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はじめて講演したときの話

はじめて講演をしたのは、記録によると2015年9月、とある高校にて。
大学のサークル「虹色らくだ」に入ってきた講演依頼で、メンバー数人で話をしたと思う。

そっか、はじめに書いておくことは、「やったらしいけど覚えてない」ということかも。
持ち前の記憶力の無さや緊張や何やで、申し訳ないくらい覚えてない。
講演初めのころは特に、「普段の自分」と「講演の時の自分」の演じ分け生活みたいなことになってしまっていたので、普段モードに戻ると講演の時の記憶なくなりがちでした。
なので、当時の記録に頼りつつ、書き始めます。

当時のスタイルは、「LGBTってなんだ?」みたいな演題で、
【基礎知識パート】
「Lってこんな人、Gってこんな人、Bってこんな人、Tってこんな人、で、その他いろいろあるけどこういう人たちをまとめてLGBTって言います!」みたいな話と、性のものさし()の話のパート
【ライフヒストリ―パート】
A「私はこんな感じのセクシュアリティで、きっかけは~~」
B「私はものさしで言うとこんな感じで~~」
C「私は~~~と思っています」
みたいな感じで、一人何分かお話をするパート
の、2部構成+まとめ、の形式でやっていました。らしいです。

(注)
性のものさし、わかりやすいHPがさっと見つけられんかったけど、広島大学のこのページに「ものさし」で書かれていました!
性の4要素(3要素の時もある)を「女・・・・・男」とものさしにしたとき、自分はどのあたりに位置するかを考えていくものなのですが、今はちと古いかも。
「最女端/最男端」が何なのかが人によりだし定義できないし、ものさし上にに「居たくない」「居ない」って人もいるじゃない!とか、色々ツッコミどころや人それぞれの意見在りきです。が、見た目で示すにはわかりやすいんだよなぁ…。という代物です。


当時の私…何て話してたんだろう。さっぱり覚えてないが、たぶんおおよそ
生物学的性 ★女・・・・・男
性自認    女・★★★・男
性的指向   女・・★★・男
とか、こんな感じだったんだと思う。
(今は生物学的性以外は全部「未定・非定・流動的」とかなので、ものさしにあてはまらない最たる例)

こういう形式の講演をいくつかやって、先輩が卒業して私が代表になってからも、しばらくは数人でパート分けしての講演スタイルだったのが、何かのタイミングで「全部自分でやってみっか」とかなったのかな。

当時の虹らくには講演やら取材の依頼がザンザカ入ってきてもう大変なことでした。メンバーの学生・社会人(当時は社会人もいた)総出で対応しました。なかにはちょっと変な依頼があったり、アンケートにしんどい感想があったりもしました。でもほどよく演じ分け、住み分けが出来ていたからこそ助かった部分といえばそうかも。あんまりクヨクヨせずに活動を頑張れました。

そこから今に至る。と思えば相当エモいですね。
今では60分から90分、長いと120分と時間をいただいて1人でこなせるまでになりました。
ファシリテーターがまだできないので、そのうち挑戦したいな。


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田中 或
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