「かゆいところはありますか?」
お疲れさま、元気してた?
佐々木です
「かゆいところはありますか?」
美容室でのシャンプー
この問いの適切な答えは何なんだろう
フェイスペーパーの下で目を閉じながらそんなことを考えていた
思い返せば睡眠以外にこんなに長時間目を閉じているのは、美容室のシャンプーと歯医者の健康診断くらいだ
そもそも美容室ってなんでカットとシャンプーで担当が違うのだろう
新人さんはシャンプーから入るとかそういう事があるのだろうか
バンドとか個人事業主って制作→広報→受注→納品→精算みたいな全ての流れを自ら行うことが多いから、必然的に全てのスキルが必要になる
曲だけつくってて売れましたなんて、1人も出会ったことない
だから大なり小なり”セルフプロデュース”から始まる
そこでぶつかるのが分業化の壁だ
セルフプロデュースを極めれば極めるほど意思決定が非言語的になり「自分でやった方が早い」となってしまうのだ
だけど、そうやって他者とのコミュニケーションを諦めてしまうと、当たり前だが作品が自分の枠を超えることもなくなってしまう
音楽も企業も仕事も、人と人との掛け算で新しい物が生まれてくるのは歴史が証明している
組織マネジメントにおいて、僕は分業化することを学ばないといけない
「お疲れさまでした」
お客様の満足度を上げるためにシャンプーをする人は、シャンプーのプロを目指せばいい
美容室に居ながらハサミを持つ必要もない
仕事の境界線がはっきりするから、目標へのステップが明確になるとも言える
僕の最近のかゆいところに手が届いたシャンプー時間でした、なにが
今日も読んでくれてありがとう
おやすみ