
2024.9.28(土) 早く大人になりたい
友達の子供が
「早く大人になりたいな〜」って言っていました。
すかさず私は
「じゃあ、交換しようぜ〜い」って言いました。
その時の話。
この会話、たった約30秒くらいの出来事。
早く大人になりたいと聞こえた瞬間
‘そんな良いこともないのだけどな...’
なんて思いました。
交換しようぜいと回答したあと
「えっ?!いいの?交換してくれるの?」って言われて、自信がなくなりました。
だって、彼女にとって交換する対象の大人が私なんですから。
キラキラニコニコした眼差しで、言ってくるもんですから。
‘いや...私だぜ?中々暗いぜ?今のキラキラした軽やかな心が、ずっしりとした岩みたいな心になるぜ?’
って思いました。
まあ、そんなことは彼女には言わないけれど。
これを言ったら、
・大人という生き物に絶望しそう
・私から距離を置かれそう
(すごい懐いてくれてるので)
って思いました。
まだ大人の大変さを知らせたくなかったのです。
私の苦しさを共有したくなかったのです。
大人の生き方が1パターンだと思われたくなかったのです。
小学5年生が言った何気ない言葉に本気で返そうと思ったらこんな感じ。
でもまだ大人の闇(特に私の闇)とかは知られたくなかったので
「もちろん!交換しよ!今からね!ってことで、ランドセル頂戴!私の仕事やってね♡」っていう、よくある光景に戻しました。
「大人」に大きな希望を抱いているのか。
「大人」がとても楽しく見えるのか。
「大人」がすごく自由に見えるのか。
もしそう思っているとしたら、彼女はその純粋な気持ちのまま育って欲しいと思いました。
彼女の目に映る大人達の生活の魅せ方が、上手なんだなと思いました。(さすが大人!)
大人になるまで、大人の気持ちは知らなくていいと思いました。
交換する相手が私だったから、こんな感想を書いているけど、大人にはもっともっと楽しい生き方をしている人もいます。
だから、いつか胸を張って「いいよ!交換してあげる!私の毎日楽しいから体感してみて!!!」って言えるようになりたいと思いました。
というか、そもそも交換なんてできないんだけどね😂笑
って考えた、約30秒のお話でした。
おわり。