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クアラルンプールの静寂に触れる——バドゥ洞窟とブルーモスク
旅の醍醐味は"異なる世界に飛び込むこと" だと思う。
昨日はクアラルンプールの都会のきらめきを歩いたけれど、
今日はもっと文化に触れる場所へ行ってみたい。
そんなことを考えながら、向かった先は——
クアラルンプール郊外の バドゥ洞窟(Batu Caves) と ブルーモスク(Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque)。
黄金の神と、272段の階段——バドゥ洞窟の朝
到着すると、まず目に飛び込んでくるのは 高さ42mの巨大な黄金の神像。
この神様は「ムルガン神」といって、ヒンドゥー教の神のひとり。
その背後には、急勾配のカラフルな階段が。
「これを登るのね…!」
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272段の階段を、朝の湿気を感じながら一歩ずつ登った。
お猿さんがいるという情報を聞いていたけど、朝の9:00ごろにはいなかった!!だけど鳩がたくさんいた!!
お昼頃に行ったという人はお猿さんにあったと言ってた!!
頂上に着くと、目の前には巨大な洞窟。
鍾乳洞の天井から差し込む光が、内部を幻想的に照らしている。
静かで、涼しくて、神秘的な空気。
まるで時間が止まったような感覚。
階段を登る前の世界と、登った後の世界がまるで違う。
たった272段で、ひとつの「異世界」にたどり着いてしまったような感覚。
ブルーモスクの静寂、美しすぎる青の世界
バドゥ洞窟を後にして、次に向かったのは ブルーモスク。
正式名称は 「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク」。
でも、長いのでみんな 「ブルーモスク」 って呼ぶ。多分、知らんけど。
日本人の観光客が多い場所。
実は前日のタクシー使えない事件により、私はバスでここまで向かったのだけど、Touch and Goという日本でいうSUICAみたいなものを買って行った!
だけどまたハプニングで、工事中により途中でよくわからない場所で降りなくちゃいけなくなったんだよね。確か近くにららぽーとだったか、日系のデパートがあったんだけど、そこからGoogleマップで調べて他のバスに乗り継いだの。でもそのバスの仕組みがよくわからなくて、とりあえず目的地を伝えて「乗っても大丈夫?」と聞いたらよくわからないけど、観光客?どこからきたの?と聞いてくれてなぜか無料で運んでくれた。笑
ありがたい・・・
到着したブルーモスクは….
その名の通り、
空の青と溶け合うような、美しいブルーのドームが特徴的だった。
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訪れる前に、モスクのマナーを確認。
ここはイスラム教の礼拝所なので、肌の露出を控えた服装 が必要。
観光客は入口でローブ(長いガウン)を借りることができるので、それを羽織って入る。
中に足を踏み入れた瞬間、美しさに圧倒された。
モスクの中は まるで青い光に包まれているような空間。
誰もが静かに歩き、
礼拝する人々の姿が、どこか荘厳な雰囲気を醸し出している。
わたしはただ、青に包まれながら、その美しさを目に焼き付けた。
日本人観光客が多いことで有名なこの場所では、日本人のお友達ができた。
タクシー乗れない民の私は、お願いしてKL市内まで一緒にタクシーに乗せてもらった。
文化の違いを感じること、それは「わたし」を知ること
バドゥ洞窟のカラフルな階段と、ブルーモスクの青い静寂。
どちらも、昨日の都会とはまったく違う世界だった。
でも、それがひとり旅の醍醐味な気がした。
「知っている世界」を抜け出して、
「知らない文化」に身を委ねることで、
わたしは自分自身の価値観をアップデートしていく。
「わたしは、どんな世界を美しいと思うんだろう?」
「どんな場所に、心が揺さぶられるんだろう?」
ひとりで異国の宗教や文化に触れることは、
つまりは 「わたし自身を知る旅」 なのかもしれないと思った。
2日目の終わり、クアラルンプールの夕暮れにて
クアラルンプール市内に戻った私は、パビリオンの近くにあるHOKKAというレストランに行った。
日本人駐在員おすすめレストランとInstaで紹介されていたから気になっていたお店。メニューは日本語もあって、どんなものかイメージが湧きやすかった!!
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お店の中には日本語を話している人もいたし、お味も日本人好みな気がするので、クアラルンプールに行った際には是非!!
さて明日はマレーシア最終日、クアラルンプールを離れて、マラッカという街に向かう。
バスにはきちんと乗れるかしら。
ドキドキワクワク。