小1ASD@遠足の課題
新規場面が苦手で、普段と違うと緊張する特性。
緊張からか普段乗り物に酔わない息子が、盛大にマーライオンと化し、総着替えで帰宅するため、幼稚園の頃から毎年負担の大きな行事。
春の遠足は事前に同じ時刻の列車、荷物、ルートで練習して、当日は手作りマップと細かな工程表も持たせて(視覚的に先が見通せると安心する)参加。嘔吐せずに帰宅したので、意外といけるやんと思い、先日の秋の遠足は、定型発達のお子さんと同じように下見なしで参加しました。
朝息子に酔い止めを飲まそうとしたら「チョウセンアサガオだね、スコポラミン、毒だ」とニヤニヤ。「ほんまに?」と箱を見たら成分にスコポラミンと書いてました…さすが毒好きボーイ。
そんな感じで体内に毒が入っているという優越感(?)で、機嫌良く動物園まで出かけましたが、帰宅後はぐったり。でも、頭痛と吐き気だけで嘔吐しなかったそう。すごい。成長してる。
楽しさレベルは?ときくと
「50%くらいかな。入り口のスポンジが雨を吸って、踏むとぐしゅうってなるところが一番面白かった。それ以外に面白いところはなかった」とのこと。
そっかぁ。遠足の思い出の絵を描く授業ってきっとあるから、せっかくなら動物じゃなくて、そのスポンジの水が溢れる様子を描きたいね。と伝えましたが、数日後「先生にヤギ描かされた」と憤慨して帰ってきました。
うーん、感じたものをアウトプットするのが図工のような気もするけど…日本で暮らすなら協調性や同調圧力に適応する力も必要だよね。これもひとつの学びの機会ととらえようか、と話しました。