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お久しぶりにJリーグに帰って来た苗字を調べてみた。


どうも。
自称、日本一幼稚でくだらないJリーグブロガー、やんです。

今回の何のタメにもならないテーマを思いついたのは、今シーズンの開幕間もない頃。
愛媛FCのメンバーを見た時、「岩井」という選手の名前を発見したことに始まります(岩井柊弥選手です)。


オールドファンとしては、「岩井」という名前を聞けば思い出すのは、当然、横浜フリューゲルス等でプレーした、岩井厚裕選手。


「もしかして愛媛の岩井選手は、横浜Fに所属した岩井選手以来、久々の岩井姓の選手なのでは?」


そう思って調べてみたら、やはり 「岩井」とう苗字の選手は、厚裕選手以来2人目だそうです。


その年齢差、33.7才!
1998年に引退した厚裕選手と、2018年にデビューした柊弥選手。
「岩井」は20年ぶりにJリーグに帰って来たということになります。


…となると、名前マニアの筆者には、次なる疑問が浮かび上がります。

「久々にJリーグに戻って来た苗字って、他に何があるんだろう。最長ブランクの苗字って何なんだろ。"岩井"がトップの可能性も!?」

…ということで、調べてみました!



1:調べる内容


日本人Jリーガーの、「久々に帰って来た苗字」の「久しぶり度合い」を調べます。


2:方法



対象はJリーグデータサイトに掲載されている日本人選手。


プログラミングを用いて、以下の処理を行います。

①同じ苗字を持った選手を年齢順に並べます。
②「①」のそれぞれの年齢差を調べます。
③全ての苗字で「①」「②」を行います。

上記の「③」で出て来た「同じ苗字の選手を誕生順に並べた時の年齢差が大きい苗字」≒「久しぶりにJリーグに帰って来た苗字」のトップ50を算出します。

本当は登録期間のブランクの長さで探したかったところですが、現在の自分の情報調査力とPC技術では年齢差が限界なので、ご了承ください…

また、一時期に2種登録されてトップ昇格していない選手も(わりと数多く)対象になっているので、ご了承頂けたらと思いますm(_ _)m



3:結果


それでは結果発表!


・・・と、その前に。
Jリーグの選手(の名前)が大好きな読者の皆さま、どんな苗字が上位に来るのか、予想して見てください!


当然ながら上位は「創世記の選手」と「最近の選手」の組み合わせになっています(2種登録の選手も出て来ます)。

先に言っておきますが、これは相当難しいと思います(笑)
トップ10を当てることが出来た方は、相当すごいと思います!

ちなみに筆者は、岩井以外には“信次”と“皆二朗”の「藤吉」が上位に来ると予測。
皆さまの予想は如何に!?

…………………………………(シンキングタイム)…………………………………………


そろそろイイですかね?
それでは解答に移りましょう!!!



3-1:11位~50位


11位~50位の苗字は、以下のようになっています(右側の数字が年齢差です)。

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川前・都並・水沼・ハーフナー・風間・大熊・広瀬ら、親子鷹が数多くランクイン!(筆者が知らないだけで、まだ他にいるかも!)
ちなみに51位は「名良橋」でした。

31~50位では、若い方の側の選手もJで活躍していている場合が多いですね!筆者が「新旧両方の選手」がすぐ思いついたのが33位の浦上、39位の岩崎、45位の有馬、35位の米澤、43位の草野といったところです。

多くの選手が「昔の方が知っている」と言う状況の中、平塚でプレーした大本忠輝選手の名前は調べ直した時に思い出し、福岡でプレーした櫛引実選手の名前は恥ずかしながら初めて知りました。
両者とも、昇格直後のチームでプレーし、Jの歴史に名を刻んだ選手たちなのだから、これを機に覚えておけたらと思います。

多くの選手がプレーした印象がある奥野がここにランクインしてきたのは予想外でした!奥野姓で登録されている選手はこれまでに5人。横浜Fや大宮でプレーした奥野誠一郎選手と現在ガンバでプレーする奥野耕平選手の間は、25.7歳差もあったのです!


30位~11位には、若い方の選手を筆者は知らない苗字が並びました。
しかし、それもそのはず。ほとんどが、一時期に2種登録された選手だからです。

二宮和輝(愛媛:現立命大)、桂陸人(広島:現順天堂大)、森山真伍(鳥栖:現法政大)、朝倉爽(鳥取:現京都橘大)、鬼木颯都(大分:現大分U18)、木場海斗(鹿児島:現鹿児島U18)、名波上総(清水:現静岡産大)、石塚心(横浜FM:現横浜FMユース)、有村柊人(清水:現清水ユース)、玄哉太(富山:現在は不明)、津島克洋(岡山:現岡山U-18)、木山創資(岡山:現在は不明)…。

1時期に2種登録された選手たちがこんなにも!
みんな若い選手たちばかりで、現在サッカーを続けている選手も数多くいます。
原石の選手を知っておいて損はないでしょう!
彼らがいずれの日か、名前ネタ…ではなくサッカーそのもので、Jを席巻する日が来るのを楽しみにしておきましょう!


また、上記の選手を調べる中で、心に残った記事を発見したので、ここに記しておきます。

桂陸人選手の今後にも注目したいところです!



さて、このランクの30位~11位は、未来を担うであろう選手を数多く知る良い機会ではあったかもしれません。
ですが、「せっかくJリーグの知識ネタを楽しみにしていたのに、ほとんどが2種の選手たちじゃつまらない…」という方もいらっしゃることでしょう!

確かに親子鷹と2種の選手が多いですが、11位の真田(雅則⇔幸太)、12位の大嶽(真人⇔拓馬)は、新旧ともにトップチームで1種登録された経験のある選手!

この流れで、トップ10には、読者の方々も知っている選手がランクインすることも祈りたいところです!



3-2:10位~6位


いよいよトップ10の発表です!

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【詳細】
10位:神野(神野卓哉⇔神野亮太)
9位:棚田(棚田伸⇔棚田颯*2種)

8位:永島(昭浩⇔悠史)
7位:五十嵐(和也⇔理人)
6位:岩井(厚裕⇔柊弥)


6位~10位は11位以下とは打って変わって、一時期の2種登録も1名のみ、血縁関係者(後述)はいたものの親子鷹はなし(たぶん)という、知識試しをしたい方々には面白い結果となりました!
オールドファンには懐かしい名前と、J2&J3の選手たちが並んでいますね。

筆者注目の「岩井」も6位でランクイン。
首位とはなりませんでしたが、6位というのは大健闘の数字ではないでしょうか?
(*注:残念ながら、厚裕選手も柊弥選手も、そのほか誰も首位は目指していません…)


永島選手は新旧どちらも知っていたにも関わらず、解析前に名前が出て来なかったことが、筆者としては悔やまれます


10位の「神野」は、日本リーグ時代は「読売キラー」とも呼ばれた元日本代表の神野卓哉は「ジンノ」、鹿児島から宮崎にレンタル中の神野亮太選手は「カミノ」と読み方が違う苗字に。

また、これもどうでも良い余談ですが、筆者は先日視聴した栃木vs東京Vの試合で、7位にランクインした「五十嵐」の理人選手を初めて知ったばかりでした。


唯一、2種からの選出となった「棚田颯」は、広島ユース時代に2種登録、現在は青山学院大でプレーしています。
ちなみに、弟の棚田遼選手も2種登録。
兄弟両方がプロになれば、歴代棚田姓Jリーガーは「伸・颯・遼」と、リズミカルな1文字の名前の3人が並ぶことになります。

「颯・遼」と「伸」って、名前似てるなぁと思って調べてみたら、どうやら棚田兄弟は柏の創世記のドリブラー、棚田伸の甥っ子さんだそうです。


棚田遼選手が既にルヴァンで先発出場していること、広島ユースの監督が平塚にいた高田哲也さんだったことにも驚き…。

桂選手に続き、広島の下部組織出身選手を立て続けに書かせてもらうことになりました。現広島ではドゥグラスヴィエイラと柴崎晃誠の活躍も願いつつ、次に進みましょう。



3-3:5位~1位


さぁ、いよいよトップ5です!
読者の皆さま、準備はよろしいですか…!?


……………………デデデデデデ・・・・デン!!!!…………………………


それでは発表します!

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【詳細】
5位:大倉(大倉智⇔大倉舞駿 *2種)
4位:江川(江川重光⇔江川慶城)
3位:北澤(北澤豪⇔北澤元太)
2位:小杉(小杉敏之⇔小杉晴也*2種)
1位:横川(横川泉⇔横川旦陽)


皆さまの予想はいかがだったでしょうか?


筆者は恥ずかしながら、最近の側の選手は、まったく知りませんでした…。

江川という苗字が出て来た時は、「なるほど!長崎の江川か!」とも思いましたが、現在いわき所属、Jでは京都でプレーした慶城の選手の方が長崎の江川湧清よりも誕生日が少し早かったため、江川重光選手の次は慶城選手という結果に(慶城選手は今後、筆者が「知らなかったのが恥ずかしかった!」という活躍を見せてくれるはず…)。

ヴェルディ伝説の北澤姓の跡を継ぐ「北澤」姓のGKが町田にいたことも知りませんでした。Jリーグデビューはまだのようですが、今後に期待ですね。

大倉舞駿選手は現在今治U18で、小杉晴也選手は現在鹿児島U18で、2種登録経験がある選手。大倉選手は、名前の読み方を「まあしゅん」と読むらしいです。

彼らが今後、Jリーグの舞台で大スターになった時は、読者の皆さまはぜひ「俺は昔から、この選手の名前を知っていたんだぜ!」って周囲の人に自慢してやってください(笑)



昔側の選手で見ていくと、江川重光と小杉敏久と、創世記の名古屋の選手が2人ランクインしていますね!

また、現在はいわきFCの代表である大倉智さんと、現在はいわきFCの選手である江川慶城選手がともにランクインしているのも、何か面白いところです。



…そして栄えある1位は、「横川」になりました!


まずは横川泉選手。
Jでは横浜Mに所属。
開幕後は代表正GKの松永の影に隠れておりましたが、日本リーグ時代はフジタ(現湘南)で大活躍していたそうで、日本代表候補にも選ばれたこのある実力者だったようです!
(筆者も開幕前のことは知りませんでした!)


そして横川旦陽(あさひ)選手。
こちらは若年層では世代別代表を経験し、湘南に加入したばかりのルーキー!
今期は鳥取にレンタルされているようです。
まだリーグ戦デビューはしていないようですが、サッカーでの活躍にも注目です!


1位の2人をよく見てみると、新旧フジタ~湘南の選手という共通点がありますね!

数年後、旦陽選手がレンタルバックされて湘南の中心選手となったとき、平塚時代を通り越して昔からずっと応援し続けているサポーターが、「俺が若い頃は、横川といったら”泉”だったんだけど、この活躍を見れば、もう横川と言えば”旦陽”だな」と言っている光景が見られるのでしょうか?
それもまた、楽しみにしておきましょう。

それにしても首位は「泉(いずみ)」と「旦陽(あさひ)」って、大自然を感じるようなキレイな名前が揃いましたね(笑)


4:最後に

いかがだったでしょうか?

読者の方々の予想は当たりましたでしょうか?

ちなみに筆者が予想した「藤吉」は80位。
50位以下で興味深かったのは、53位に薩川で54位に岩本と、現讃岐の両者が並んでいるところでしょうか。
ちょうど100位は「誠吾」と「陽太」の間が19.8歳の下川でした。

やってみた感想としては、ひとまず単純に面白かった(笑)
あと、昔の選手が懐かしかったのと同時に、これからのスターについて色々と調べられたのも良かったです!
トップ10が全員2種の選手だったらどうしようかと思いってましたが、何とか7人は1種登録の選手だったことに安心です(笑)

10年後あたりに同じ解析をしてみたら、どんな苗字が上位にランクインするでしょうか?
それもまた、楽しみにしておきましょう!




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