近年で1番増えたJリーガーの苗字は何かを調べてみた!
どうも、やんです。
前回の記事(https://note.com/iamaminority041/n/nfa498f2fe578)に引き続き、今回も名前ネタで行こうと思います。
この記事を書くキッカケは、「最近Jリーガーに増えて来た苗字」について書いた、以前自分がした、以下の3つのツイート。
こんな感じで、「最近増えたJリーガーの苗字」について、何度かツイートしたことがありました。
そしてふと、気になったのです。
「そう言えば、一番増えた苗字って何なのだろう…」と気になったのです。
そこで!!
今回はJ公式サイトとエクセルを駆使しながら、「1番増えた苗字」を、「1番平均年齢が若い苗字」という意味におきかえ、実際にランクづけしてみました!
(*同じ苗字の選手が5人以上いた苗字が対象です)
①内容・目的
内容は、これまでのJリーグの全登録選手を対象に、「平均年齢が最も若い苗字は何か?」を調べてみることです。
目的は…ただ自分が楽しいからです(笑)
「何の意味があるねん?」と言われても、何の意味もありません。
サッカーとも、選手の人となりとも、まったく関係ありません。
「せめて苗字ではなく名前でやれよ。時代反映しそうだし!」と言われそうですが、贔屓チーム以外の選手は名前より苗字の方が身近なので苗字でやります。
さぁ、皆さんも、どの苗字が来るか予想しながら考えてみてください!
②調べ方
公式サイトから「GK、DF、MF、FW」の順にチェックを入れて検索し、全選手のデータをエクセルにコピーします。
エクセルVBAのプログラミングを用いて、「同じ苗字を持つ選手」の「平均年齢」を求め、若い順に並び変えてランクづけしていきます。
*注意点*
・「①」に書いたように、同じ苗字の選手が5人以上の苗字に限ります。
・漢字違いは別の苗字と見なしています。
・12月5日時点でJリーグ公式サイトに登録されていた選手は全て集計しております。このため、出場機会がなく一時的に登録された選手等も含まれています。
③結果発表
3-1:11位~20位
さて、まずは11位~20位の発表です!
20位:福島(26.7歳:8人)
18位:奥田(26.6歳:6人)、藤原(26.6歳:8人)
17位:松岡(26.5歳:9人)
16位:森田(26.3歳:10人)
15位:柴田(26.24歳:5人)
14位:中川(26.20歳:7人)
13位:渡邊(26.0歳:6人)
12位:宮本(25.70歳:14人)
11位:西村(25.725歳:12人)
上記の様になりました!
まず、20位の「福島」は前回の記事でも上げた『福島の福島』、20歳の福島隼斗選手の力が大きいですね。
渡邊は「どのワタナベがこの漢字に属するのだ?」と言いたくなってしまいますが、去年新潟にいたトリプルワタナベの新太さん以外の2人はこの「渡邊」です。21歳の泰基選手は金沢でここまで24試合に出場、24歳の凌磨選手は山形で36試合に出場と、苗字の平均年齢を下げるだけでなく、実際のプレーでも活躍していますね!
先日引退を発表した藤枝の松岡亮輔選手の「松岡」もランクインしていますね。松岡姓の平均年齢引き下げの主役は、やはり鳥栖の19歳、松岡大起選手でしょう!
ヴェルディ関係では、森田選手が苗字平均年齢を引き下げる大活躍を見せていますね(笑)
また、年齢とは関係ありませんが、多そうな「藤原」姓が8人しかいなかったのも意外でした!
3-2:10位~6位
続いて、10位~6位です!
10位:安田(25.64歳:5人)
9位:工藤(25.4歳:10人)
8位:藤井(25.2歳:10人)
7位:秋山(24.4歳:6人)
6位:大迫(24.2歳:5人)
まず、理大&晃大の兄弟の印象が強い「安田」がここにランクインしていることは驚きでした!調べてみると、昨年F東23で9試合に出場した、17歳の安田虎士朗選手が大きく平均年齢を下げていました。全員で5人という人数の少なさも相まって、この位置にランクインです!
千葉や松本でプレーした浩平、柏で活躍して海外にも行った壮人、相模原でプレーして引退した祐生の印象が強い「工藤」がここにランクインしているのも意外でした!
自分はまったく知りませんでしたが、2000年以降に生まれた選手が5人もいて、平均年齢を大きく下げています!上位の苗字の標準偏差は1番大きいかもしれませんね。
名古屋の「陽也」、広島の特別指定「智也」の2人の若手がJ1でもプレーする「藤井」が8位にランクイン!そのほかに、山口のユース所属の16歳「翔大」選手の名前も選手一覧に登録されており、平均年齢の引き下げに大きく貢献しています。
年代のバラツキが大きかった「安田」や「工藤」と違って、平均的に年齢が低かったのが7位の「秋山」。全体では6名しかいないものの、名古屋の「陽介」(25歳)、C大阪の「大地」(26歳)、新潟の「裕紀」(20歳)、藤枝の「貴嗣」(28歳)と、近年のJリーグで活躍している選手が数多く出て来ていますね。
半端ない「勇也」と、勇也と高校時代にコンビを組んでいて先日引退した「希」のいる大迫が6位。30歳の2人以外の3人は、広島のGK敬介はじめ全員が23歳以下。大迫姓はこれからも「半端ない苗字」へとなっていくのか、若手選手達の活躍に注目ですね。
3-3:5位~1位
さぁ、いよいよトップ5です!
5位:上田(23.7歳:11人)
東京世代のエース候補、鹿島の上田絢世選手が代表格の「上田」が5位にランクイン!
他に印象が残る選手で言うと、先日岡山を満了になった34歳の康太選手が思いつくのですが、一覧を見てみると若い選手がズラリ。Jリーグ出場機会のない選手や、下部組織時代に登録された選手も数人いるようです。まだまだトップで活躍することを諦めていない選手も数多くいることでしょう。「上田」の印象を塗り替えてくれるプレーヤーの出現に期待です!
4位:川上(23.5歳:9人)
昨年のJ3で「Jリーグでは少ない苗字の選手が一気に出て来たなぁ」と感じていたのが「川上」。19年は富山にいたエドオジョン智慧(現徳島)、相模原にいた盛司(現豪州)、当時J3にいた北九州のキャプテン竜と、数多くの川上姓の選手がJ3に登場。
さらに今期はJ2の群馬に大卒ルーキーの優樹選手が加わりました。群馬も19年はJ3だったことを考えると、「19年のJ3」は、川上姓が大きく躍進するキッカケの場所だったことになるのですね!(→すごいこじつけ…笑)
ちなみに上記に挙げた4人とも、今はJ3にはいません…。
3位:髙橋(22.9歳:7人) *旧字の「髙」
「渡邊」についで出ました旧字体。「どの“タカハシ”だ?」と思う方も多いでしょう。
例を挙げると、千葉期待の髙橋壱晟、清水から北九州にレンタル中で躍進にも大きく貢献している髙橋大悟、大卒ルーキーながら9得点を挙げている熊本の髙橋利樹が有名なところでしょうか。ランク上位なので当然ではありますが、やはり若い選手が多いですね!
他にも元徳島の髙橋健史選手を除く、7人中6人が25歳以下!名前は旧字体ですが、フレッシュな顔ぶれが集まっていますね!
2位:泉(22.2歳:5人)
2位には不勉強で失礼ながら、聞き覚えがほとんどない苗字の「泉」がランクイン。和泉でも泉澤でも、YSの音泉と大泉でもなく「泉」です。
5名の選手を調べてみると、Jリーグでの出場経験を持つのは、YSの泉宗太郎選手ただ1人。一時的に登録されたであろう選手や2種登録の選手が数多くいます。
「例外」ばかりの苗字が2位にランクインするとは、企画そのもののセンスを疑われてしまいそうですが…ここは見方を変えましょう!
神戸ユース出身の泉柊椰選手は現在びわこ成蹊スポーツ大の2年、泉孝明選手は大分ユースの高校3年生、神戸に登録されている泉彩稀選手も現在17歳と、将来どうなっていくかが楽しみな年代の選手達。
ここはひとつ、「泉」という苗字に目をつけておき、数年後、複数の「泉」が活躍した時に、「俺は昔から泉に目をつけてたんだ!」と自慢して見せようではありませんか!
さて、栄えある1位、皆さんはどの苗字だと思いますか?
・・・それでは結果発表!!!
1位:荒木(21.6歳:7人)
大本命の「荒木」が、印象だけでなくデータでも強さをそのまま見せつけて、堂々の1位に輝きました!
7人全員が26歳以下、鹿島の高卒ルーキー遼太郎、広島で不動のDFとなっている大卒2年目の隼人に加え、京都の大吾は25試合、甲府の翔は25試合に出場と、実績も充分!
去年鳥取で2種登録された高3の駿汰選手も続いており、次世代にも期待がかかります!
まさに今、ノリにノってる苗字ですね!
④終わりに
最近増えた苗字ランキング、いかがだったでしょうか?
皆さんの予想は当たりましたか?
文頭で載っけた自分の過去ツイとの答え合わせをすると、外国人も合わせてて244姓あった姓の中で、荒木が堂々の1位だったのに加え、中野が26位、新井が27位、安藤は84位だったので、まずまずだったかと自画自賛しておりますw
次回は平均年齢の上位を見てみるのもアリだし、せっかく全選手の年齢と名前をエクセルにコピーしたのだから、違う統計をとってみても面白いかと思います。
「この苗字は何位なのだろう?」「他にこんな統計とったら面白そう」「こうすればもっと良い統計がとれるよ」とか、他にも案を思いついた方は、ツイッターアカウント@iamaminority041までご連絡ください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!