Summer add depth to 5/30~
これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓前シリーズ↓
5/30 (Mon) 向こうまで青々として
日記のタイトルを変えた。
下の写真はつい先日撮ったもので、山の上の方を除けば雪も無く青々としており、手前の桜もとうに咲き終えた。これからは徐々に夏が来て、木々の緑に限らず色々なものが深みを増していくのだと思う。
平日2休というシフトで仕事をしているせいで曜日感覚が若干ブレがちだが、やはり月曜が一番仕事の件数も多くて忙しい。特に昨日一昨日と比べると、人数も活気も同じ業務の事務所とは思えないほどに違う。後は月が変わってどうなるか……といった所だろうか。
あ、月初は非番だった。
5/31 (Tue) 計画の途中経過
月末なので銀行で記帳を済ませて、各口座の残高を確認する。
今年10月の大学編入(予定)に備えて初期費用を貯める必要があるので、月末には目標額に向けて順調に来ているかどうかの検証をしている。あくまで残高の確認という簡単な確認だけであって、家計簿を付けたりとか複雑なことはしていない。
今月の途中経過も無事に達成……というか、最近まで海外在住かつ100%海外所得だったがために、月々の手取りが額面をほぼ維持している。もっとも来年以降はこの差が明らかに広がって世知辛さみたいなものを味わうかもしれないが、当面の間は気にしないことにする。現実逃避?いやいや、別に変に恐れる必要が無いというだけのことだ。
そもそもは10月の大学編入にかかる諸経費を4~9月の半年間で何とかするべく実家住まい&手取りブーストを追い風に貯蓄しているのであって、その後は1年かけてゆっくりと翌年の貯蓄をすればいいのだ。そういう意味では決して無理のない現実的な計画だと思っている。無論、家庭の事情などやむを得ない理由によって計画を遅延させられる可能性は無きにしも非ずだが、今はそこまで考えなくともよい。
その時はその時というか、正直その辺りも含めて通信制大学という選択肢を選ぼうとしてるみたいな部分あるしな。
この日は気温も高くなく、午後からは雨が降り、夜になるにつれて強くなった。無理して風邪をひいてしまっては元も子もないので今日のウォーキングは諦めるとして、明日は降っていなければ外出するくらいのつもりにしよう。ただ週間天気予報によれば、今週は曇り時々雨みたいな空模様がほとんどらしい。何だかなぁ。
6/1 (Wed) 間が思い出せない
睦月・如月・弥生・卯月まではいいが、皐月は5月と6月のどっちだったかが分からなくなる。調べると皐月は5月、じゃあ6月は何だろうかと確認すると水無月で「あぁ、それだ」となる。そうすると今度は7月と8月が思い出せず、それぞれ文月・葉月だと確認するとやっぱり「あぁ、そんなんだったな」となる。
10月から12月までが神無月・霜月・師走なのは一応分かっていて、この手のものって最初と最後の方は覚えているけど中間の辺りが何だったか、順番も含めて覚えているようで意外と覚えていないみたいなことがままあると思う。暦に限らず、例えば歌の歌詞なんかも歌い出しとサビはハッキリしてるけどBメロが曖昧だったりしないだろうか?私だけかな。
一体何故こんな話をしているかというと、『今日から6月だ!』みたいな話を書こうとして「そもそも6月って何て言うんだっけ?」と私自身がなってしまったことによる。
上述した『連続するものの名称の途中だけ記憶が曖昧になる』現象に名前があるのかどうかもともかくとして、相も変わらず何の変哲もない日常の記録を残し続けている自分の成長性を少しだけ問いたいのだ。
いい加減そろそろ、日記以外の記事も投稿しないとな。長らく温めたままの話とか、今月~来月辺りを目処に何とかしたい。さもないと真面目に書き出していた頃の感情とか構成を忘れてしまいそうだ。
6/2 (Thu) いい(そば)湯だな
自宅で適当に茹でて食べるのとは違う、本物の"お蕎麦"を頂く。
そうだよな、やっぱこうでなくちゃな。
ハノイにいた頃、とある日本食屋が1日10食限定で手打ち蕎麦定食を出していて、食後にそば湯まで出てくるのは私が知る限りその店だけだった。週末など時間に余裕がある時に早めの時間を狙って度々通っていたが、その心はひとえに『お蕎麦屋さんのお蕎麦』という感覚を忘れずに過ごしていたかったからに他ならない。
それでもやはり、掘りごたつの席によいしょと腰掛けて上の写真のようなお盆で運ばれてくる、冷水でしめられた蕎麦をすすりながら時々熱々の衣に包まれた海老天を蕎麦つゆに軽く漬けて食べるのは格別だ。これもうたまんねぇな?
6/3 (Fri) 気の利いた小道具
自宅から一歩でも外に出ればマスク、当然職場でも常に着用しているのが当たり前、そんな毎日を送っているとどうしても耳の上の辺りが痛くなる。顔の大きさや形状にもよるのかもしれないが、いくつかのマスクを試すも解決せずに何度かカサブタを作っている。できればどうにかしたい、そもそも耳にかけないタイプのマスクとかないのだろうか?なんてふと思い立って調べてみると、便利そうなものを見つけたので仕事帰りに探して購入。
早速1つ取り出して、今日着用していたマスクで試してみる。両端のフックに紐をかけて、真ん中の部分で長さを調整しつつ首の後ろから両耳の下を通る感じで装着する……なるほど?確かにこれなら耳は痛くならない。少なくとも、椅子に座ったり静かにしている限りではズレる心配もなさそうだ。流石に歩いたり首を振ったりした時には多少ズレるだろうけど、そこは実際に使ってみてどの程度のものか確かめるだけかな。明日も出勤なので即実践だ。
ついでに、事務所の同僚と偶然にもシーシャ*1の話になった。ハノイにいた頃にも度々n次会のクラブなんかで吸ってた事があって、懐かしいなぁとか思いながら調べていると近頃はポケットシーシャなるものがあるという。使い切りでいつでも好きな時に吸える手軽さがウリ……らしいが、元々タバコ類は紙も電子も一切吸った事のない人間なので、どんな感じなのかは実際に使用してみないとよく分からない。
(じゃあ、買えばいいんだな?)と一人納得して、つい一緒に購入してしまった。数あるフレーバーの中から選ばれたのは、パッションフルーツ&マンゴーという東南アジア感満点の一本。これも、明日の散歩の際に使ってみる事にする。
6/4 (Sat) Chill on the hand
昨日のマスク用ベルト(?)を早速試してみた。結論から書くと、ほぼ予想していた通りで長時間の着座を前提にすれば効果は確かだった。唯一欠点を挙げるとすれば歩行時……それも階段の上り下りだけは徐々に下へとズレてしまって、鼻出しマスクになりがちだという点。もうちょっとキツめに設定するとか、うまい具合に調節しないと新たな問題は恐らく解決しない。全ては耳を守るために、何とかしたい。
夕食後はほぼ日課に近い散歩で、待ちに待ったポケットシーシャを試す場でもある。概ね徒歩圏内にある広めの公園に向かってから、巷でよく見る喫煙者の見よう見まねで指にはさみつつ遊歩道をゆっくりと歩く。
……あぁ、Chillだ。
予め息を吐ききった状態で、肺と口一杯に空気を取り込む様にそれを吸う。その後(少しだけ)呼吸を止めて中に滞留させてから、今度はゆっくりと吐き出していく。
……あぁ、Chillだ(2回目)。
それにしても、まさかこんな手軽にChill outできる世の中になってしまったとは。こんなものを考えついて、かつ商品化させてしまった人達の業の深さについて勝手に考えてしまう。私は一体何の話をしているんだろう。
6/5 (Sun) 「仕事を作る」ってやつ
月が変わって社内の状況も多少なりとも変化があると思っていたが、そうすぐには変わらないようだ。先週に引き続いて私が担当している部門には今日も案件が来る気配がなく、加えて先週のような軽作業みたいなものも無いので本当に暇になってしまった。
仕方がないので、ここ1ヶ月位の業務履歴を時間をかけて洗い出してみた。仕組み上他拠点のものも参照できるので優先的にフォーカスを当てると、予想だにしないことが分かってきた。端的に書くと、とある拠点だけ管理者による品質管理・業務改善が全くと言っていいほど機能していないのだ。おかげで4月からの現体制になって2ヶ月余り、拠点間での業務品質に明らかに差が開き始めているのが感じ取れた。
余計なお世話かもしれないと思いつつも比較的気心の知れた管理者の人に報告した。すると予想以上に食い付いてきて、最終的には「参考にしたいので、具体的な事例をいくつかピックアップして欲しい」と頼まれた。察するに各拠点合同の定例会議みたいなものがあって、そこでトピックとして挙げるのに役立てたいといった所だろうか。もちろんそれ自体は一向に構わないし、このまま無為に時間を過ごして社内ニートみたいな感じになるよりは断然良いに決まっている。それ以上に、かつてBPO*2の、それもITO*3界隈で培ってきた経験みたいなものを活かせる機会があることも素直に嬉しい。
そしてこの時、私はとても大事なことに気が付いた。今の自分がやったのは、その昔仕事でお世話になった先輩がいつか話していた『社内で仕事を作る』というやつなのだと。
そうかそうか、私も気が付けばこういう事ができるようになったのか。当時に比べれば確かに成長しているのだと思えば、それはとてもいいことだ。
あ、本来の仕事はやはり1件も来なかった。
*1 日本では水タバコとも呼ばれる、中近東発祥の喫煙具。従来のタバコ葉に加えて果実や香料などを混ぜているのが特徴。
*2 Business Process Outsourcingの略で、社内業務の外部委託のことを指す。
*3 特にITを駆使したBPOのことを指す。
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