チートが平気なぼくからの、「なろう系」への不満
おはようございます。.Qです。帰省して疲れたので短いエントリです。
もはや「なろう系になろう」じゃない?
異世界チートもの
おおくのばあい、なろう系が好きじゃない人は、なろう系の主人公がなんとなく異世界に飛ばされてなんとなくチートしてなんとなくハーレムするのが気にくわないみたいなんだけど、ぼくはわりとそれは嫌いじゃない。
むしろ主人公がむやみに追い詰められてストレスの多いシリアスな作品は、疲れるので最近じゃあんまり見れなくなっちゃった。(「終末何してますか?」あたりは面白かった気がするけど)
あたまからっぽにして見れる作品っていうのも、娯楽としてはいいよね。
ごちうさとかね。
ただひとつ気にくわないんですよ。
サブキャラを活かせよ
サブキャラ(ヒロインを含む)が、絶対に主人公ageのための道具としてしか機能しないじゃないですか。
その図式というか描かれ方が、
主人公-ヒロインA
主人公-ヒロインB
主人公-仲間
主人公-師匠
みたいな関係でだけ描かれるんですよね。
ヒロインA-仲間
とか、
仲間A-クラスメイト
の関係性のシーン、なくないですか?
有名どころでいえばバカテスの霧島と坂本とか、デュラララの岸谷とセルティとかさ。化物語の戦場ヶ原と神原とかでもいい。主人公じゃないキャラクター同士の関係を掘り下げるようなエピソードがね、あんまり描かれない気がするんですよ。特に恋愛ものは見かけなくなった気がしますね。群像劇になりえないというか。どうしても主人公を描くためでしかなくて、その世界の中で動いている主人公以外のキャラクターの思惑みたいなのが入ってこないんですよね。主人公ばっかり活躍しているというか。主人公が活躍するのはいいんだけど主人公以外も活躍させてほしい。
スケットダンスのスイッチ・オフとか、なんかそういう、なんでもいいんだけど、サブキャラが主役になってサブキャラと絡むような話が、なろう系のストーリーには少ない気がしていて、そこが微妙に気にくわない。まあ、ハーレムをするうえで、ヒロインは主人公のハーレムに組み込まれなきゃいけないから、サブキャラどうしで恋愛してる場合じゃないんだよね。
ぼくは主人公に感情移入して……というよりは、キャラクターのいろんな絡みを見たいタイプなので……東方projectのオタクなので、大量のキャラクターの中で主人公以外にスポットを当てるみたいなことをしょっちゅうやるんだけど……
と思ったんだけど、
そういう需要はソシャゲが担ってるのかなあって、いまちょっと思った。艦これとか、デレステとか。
主人公として萌えに囲まれたいならストーリーもののアニメやラノベ、大量のキャラをデータベース消費したいならソシャゲって感じの棲み分けなのかなあ。
最近はどっちもおっかけられてないんですけどね。今も友人たちのFGOの輪の中に入れなくてしょんぼりしている。
ぼくはいまでも、ニコニコ動画。時代に取り残されて、こうして老害が出来上がる。