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あなたがその【 0.1% 】かもしれない。知識は優しさ。
【 処女膜強靭症 】
タイトルにも書いた通り
この疾患(先天性)の確率は
1000人に1人の割合で生まれる。
ほとんどの人が知らないまま
人生を終えているんじゃないかな?
まず、日常生活において支障はない。
自覚症状もほぼない。
何をきっかけに〝違和感〟に気付き
「もしかして私、処女膜強靭症なのかな…?」に至るのか。
実は〝違和感〟までは辿り着くのに
〝自分の体が人と違うだけかも〟
〝自分の体が少しおかしいのかも〟
〝自分が痛みに弱すぎるのかも〟
と誰に相談することもなく1人で悩み
『3年経っても彼とセッ クスできません』
と相談にくる方もいるくらい。
3年も自分の前戯が足りないのではないか…と
丁寧に試行錯誤に前戯を繰り返す彼
とっても素晴らしい!
と、言いたいところなんだけど
パートナーのどちらかに正しい知識があれば
病院に行って適切な処置を施してもらい
今頃とっくに身も心も
『深く繋がれていたはずなのに…』
という気持ちにもなってしまう。
実際、相談してくれた女性も
「もっと早く相談すればよかった!」
と大きく肩を沈めていました。
だからみんなの周りにこんな人がいたら
婦人科を受診するようすすめてほしい。
✾タンポンが入らない、入りにくい
✾自分の指が入らない、入りにくい
✾自分の指が入っても痛みを伴う
※男性の指も困難なはず
✾男性器の挿入ができない
✾挿入できても激痛を伴う
✾毎回出血して痛みを伴う
✾潤滑剤を用いても上記同様の状態
※腟口が潤っているかは関係無
うえに記載したものは
すべて処女膜強靭症の判断基準だけど
これ以外にも『あれ?もしかして… 』
と感じることがあれば
やっぱり婦人科を受診するように
すすめて欲しい。
【 ここまで読んでくれた女性へ 】
リアルイベントでも伝えている
〝知識は優しさ〟という言葉。
パートナーのためと思われがちな言葉だけど
まずは自分のための言葉だと思って欲しい。
あなたの体の〝違和感〟に
いち早く気付けるのは
いつだってあなたに他ならない。
でもこの違和感を得るためにも
普段から自分の体を観察して
〝正常〟な状態を把握しておくことは
とても大切なこと。
(今回の強靭症以外のことでもね🫶)
特に性器に関しては女性器は男性器のように
体外に出ているわけではないから
〝ちゃんと見てる〟をしないと
観察できない構造になっているからね。
【 ここまで読んでくれた男性へ 】
パートナーがずっと痛がる場合
『慣れてくるから我慢して。』
『そんなに痛がられると萎えてしまう。』
なんて言わないで ( ˙ᵔ˙ )
明らかに痛がり方が異常!と感じたら
『一緒に調べてみよう。』と
声をかけてみてほしい。
彼女は激しい痛みに耐えてでも
あなたを受け入れたい気持ちで
いっぱいだと思う。
そしてこの投稿を読むまでのあなた同様
処女膜強靭症の知識は備えていないはず。
だから、これを読んだあなたに
この投稿を思い出して
〝知識は優しさ〟を発動してほしい。
『ゆっくり挿れるから痛み我慢できなかったら言ってね。』
と声をかけられるより
何倍も何十倍も何百倍も
愛を感じてくれるはずだから。
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