注目の新製品について vol.1
埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長をしています!!卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識など自分が書きたいことを投稿しています!!
今回は、2023年春に各メーカーから発売される新製品の中から注目されているものをメーカー別にいくつかご紹介したいと思います。
今年は、3年ぶりに各メーカーの展示会(新製品発表会)が開催されることもあり展示会場で新製品のラケットやラバーの試打が出来たり、商品について詳しく話しを聞くことができます。
展示会の様子などは展示会後に書いていきたいと思いますが、その前に新製品の中から既に注目されているもの、個人的に注目しているものを簡単にご紹介します。
【バタフライ】
バタフライから発売させる注目の新製品は、やはりラバーの「グレイザー」と「グレイザー09C」です!
このラバーに関しては、既に話題となっているため説明は不要だと思います(笑)
まだ知らないという人はバタフライのHPに特設サイトがあるのでそちらをご覧下さい!
そして、個人的にはラケットケースの「ラッシュル・ハードフルケース」にも注目しています。
これまでのハードフルケースは単色でシンプルなものがほとんどでしたが、今回新しく発売されるケースには「白大理石」や「黒大理石」「ラピスラズリ」といった天然石の模様が施された珍しいデザインとなっています。
好みは分かれるかもしれませんが、これまでにはなかったラケットケースのデザインだと思います。
【ニッタク】
ニッタクからの発売される注目の新製品は、特殊素材入りラケットの「蒼天(そうてん)」と「暁炎(ぎょうえん)」です。
今回、ニッタクからは卓球メーカーで最多となる7種類(シェーク/6、中国式ペン/1)のラケットが発売されます。
その中でも「蒼天」と「暁炎」は、日本の業を凝縮した「彩シリーズ」の第一弾となるラケットで「掴み」と「飛距離」をテーマとして作られたラケットだそうです。
「蒼天」はインナータイプ、「暁炎」はアウタータイプとなっていて、それ以外にも「板厚」「ブレードサイズ」「グリップの太さ」が異なります。
共通しているのは、使われている特殊素材が新素材「KⅤC3」ということです。
※「KⅤC3」は高モジュラスのケブラー® の繊維数を調整し、カーボンと交織した新グレードで安定感と威力のバランスを調整した素材。
どちらのラケットも、これまでとは異なる新しいニッタクを象徴するラケットになりそうな予感がします。
そしてもう一つの注目はシューズの「ムービングエース」です。
このシューズ、なんとバトミントンをメインにテニスやゴルフなどの製品を手掛ける「ヨネックス」と共同開発したシューズなんです。
今年の1月に開催された全日本選手権でニッタクの契約選手が履いていたことで話題となりました。
卓球をしている人の中には動きの近いバトミントン用のシューズを履いている人もいるそうで、今回の共同開発ではニッタクとヨネックスの強みを活かしたシューズになっているそうです。
こちらも特設サイトがあるので詳しくはそちらをご覧下さい(笑)
【VICTAS】
VICTASから発売される注目の新製品は、ラケット2種類です。
1本目は、「丹羽孝希ZC」です。
このラケットは、特殊素材「Zカーボン」を搭載したダイナシェル(アウタータイプ)のラケットで、表面には「檜材」を使用しています。
ちなみに、1月に行われた全日本選手権で丹羽孝希選手が使用していたラケットです。
まだ実物を見たり試打をしたわけではないので想像になりますが、同じ「Zカーボン」を搭載した「ZX-GEAR OUT」よりも弾みがあり、表面の「檜材」が若干の球持ちを作ることで、球持ちも良くなっているラケットではないかと思います。
2本目は、「松下浩二ZC」です。
このラケットも特殊素材「Zカーボン」を搭載したダイナコア(インナータイプ)のラケットです。
こちらのラケットも想像になりますが、現在発売している特殊素材入りのカットマン用ラケット「松下浩二スペシャル」よりも硬さと弾みがUPしているのではないかと思います。
ただ、弾みがUPしているといってもダイナコア(インナータイプ)なのでカットもしっかりとできる程度の弾みで、カットのやりやすさも重視しながら攻撃力を上げたいカットマン向けではないかと想像しています。
自分がカットマンということもあり、展示会で見るのが楽しみなラケットです。
ということで、今回はこの春に発売される新製品の中から注目している3メーカーの商品について簡単に書いてみました。
次回も他のメーカーで注目している新製品について書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。