか、”学食”って、懐かしいな……(笑)

確かチキンのトマト煮だったかな

4/2 (Sat) 海外組の叩き上げってやつ

昨日に続いて出勤。週5勤務のシフト休なのだが、平日に休みが欲しいと思って土日休みではなく水日休みとしている。同じ時間帯でも平日に比べれば遥かに電車の乗客などは少ない。もちろん駅を降りてから事務所のあるオフィス街近辺までも同様だ。
2日目にして早速、厄介な先方とのやり取りが発生した。事前に研修などで教わっていたことを思い出しながら冷静に対処して事無きを得ると、途中からモニタリングしていた上長が「その対応でOKです。次からはもっと、毅然とした態度で臨んで頂いても構いません、では引き継ぎお願いします」と特にフィードバックらしいコメントもなく終わった。付け加えれば、他の人が同様のケースに当たった時は「大丈夫でした?あまり気にしなくてもいいですからね?」とかメンタルケア的なフォローを入れている場面を見かけるのだが、私に対してはその手のやつは一切ない。
……なんだなんだ、皆さん私の事は百戦錬磨の猛者だとか思ってるのか?まぁ、伊達に海外で何年も仕事してきてませんからね~。あながち間違いじゃないのかもしれませんね~。

4/3 (Sun) 穏やかに過ごせば

運転の練習も兼ねて近所のスーパーまで運転した。自宅から出発して10分もかからない駅前のその店は、自動支払機が各レジに2台ずつ接続されていることを除けば記憶にある昔のままだ。多分この先もしばらくこのままだろう。
ついでに、長らく放置したままだった冬用のトレンチコートをクリーニングに出した。期間限定でドライクリーニングは3割引ですと言われて、せっかくだからと撥水加工もお願いした。翌シーズンまでしばらく間が空くが、今やっておいてもいいだろうと思うことにする。

天気予報をチェックすると、明日明後日は晴れで比較的気温も高くなるようだった。ついこの前スニーカーをポチったばかりだが、春先用のジャンパーも探した方がよかっただろうか?……いや、もう少し様子をみようか。

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