VICTAS・スワットシリーズの違い
埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長してます!!卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識など自分が書きたいことを投稿しています!!
今回は、株式会社VICTASから販売されている大人気ラケット「スワットシリーズ」の違いについて簡単に書いてみたいと思います。
この「スワットシリーズ」は元々、株式会社VICTASのTSPブランドから販売されていましたがTSPとVICTASのブランド統合により現在はVICTASブランドから販売されています。
ラケットのデザイン(特にグリップ)はTSPで販売されていたものとは一新されましたが性能は全く同じです。
このスワットシリーズに共通して施されているのが「SWテック」という木材を燻製することにより水分含有量を減らす技術です。
この技術によってラケットの軽量化、湿気などに影響されにくくなり、仕上がりは通常の木材よりも硬くなります。
それでは「スワットシリーズ」をご紹介したいと思います。
スワット
「スワットシリーズ」で人気No.1の木材7枚合板ラケット。
木材7枚合板でありながら卓球を始める人から上級者まで幅広い層で使用でき「適度な弾み」「球持ちのよさ」「心地いい打球感」「ラバーを選ばない万能性」などが人気の理由となっています。
近年主流になっているスピン系テンションラバーとの相性も抜群です。
スワット カーボン
「スワット」の打球感を残しつつフリースカーボンを挟むことで弾みをUPさせたラケットです。
この「フリースカーボン」は不織布タイプのカーボンシートで柔軟性があり軽量で打球感を損なわない特殊素材です。
特殊素材入りラケットを始めて使う人にオススメのラケットになっています。
スワット スピード
「スワットシリーズ」の中で最も球離れが早いラケットです。
板厚は「スワット」と同じ6.0㎜ですが、硬質な木材を使用することで球離れの速さを実現しています。
スワット パワー
板厚が6.6㎜、重量は90g±と「スワットシリーズ」で最も威力の出るラケットです。
日本代表でありVICTAS契約選手の丹羽選手使用モデル「KOKI NIWA WOOD」のベースになったラケットでもあります。
威力を出せるのはもちろん、球持ちの良さも感じることができるラケットです。
パワーがあり、特殊素材入りラケットが苦手な人に使ってほしい一本です。
スワット 5PW
「スワット」の特徴である球持ちの良さをさらに追及したラケット。
回転のかけやすさと扱いやすさは「スワットシリーズ」で一番です。
ラケットの重量も80g±と軽く、重量のあるラバーを貼ってもしっかりと振り切れる重さになっています。
卓球を始める人はもちろんですが、女性の人や体格の小さいジュニアの選手にもオススメです。
スワットカーボンキッズ
「スワット カーボン」のブレードを小さく、グリップを細く・短くしたキッズ専用ラケットで、カブ・バンビ・ホープスといった体格や手の小さい選手向けのラケットです。
スワットキッズ
「スワットカーボンキッズ」同様、「スワット」をキッズ仕様にしたラケットです。
このように「スワットシリーズ」はキッズ専用ラケットを含めると、なんと8種類もあるんです。
2010年の「スワット」発売から、2019年には出荷本数が2万本を超える大ヒットとなっていて、その勢いはまだまだ止まる気配はありません。
「SWテック」を使った独自の打球感で、木材合板(5枚、7枚)・特殊素材入り・キッズ専用など種類を増やし、ビギナーからトップまで幅広い層をカバーした「スワットシリーズ」は今後もVICTASを代表するラケットとして躍進し続けていくと思います。
ということで、カタログを読めば分かるようなことを書いてみました。。。笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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