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展示会の感想(ニッタク編)

埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長をしています!!卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識など自分が書きたいことを投稿しています!!


今回も、先日都内で行われた卓球メーカーの展示会(新製品発表会)で実際に新製品を見たり試打した感想を簡単に書きたいと思います。

今回は、ニッタク編です。

ニッタクの新製品は、ラバー・ラケット・シューズ・ウエア・バッグ・小物など卓球メーカーの中で一番多くのアイテムを出していました。

その中でも特に注目していた新製品はラバーです。

ラバーは裏ソフトラバー(ジェネクション/ハモンドZ2特注)の2種類、粒高ラバー(ドナックル粒高-1)が1種類、ラージボール用ラバー(グラントリー44/スペシャリストスタート)の2種類発売されます。

展示会ではそれぞれ試打することができたので簡単に感想をお伝えします。

まず、皆さんが一番注目しているであろうスピン系テンションラバーの「ジェネクション」から。

試打をして驚いたのは、飛距離が出るのにしっかりと台に収まることでした。

スポンジ硬度は「52.5°」と硬く「ファスタークG-1」よりも粒が低めでシートが厚い作りのためオート感を強く感じるというわけではありませんでしたがガチガチに硬いというわけでもなく硬度のわりには適度な硬さという印象でした。

引っ掛かりも良く、ボールが落ちるということもありませんでした。

「ジェネクション」を試打した後に「ファスタークG-1」でドライブを打つと一本目にネットミスをしてしまいました。

それだけ「ジェネクション」の引っ掛かりの良さと、ボールの軌道の違いがハッキリとでていました。

「ファスタークG-1」を上回るラバーだと感じましたがハイエンドラバーであるため、扱いは難しいラバーだと思います。

ラケットとの組み合わせによって打球感や性能は大きく変わると思いますが、初めに試打をした特殊素材入りラケットとの組み合わせ以上に木材ラケットとの組み合わせは扱いがしやすく個人的にもオススメです。

また、ラバーの耐久性はメーカーがテストした結果、他メーカーの耐久性が高いといわれているラバーと比べても一番良かったそうです。

次に「ハモンドZ2・特注」ですが、こちらはスポンジ硬度を柔らかくしたもので「ハモンドZ2」よりも扱いやすくなったという感じでした。

続いて、粒高ラバーの「ドナックル粒高-1」ですが、カットマンをターゲットにしていて粒の高さは同社の中で一番高くしているそうです。

ニッタクHPより

実際に試打をしてみるとスポンジはやや硬めでしたが球離れが早いわけでもなく、軌道は低く入ってくれました。

ツッツキもやりやすく鋭く振り抜いて切ることができ、印象としては使いやすい粒高ラバーだと感じました。

そして、ラージボール用ラバーの「グラントリー44」です。

この「グラントリー44」は回転性能が高いラバーということでした。

実際に同社の人気ラバー「ロイヤルプリンス」と打ち比べてみると球離れの速さは「ロイヤルプリンス」でしたが、回転のかけやすさはハッキリと分かるくらいの違いがありました。

特に分かりやすかったのはツッツキです。

「グラントリー44」はツッツキが低く入り、力を入れても飛びすぎるということはありませんでしたが「ロイヤルプリンス」で同じようにツッツキをするとオーバーミスを連発しました(笑)

最後は、ラージボールの入門用ラバー「スペシャリストスタート」は、これからラージボールを手軽に始めたい方向けのラバーといった感じでした。

ご察し下さい(笑)

さらに展示会で現物を試して好印象だったのはシューズの「ムービングエアロ」です。

このシューズは1月に行われた全日本選手権で多くのニッタク契約選手が履いていたシューズで、「ヨネックス」とのコラボシューズ第二弾です。

コラボ第一弾である「ムービングエース」よりも幅広い(3E相当)ということもあり、履きやすかったです。

ただ、幅広で履きやすいといっても足をしっかりと包んでくれるようなフィット感もありました。

また、第一弾の「ムービングエース」から数量限定で色違いも発売予定です。

展示会の最後には「ジェネクション」とコラボしたコーヒーとチョコ、さらに檜を加工する際に出た「かんなくず」を再利用した「木曽ヒノキ 香り袋」をお土産で貰いました!


展示会では時間ギリギリまでご対応いただき、ニッタクの皆さん、本当にありがとうございました!


ということで今回はニッタクから発売される新製品について簡単に書いてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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