体調不良で一週間会社を休んだ私が、人ってやっぱり温かいなと感じた話。

世間は新型コロナウイルスの話題でだいぶ大騒ぎをしていますが、私も例外ではなく、２月末から微熱と体調不良が続いていました。それでも、仕事には出勤していましたが、勤務中、何度となく、体がだるすぎて倒れそうになっていました。（病院で診てもらいましたが、原因がわからないとのこと。）ついに上司に相談をすると、上司から「今日から一週間、休んでください」と・・・。２月２８日から一週間、お休みをいただくことになりました。同じ部署の方に迷惑をかけてしまい、だいぶ落ち込みましたが、一ヶ月ほど続いた体調不良を早く治すために、自宅でゆっくりと過ごさせていただきました。

体調が悪くても、仕事に行かなければいけないと思っていた時は、朝も起きられたし、頑張る力が湧いてきたのですが、体とはよく出来ているもので、「お休みしていいんだ」と思った瞬間、布団から起き上がれないほど、体調が悪化・・・。気がつかないうちに、今まで随分と頑張っていたのだな、お疲れ様、と、自分を労ってあげることにしました。

部屋で寝ていると、部屋に設置してある内線（職場の寮で生活しているため、職員同士で電話ができるように取り付けられています）が鳴りました。「お昼ご飯、食べた？きょうのお昼（社食）とっても美味しかったから、持って行ってあげようかと思って」同じ部署の先輩女性からの電話でした。なんて優しいのか・・・・お休みして迷惑かけちゃったのに、私のご飯のことまで心配してくださっているなんて・・・・それから程なくして、先輩がご飯を持ってきてくださいました。夜も食べられるようにと、ご飯は大盛り、おかずも２食分つけてくれていました。本当にありがたすぎて、涙が出そうになりました。
友人たちからもひっきりなしにLINEが届き、「何か必要なものはある？」「ご飯持って行ってあげようか？」と、温かいメッセージが・・・

その翌日（２９日）も、見知らぬ番号からショートメッセージが入り、みると同じ部署の別の先輩女性から。お部屋のドアに、ご飯とか焼き芋をかけてくださったとのこと・・・あぁ、なんて温かい。本当に人って温かい。ありがたい。

そして今日も、ゴミを出そうと部屋のドアを開けたら、何かが床に落ちた。あ、またドアに何かかかっていた・・・中をみると、別の部署のお局さまから・・・・・（ ; ; ）なんて温かい・・・なんてありがたい・・・体がよくなったら、絶対にみなさまにお礼をさせていただこう。

こうやって人は、色々な方から支えて頂きながら生かされているのですね。私も同じように、誰かが困っていたら、力になりたい。力にならせて頂きたい。そういえば前に、『ペイ・フォワード』という映画が流行ったことがありました。人から受けた親切な行いを、今度は自分がまた別の方にお返しする、というような意味だったと思います。こんな感じで、人から人に、喜びや親切って広がっていくのだな・・・

新型コロナウイルスの感染力に負けないくらい、人の温かさや親切心にも、とても大きな感染力があると思います。世界中に、明るいニュース、良いこと、親切な行いが感染していきますように・・・・・