Summer add depth to 7/11～

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

7/11 (Mon)　とあるアルタイル

かつて祖父が大好きだった洋食屋に来た。子どもの頃は『よく分からないけどカッコいい名前の店』だと思っていて、それがアラビア語の"飛翔する鷲"を由来としたわし座の一等星の名前だと知ったのは、中二病を患い全天21の一等星の名前を覚え始めた頃であった。なお伝説のアサシン*1に触れたのはそれからしばらく先の話になる。

ビーフシチューのセット

ハノイにいた頃にはローカルフードをはじめ日本食、中華、韓国飯、イタリアン、インドカレーなどなるべく飽きがこないようにと外食やデリバリーを利用していたが、どうしてもなかったのがこの手の日本の洋食だった。一時帰国時には毎回どこかのタイミングで入っていた位で、暫くご無沙汰だったものを食べると「そうそう、確かにこういう感じだったよね」とか思いながら堪能するのだ。

次はドリアとかグラタン辺りかな。いや、しばらくは暑い時期だし遠慮しておこうか……？

7/12 (Tue)　何やらいつの間にやら

そういえば、私が不在の間に従妹が来ていた。春頃に勃発した叔父との諍いはいつの間にか彼女の全面勝利で幕を閉じたようで、彼女を代理人とし昨年暮れに亡くなった祖母に関わる手続等で手付かずになっていた部分を処理するらしい。私が一時的に滞在している実家も、その範疇に含まれる。母は故あって被相続できないため、一旦叔父が全てを相続することは一応理解している。しかるべき形で一切合切済まされるならば口を挟むことはないのだが、万が一そうでなかった場合と彼らの性格とに一抹の不安がよぎる。こういう信じたくても信じきれない時って、一体どうすればいいのだろうか。

後は、そうだなぁ。なし崩し的に母が負担させられている色々なもののツケなんかも、遠からず叔父に精算してもらわねば。これは私がやる。実家にいるうちに母本人から聴取したものを独自に試算してまとめる……というのが主な流れだろうけど、多分そこまで難しくないだろうな。いけるいける。

7/13 (Wed)　これくらいじゃないと

そういえば、大きめの水筒を買った。
暑くなってきてからというもの、500mlのタンブラーなどでは到底足りずにコンビニで水のボトルを買っていたのだけど、連日同じものを買うのが経済的でないので何とかしようと考えた。
東急ハンズやLoftなどいくつか店を回ったが、これというものが中々見つからない。結局は困った時のAmazon頼みで、それなりに作りがしっかりしていそうな大きめのボトル(1.5L)を入手した。

ちなみに中身は麦茶

初期投資に値は張ってしまうが、一月もすれば元は取れるので全く問題ない。バッグはその分重くなるが、特にこの時期は水分補給という大義名分があるので気にしないことにする。ことにした。

7/14 (Thu)　面倒がってはいけない

勤務先の保険証が届いたのに伴って国民保険を外さなければいけなかったのだが、ついつい放置してしまっていた。口座から自動引き落としになっているので区役所へ向かう。
幸いにも本日まで怪我や病気は一切ないため、区役所での手続は一瞬で終わった。この手のものはついつい面倒がってしまうが、そういう訳にもいかない。

その後はまた海辺のカフェに行き、ちょうど昼過ぎに焼き上がったクッキーとともに頂く。今日も美味い(写真は撮り忘れ)、天気は今一つでも抜ける風が心地いいので何時間でも(閉店まで)居られる。
自宅から数km圏内であればなるべく歩くようにしていて、この日の歩数は17000歩を超えていた。ちょっと頑張りすぎだ、明日から5連勤なのに。

7/15 (Fri)　連勤の心得

連勤を乗り越えるための個人的な見解としては、『基本的な業務ほど手順を標準化して省エネに努める』だ。ここでいう省エネとは体力と気力の両方を指す。
後は消費エネルギーは戻ってこないが回復自体はある程度可能であることにも着目したい。それなりに忙しくとも僅かに余裕があるならそこで楽しみを見出すのも有効な手立てである。一体何の話をしているかって？私にも分からない。

7/16 (Sat)　ようやくの余裕

週末だからというのも大きいかもしれないが、1日当たりの件数が徐々にましになってきた……気がする。もっとも手が空くのは午後から、それも数分単位なので以前のような隣席の人と話し込む余裕などはほぼほぼ無い。

大きい水筒を持ち歩いていることを珍しがられ、その度に私位になるとこの程度(サイズ)が必要なのだと言い張る。とりあえず成程と言ってくれる。世の中大抵のことは言ったもの勝ちではないかと錯覚しそうになる。気のせいだと思うようにする。

7/17 (Sun)　天気模様と被りがち

昨晩から雨が続いていたこととは無関係だと思うが、この日は仕事の天気模様も荒れていた。
午前中から厄介なのを引き当ててしまったのに加え、同じ専門部署の同僚2人が体調不良と交通事情により欠勤というまさかの事態。早番は私のみで臨むことになってしまった。しばらくすると遅番2人が出勤してきたのでワンオペではなくなったが、しかし午後は午後で社内周知にちょうど掲載されたばかりの特殊事例を立て続けに2件引き当てる。2件目の方はやや微妙だが、1件目の方は状況証拠からみてもクロだろう。

大分昔の、若かりし頃の父の仕事を思い出す。110番の父は不審車両を見つけては中を検めるのだが、意図せずして大物を見つけてしまう。そしてその度に関係各所への連携などで処理に追われるという、私と同等かそれ以上に引き当てる人だった。これが、『血は争えない』というやつで、あってるか？

*1 オープンワールドでパルクールするシリーズ、1作目の主人公がこの名を冠する。