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LOCK up, and calm DOWN #day5

これはなんの変哲もない生存記録。
(前回はこちら↓)

昨日と比べれば、そこまで空は青くない。
おおむねいつも通りといえばいつも通りなのかもしれない。

6:30に起きたと思ったら7:30だった。
平常時であれば完全に遅刻確定なのだが、在宅勤務ゆえにその心配は全くなくて。……というか、在宅勤務3日目にしてもう油断が結果に現れてるな。どうやら順調らしい(何が?)。

午前中、会社をあげて提案活動中の顧客とのWeb会議が翌日に決まる。ロックダウン前にもらっていた簡単な宿題がいくつか、細かい図面の修正も含めて何とかなりそうだったので「じゃあやりましょう」となった。必要な資料は今日中に整うはずなので、まずはそれを待ってから送ることに。

相変わらずタスクらしいタスクがないので、11時を過ぎたのを確認するや「もういいや」のつぶやきとともに身支度に入った。さぁ、必要急の外出だ!近所のスーパーまでは徒歩で(さすがにそれ位は運動しないと)、前回の買い物で卵と小ねぎがあるのを念頭に置きつつ、買うものを組み立てた。

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という訳で、どうやら恒例になりそうな今回の成果。ゴーヤーは前回買った卵でチャンプルーに。チンゲン菜は汎用性の高さから採用。トマトと牛バラ肉(写真中央)は「八十八商店*1の牛バラトマト炒め」がふと頭の中に浮かんだため。牛乳は朝のシリアル用なので砂糖入り、醤油とゴマ油は今後の自炊用だが、この在宅期間が過ぎたら誰かにあげようか。いや、これを機に時々は自炊する習慣を身に着けてもいいかもしれない。今すぐ決める必要は全くないし、その時また考えよう。

調味料以外は一旦冷蔵庫に入れ、代わりに小ねぎを出し、素麺の袋とめんつゆを手に取って、素麺にトライしてみようと思う。いざっ!
1日目でも軽く触れたが、私の住まいは1階がお店、2階には厨房が入っている。当然ながら現在は営業していないので、厨房が(実質的に)使い放題だ。それにしても、「台所に立つ」のってマジで数年ぶりだな……。だって東京で社会人やってた頃以来ですよ、もう。

手頃な鍋に水を入れて沸かし、その間に小ねぎを適当なサイズに切る。最初こそ割と慎重に切っていったが、途中からサイズ感を揃えるのが面倒になってきた。あれ、気がつけばまぁまぁ大きいぞ……?まぁいいか。
そうこうしている間に鍋の水が沸いてきた。素麺を投入するのはいいが、束になってるテープのはがし口が微妙に分かりにくく、少々もたついてしまいながらも3束投入、直後(そういえば!)と思い浮かび、急いでスマホのタイマーをセットする。素麺の袋の裏面に書いてある作り方に倣えば、ゆで時間は2分!
そしてその間に、今度は湯切り・水締め用のザルを探さなくては。しかしありそうでない。厨房の棚を片っ端から開け閉めしているうちに何だか電子音が……うわぁもう2分経っtザル見つけたぁ!
本当はこの時点で少々テンパっているのだが、そんな事を考える余裕もなく湯切りを試みる。が、しかし素麺の量に対してザルのサイズが少々心許なく……適当な器に一時退避などさせながら、上手く誤魔化し(たつもりになっ)て、無事に乗り切った。

なんというかもう、途中経過の写真など一切なく文字だけでここまで駆け抜けてしまっている所とか、いかにも「なんだかんだで着地しました」感丸出しである。

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今回の(とりあえず思いつく限りの)反省点は……
① 水締めの要領が悪かった(ザルが上手く扱えなかった)
② 小ねぎのカットが不揃い&やや大きめ
③ 麺をある程度小分けにしながら器に盛らなかった
  ※結果、一度に大きく掴んでしまいあふれる
④ 器のサイズがあっていない
⑤ めんつゆの量が水・氷を足すことを想定していなかった
  ※このままだと麺を入れた際にあふれる
⑥ 器のサイズがあっていない(2回目)

素麺への振り返りを終えてから身内に連絡をすると、ちょうど豚汁を作っている所だった。鍋で多めに作るらしいので素直におねだりすると、先日のカレーの残りを使ったカレーうどんと一緒にお裾分けしてもらえることになった。本当にありがたい。

素麺3束は少々多かったかもしれない。横っ腹が少し痛かったので落ち着くまでソファにかけていたら、気がつけばそのまま寝てしまっていた。これも在宅勤務だからできることか。

約束の豚汁とカレーうどんを受け取りに向かう。今回は市内の道路事情を下がる目的もあって、これまでとは別√を通ってみた。どこの道が規制されているか……とうより、どんな道に柵を立てたり人員を配置しているか、感覚的に少し分かってきたかもしれない。これは今後の(必要急の)外出で確かめていきたい。人間どんな時も独自研究のテーマは1つ2つ持っているべきだと思うんだ。

帰宅して早々にカレーうどんを温めて食す。先日のカレーライスも絶品だったが今回も絶品だ。勘違いでなければ、少し手を加えてアレンジしている気がした。今度聞いてみよう。

食後、自室でゆっくりしながらSNSを眺めていると、日系スーパーの店長さんが区を越えてのデリバリーが不可になる旨をアナウンスしていた。私は徒歩圏内で何とかなるからいいけれど、人によっては相当な苦戦を強いられる場所に住んでいるかもしれない。ましてや、バイクや自転車など何かしらの移動手段も持っていなければ、尚更だ。

今回の発令からまだ1週間も経っていないというのに、より一層の締め付けが来ているこの現状。果たしてどこまで行くのか、どうなるのか。まだまだ分からない。誰にも分からない。

*1 XuanDieu通りにある日本食屋の個人的イチオシメニュー。単品・定食どちらもあるが、後者の場合は白飯の進み方が尋常じゃない(独自調べ)。

#海外生活    #ベトナム #ハノイ #ロックダウン #ステイホーム

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