耳コピは耳でするな。
耳コピが苦手という人は、なぜ苦手なのか考えたことがありますか?
多くの人は「耳がよくないから」と答えると思います。
耳がよくないって何?
簡単にいってしまえば、聞こえた音を音階に落とし込む能力がない状態です。これは耳自体が処理するわけではなく、経験と慣れで脳が処理する問題です。
なので、耳がよくないといっても耳自体はみんな同じようなレベルで音を集音しているのです。
耳コピにつかうスキル
集めた情報を処理する能力の差であるので、処理能力に必要なスキルをみがけばいいのです。そしてその基礎は多くの人ができているのに気づいていないだけかもしれません。
あなたは音楽を聞きますか?
この記事にたどり着くあなたですからきっと音楽はきいていますよね。
少し質問を変えます。
好きな曲を口ずさんだことはありますか?
好きな曲のメロディーを鼻歌で歌っちゃう。
あれ、そのメロディはどうやって覚えたんですか?
「聞いてるうちに覚えるでしょ」と思ったあなた。
おめでとうございます。
それが耳コピの基礎なのです。
勘のいい方ならもうこれで今から耳コピに取り組めると思います。
そして今から説明するポイントをおさえれば、今よりぐっと耳コピが難しくなくなるはずです。
耳コピができないのは理解が追いつかないから
メロディを拾うのはできました。それは、その曲をたくさんきいてメロディを覚えられるまで聞いたからです。
これから耳コピしたい他のパートもそのレベルで聞き込めばできます。
でも、そんなに1曲に時間をかけてはいられないと思います。
そこで耳コピを手助けしてくれるのが音楽理論だったりします。
例えばコードを拾うとしたら、コードを知らないとできません。
メロディを素早く楽器で再現しようとおもったら、楽器上で音階を弾けた方が早いです。
曲をたくさん聞いて覚えて再現するというのをスタートとして、そこから作業をどんどん効率化してくと考えるといいです。
効率化するために、理論があったり経験があったりします。
ちょっとしたトレーニングなどもありますので、興味のあるかたはご相談ください。