サクラちゃん
2020.6.4〜6.6
Can☆dols stage vol.2
『部活から羽ばたけ!Campus☆idols~Onstage!!~』
略して、きゃんステ2。
vol.1から続いて、同じく「白鳥さくら」役をつとめさせていただきました。
サクラは良くも悪くも"いい子"
自分の居場所がなくなること、自分が必要とされなくなることがとても怖い。
でも、特にとびでた才能も何もないから、もしかしたらすぐ私は要らない人になるかもしれない。
独りになるかもしれない。
それで家族に変な心配もかけたくない。
だから私にできることをちゃんとしなくちゃ。
誰にでも好かれるような"いい子"でいなくちゃ。
まわりのみんなはちゃんと自分というものがあるし頑張ってるんだから、私は自分ひとりで色んなことを頑張らなくちゃ。
そう思ってたんだよね、サクラ。
サクラとはちょっと違うけど、私も過去にそれなりに色々ありました。
だからこそ怖くなることもいっぱいありました。
そういうのは似てるのかなと思ったり、もっとしっかりしてよサクラ!って思ったり(笑)
"いい子"が悪いわけでは決してないけどそれが自分の首を締めていて、ひとつの思い込みみたいになってたのかもしれない。
といっても、私はそんなにいい子じゃない。
だからこそ、サクラの気持ちを考えたときに辛くて悲しかった。
毎公演、自然に出た涙でしたが、その気持ちに共感してくださったお客様が何人もいらっしゃって、直接その言葉をきいて、本当に嬉しかったです。
みんなの声で、サクラも、それを演じた私も救われました。
私はもっともっとお芝居や歌や芸能を沢山やっていきたい。
でも、私は特別な女の子じゃない。
素で輝ける女の子じゃない。
でも少しでも素敵な女の子になりたい。
"白鳥さくら"というひとりの人間とその立場を借りて舞台上では特別な女の子になれましたが、今度は蒼田聖樹として特別になりたい。
私はこれからも続けていきます。
ありがとう、サクラちゃん。
またサクラとして人生を生きれるといいな!