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ねっこ
King Gnuの新曲「ねっこ」を聴いた。
King Gnu史上聴いたことのない、ただならぬ "優しさ"を感じた。
ささやかな花でいい 大袈裟でなくていい
ただあなたにとって 価値があればいい
曲が始まってすぐにもう泣かせにきてるこの歌詞、大好きです。
別に綺麗なんかじゃなくていい、汚くたっていい。
でもあなたにとって価値があればいい。
あなたらしく生きて、あなたらしい価値があればいいんだよって語りかけてくるように感じた。とにかくほんとに優しい。優しすぎる。
この楽曲のタイトルは「ねっこ」だ。植物の根っこを描いているはずなのだが、普通「花」を描いた楽曲というのはこの世には多いものの、「根っこ」を描いた楽曲というのはあまり聞かない。
根っこというのは、草や花といった植物の本部分だ。だが、植物でよく見られたりするのは「花」の部分だ。しかし、「花」の部分が成り立っているのは、植物の本部分である「根っこ」があるからこそ成り立っている。
つまり、あなたは皆に視界に見えない裏側でもあなたは頑張ってるよ。価値があるよ、と語りかけてくれてるような気がしてすっごくすっごく嬉しかった。
僕は人生で初めてこんなに肯定されて嬉しくなって、「ねっこ」を聴いて泣いてしまった。こんなに頑張ってるよって語りかけてくれてる楽曲は、初めてだった。
配信された日の深夜0時、世界一優しい夜だった。