【プロサッカー選手になりたいと思っている人へ】


注意 : 結構ボロカス言うとこはボロカス書いてます。毒も吐いてます。でも実際に見てきたリアルを書いてます。打たれ弱い人、頑張って読んでね。

めちゃんこ久々に書きます。
テーマはタイトル通りですね。

プロサッカー選手になりたいと思っている人が持つべき考え方についてお話します。

これはぼくの指導経験と感覚、偏見に基づいてお話します。
ただ、めちゃくちゃ有益な情報と思考なんじゃないかなって思っています。

それでは、書いていきます。

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お題1: なりたい(希望)なのか、なる(決定)なのか

初っ端からクソ大事なお話です。
だけどこの話するとこのことを疎かにする、舐めてる人、結構多いです。

たぶん、この内容を舐める人はまあプロにいくような思考を兼ね備えた人間ではないはずです。

プロサッカー選手になりたいのか。
それともプロサッカー選手になるのか。

これは考え方の部分ですね。この2つは似てるけど全然違います。


なりたい=希望
なる=決定


これね、前者か後者かで行動や選択が全然変わってくるんですよ。

『プロになる』って決めてる人、決断してる人って、『なるための行動』をします。
わかりやすいところで言うと食事を変えてみたり、睡眠時間を確保するために生活のリズムを調整したり、自分の欠点を補うためにパーソナルレッスン受けに行ったり。

指導してる側として感じるのは、自分で決めて(親の薦めとかじゃなくて)ぼくのパーソナル受けにきてる選手って『プロになる』って決めてる人多いですね。

一方で、『なりたい』って思ってる人って
プロなれない人多いなーって感じがしてます。
もちろん『なりたい』って考え方が全部間違ってると思ってはいません。

なりたいの中でも『希望の強さ』ってあって
どんな手を使ってでもなりたいみたいな強い希望の人は別です。

だけど、なりたいって言ってる人の希望の強さってほとんどの場合が

『できればなりたい、なれるならなりたい』

くらいのめちゃくちゃ弱い希望なんですよね。
で、これ周り見渡したらわかると思うけど
希望のレベルが弱いヤツって、全然行動しないし練習もしないですよね?

例えば、英語話せるようになりたい!
って口で言ってるけどめちゃくちゃ軽い気持ちで言ってるヤツ。
たぶんこの人話せるようにならないよね。

だけど、将来Googleの本社に入社するんだ!
って決めてる人とかだと、そっから逆算してそのために英語話せないといけないから英語練習しないと!
っていう思考になるから絶対勉強して話せるようになるよね。


こんなイメージです。


まとめると、『なれるならなりたい』、『できればなりたい』くらいに思ってる人は多分なれないだろうねって話です。


プロサッカー選手になるのか、ならないのか
まずはそこを決めるところからです。


なので、プロになりたいってなんとなく思ってるそこの君。

『プロサッカー選手になるの?ならないの?』
今すぐ決めて下さい。

p.s. 大学生や高校生でサッカーやめてプロなれなかったって言ってる人多いんですが、それはその人が『プロになることを辞めた』だけです。
なれなかったんじゃなくてならなかっただけ。


お題2 : 皆さん、準備不足すぎる

イメージわかない人は年上のあんちゃんねーちゃんに聞いてみてください。
あるいは親に聞いてみてください。

みなさん受験勉強思い浮かべて下さい。
ほとんどの場合、1年以上前から志望校を決める作戦練って志望校対策の勉強をする。塾に通う(集団なり個別授業なり)。模擬テスト受ける。面接練習する。

次に就職活動思い浮かべ下さい。
3年生くらいから始める。企業を調べる。志望企業を絞る。エントリーシートの書き方習う。エントリーシート書く。SPIテストの勉強する。資格が必要なら資格取得の勉強する(講座受けるなり試験受けるなり)。面接の練習する。

みたいな感じでやるわけですよ。

では、プロサッカー選手を志望している人は?

なーーーーーーんもしない人多いでしょ。

オファーもらわないとプロなれないからって呑気にしてる人が多い印象です。

就職までを考えると、大学入試の段階から就活までで一般的に5年くらいかけて就職することになるわけです。
5年の歳月かけて準備してることになるわけです。
で、その歳月で大体かなりお金かかるんです。

大学入試のための塾代等で最低でも30万くらいかな。
大学入試から入学までにかかる平均で大体160~230万くらいみたいです。
で、年間授業料×4年間の場合、私大なら400万は軽く超えてきます。
そこに就活の費用10~20万くらい?かな?

つまり、就職するために大学経由で行く場合、就職のために約5年間で最低でも約600万くらいかけてることになります。

一般企業就職にこんなにお金と歳月かけてるわけですよ。

はい、考えてみてください。
プロになりたいって言ってるそこの君🫵
そう、君のことなのさ🫵

プロになるためにどんだけ準備してんの?

もちろんアホみたいに金かければいいって話でもない。
だけど、『プロサッカー選手になるために』って視点で考えて、逆算してから

あー、現代サッカーはこうなっててこういう選手を欲しがる傾向が高いから自分がそうなるためにはこういう能力がいるからここを鍛えないといけないなー。この能力獲得にどれくらいの時間はかけないといけないな。そのために専門の人に教えてもらいに行こう。また、自分の場合ここが弱いからここも改善しないといけないな。

みたいな感じで、逆算して考えてる?
99%くらいは考えてないんじゃない?

でね、これが先天的に才能がある人
例えば、サッカー初めて足の速さで悩んだこと一度もないくらい最初から速かったとか。
めちゃくちゃ身長高くてポストプレー一切負けないとか。
なんか知らんけどキック精度がサッカーはじめてから鰻登りに成長していって飛び抜けてうまいとか。

こんな感じで先天的な才能がある場合、話は別よ。
でも、先天的な才能がない人たちは指咥えてみてるわけにもいかないから後天的に才能をつくらないといけないんだよ。


わかるかな?
こればっかりはもうやるしかないんよ。
プロになりたいならね。プロになると決めたならね。
*稀に才能に気づいていないパターンもあります。


で、後天的に才能をつくる組は、プロになるってことは先天的にサッカーの才能を持ってる人たちとの争いからどうやっても逃れられないわけです。


後天的に才能をつくるってのは時間かかるんですよ、やっぱり。

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*ちょっと自分の話をしますね。
小4から高3までサッカーやってたんですけど、とてつもなく足遅かったんですよ。
高校3年の春に行った体育の50m走7.1秒(手動計測)とかで。100m換算したらたぶん14秒前半とかかな?

だけど20歳すぎてから正しい練習をめちゃくちゃしたら、めちゃくちゃ足速くなって。
あくまで参考だけどマックスは50m 5.57秒(手動)、100mも10秒台(これも手動計測)で走れるようになったわけです。

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このように、やっぱ後天的に才能つくるって時間かかるんですよ。だけど後天的にでも才能は作れるわけです。

それをわかっておいて下さい。

本当にプロになりたいならね、プロになると決めたなら、プロになるために必要なことは時間とお金惜しまずに全部やるべきです。

そこ惜しむくらいならそれはそこまで本気じゃないってことだと思います。
なんにも言い訳せずに必要なことは全部やるべきです。

ぼくの好きな漫画で『刃牙』シリーズってのがあるんですが、そこに出てくるキャラで空手マスター「武神・愚地独歩」っていう人がいます。
彼曰く、「武の神様はケチでしみったれなんだ。あれもこれもどれも全て・・差し出すものにしか本物はくれねぇよ。」っていう名言はくんですけど、まさにその通りですね。

プロ、つまりプロフェッショナルって一流のことなんです。
一流として認められたいのであれば、そのためにはあれもこれも差し出す覚悟じゃないとね。



はい、2つのお題で書きました。
まだまだ書きたいお題はたくさんありますが
指が疲れたので今回はここまで。

今後の記事で書くお題、上記より面白いものだと思います。
『プロになれる確率について』っていうお題を書くことは確定しているのでよかったら読んでください。

はい、ここまで3,500文字くらいありました。
ここまで読んでくれた人へ。

ありがとうございます!

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