【全ての人に、サンタを。】
2020年12月24日、わたしは一つの発信をした。
【全ての人に、サンタを。】
大人にはサンタが来ないのか。。。それなら自分がサンタになればいいんじゃない?恋人だってサンタクロースになれるって松任谷由美が言ってた。
と思い立ったら、吉日。今年はサンタを待たずに、サンタになることにしました。Pokoサンタがお届けするものは?
2020年12月24日中にコメントまたはメッセージをくださった方全員にお届けします!12月25日に届きます。
全ての人に、メリークリスマス!!
なぜわたしがこういう呼びかけをしたのかには、2つの理由がある。一つは自分自身に対してであり、もう一つは「全ての人」に向けてである。
自分自身に対して。
わたしはクリスマスに近づいて、なんとなく浮かれていた。そして、誰か何かプレゼントしてくれないかなという淡い期待をしていた。自分に何が欲しいのかを問いかけると本など実用的なものは浮かぶものの、なんだかワクワクしなかった。そこで気がついたのだ。自分は誰かにワクワクさせて欲しいと思っていたことを。そして、この受け身な姿勢でいたなら、どんなプレゼントをもらってもワクワクはしないだろうと思った。ワクワクは、自分から始まるものだから。
もしも、全ての人にサンタが来たら?わたしはそこにワクワクした。そして、自分がサンタになればいいんじゃないか?と思ったのだ。ヒントになったのは松任谷由美さんの「恋人がサンタクロース」だ。恋人がサンタクロースになれるなら、わたしだってなれるはずだと。
そして、先のメッセージで呼び掛けたのだ。その時はプレゼントについて色々と考えはあったものの、まだ決めていなかった。
「全ての人」に対して。
Pokoサンタに来て欲しい!という声が、予想以上に来た。反応はしながらもメッセージを書けなかった人もいるのではないかと思う。メッセージをくれた人の中には「わたしが手をあげていいのだろうか?」という人もいた。
わたしはこの反応をみながら、多くのことを感じていた。
「わたしが手をあげていいのだろうか?」と声をあげる人
「わたしが手をあげていいのだろうか?」と思いながら、諦めた人
そして、全く反応しなかった人
25日、約束通りプレゼントを届けた。また様々な反応があった。
ワクワクした人
涙した人
恐縮した人
感謝した人
びっくりした人
不思議な気分になった人
意図を読もうとした人
他の誰かに渡そうとした人
みんなには、同じプレゼントを送ったけれども、それに対する反応は様々だった。
同じプレゼント、というところがまた面白いところ。同じものをどう受け取るかは相手が意味付けする。
物理的な「ギフト」として受け取った人
精神的な「気持ち」として受け取った人
気持ちとして受け取った人たちの中には、それをさらに大きくして他の人に渡そうと考えた人もいた。しかし、これは何が良いとか正解というものではない。私は人々のエネルギーの受け渡しだと思っている。
「Pokoサンタが全ての人に行く」と宣言したものの、それを見た全ての人が手を挙げたわけではない。手を挙げること自体、エネルギーがいることだ。また、突然行くと言われても一体何をくれるというのか?と考えて、メッセージをやめてしまった人もいるかもしれない。
ただただこれは、なんの計算もなしに手をあげられた人、そして、他の人からのエネルギーを受け取ろうと思って行動した人に渡ったのだ。
プレゼントを開けてびっくりしたという反応が多かった。中身については触れないが、それはみんなが大事だと思いながら、その一方で時に汚いものという意味付けもされるものだ。だからこそ、受け取り側がいろんな意味を感じたのではないかと思う。
だが、そういうものも、全ては受け取り側の感じ方なのだ。
そして、今回受け取った多くの人が「大事にする」と、解釈を付けた。
自分が受け取っていいのか?と反応した人について。
自分が手をあげることが、他の誰かの手をあげることにもなる。自分が遠慮すると、周りも遠慮する。あなたがあなたらしくいることが、誰かを誰からしくする。わたしはそう思う。
Pokoサンタのような気持ちを持っている人は、世の中にたくさんいると思う。だけど見えないことがある。なぜなら、それを受け取るのにも自ら手をあげるエネルギーが必要だから。受け取った人たちは、そのエネルギーを持っている人たちだと思う。
全ての人に、サンタを。
Pokoサンタが届けられた人たちにはまだ限りがある。しかし、受け取った人たちが他の誰かのサンタになることで、より多くの人にサンタが届けられる。
全ての人に、サンタを。
全ての人に、笑顔を。
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