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よかったなぁと思った話
こんにちは^^
新潟はスギ花粉がピークで周りの方々から目が痒い鼻が痒いという話を聞くようになりました。
さて、今回はというと地元の医療体制の話です。うちの地元は「中山間地域」と呼ばれる周りが山に囲まれているところです。
山に囲まれているので、平野部に比べて交通の便が悪いです。(最近は、それを解消するためにトンネル工事やバイパスの整備がされてきている)
それに加えて、救命救急センターを含む三次救急病院というものが魚沼圏域にはありませんでした。
なので、大きな手術が必要になる重症外傷や高度な医療機器を使ったオペが必要となる心筋梗塞などの疾患をみれなかったために、救急車で遠方への搬送(中越圏域)となっていました。
しかし、2015年の医療再編により魚沼圏域の3市2町を管轄する基幹病院が開設されてからというもの、高度な医療を提供するための医療機器が揃い、県内大学病院医師の派遣や都内からの医師の派遣により以前よりも医療の質を補うことができるようになりました。また、ドクターヘリも完備され、より広域的な搬送が可能になりました。(新大病院など)
そんな中、1つ問題がありました。それは、「心臓カテーテル手術をできる医師が常駐していないこと」でした。そのため、基幹病院ができてからも心筋梗塞や重度の狭心症患者は結局、ドクターヘリで他圏域(大きな病院を有する新潟圏域や中越圏域など)への搬送となっていました。医師が不在なので助かるはずの命も助からないという事態が起こってしまいます。これは、どうにもできないと諦められていた部分でした。
そんな問題が令和4年4月から解消されるというのです!うおぬま通信(第10回)によると来年度からは循環器内科医が3名常駐となる予定だそう。循環器疾患の多い圏域なので、救急受け入れ対応可能になることは安心です。
本当によかったです!
私の野望を少し話すと、循環器疾患の人を減らせるように保健師としてヘルスリテラシーの向上に努めたいとも思っています。いつになるかわかりませんが、野望は大切にしていこうと思います。笑
fin