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合宿(未来編)学び①~尻尾取りゲーム~

3月5~7日の間、大学の研究活動を放り出して山梨の森の奥でLIFE DESIGN SCHOOの合宿に参加した。具体的に何をしていたのかというと、他の参加者と一緒に体を動かすゲームをしたり、登山をしたり、弱い自分と闘ったり。並べるとカオスだけれど、とにかく色々。笑

合宿で学んだことを簡略化せず全部アウトプットしたいので、項目ごとに内容と学びを綴ろうと思う。

※時々人の名前が出てくるけれど、それは他の参加者や運営に携わっていたファシリテーターのことなので把握よろしく。

やったこと・学び

1日目(3月5日)

しっぽ取りゲーム

非常にシンプル。チーム対抗で、参加者のズボンに尻尾に見立てたヒモを付け、それを取ることで合計の本数を競うゲーム。

学び

最初は全然相手の尻尾を取れなくて、むしろ自分が取られてばかりだった。常に守りの体勢で、後ろから狙われないように、狙ってくる相手に背を向けないことに夢中になっていた。このことを私の人生に置き換えると、

・相手に踏み込むのを恐れている

・周りの悪意や攻撃から自分を守ろうとしている

習慣のくせがあることに気付いた。

ところが自分を守ろうと意識が内向きになればなるほど悪い方に行く(敵チームに尻尾を取られる)悪循環に陥る。

自分ができないことにより余裕がなくなり、周りからの応援を負担に感じ、泣きそうになった前半。

後半は作戦を立て、チームで動くことを実践。まず私は「自分から攻める(自分から敵の尻尾を取りに行く)」姿勢が足りない。

そこで同チームの他の3人が私を守り、私が攻めることに専念するという作戦で実行。とにかく目に入った相手に、掴みかかり一騎打ちに。結果、自分の尻尾は取られたけれど、ほぼ同時に私も1本取ることができた。同じチームのおっつーが、まるで自分のことのように喜んでくれた。個人戦の方が力を出せると言っていたみお、全然集中できなくて辛そうだったひとみも喜んでくれた。心の底から興奮を覚えた。

ただ、たくさん走って息も切れぎれ。「もう休みたいよ、気持ちのいいまま終わりたいよ」そう思ってチームのみんなに泣きつく。逃げたい。心の中の弱い自分がそう言っていた。

「本当にいいの?これで最後だよ」

FTのあやめさんが私の目をまっすぐ見て問いかけてくる。この言葉で背中を押される。

ぐっちさんの言葉を思い出す。これはゲームなんだから失敗しても全然いい。怖がらないでいい。よしやってやる、心に決めた。

最後のゲームの最中、頭の中にあったのはとにかく

「殺す殺す殺す」

殺意の感情。(本当に殺すわけではなく)

目に入った相手を睨みつける。迷わず掴みかかり、抜き取ろうと奮闘。

結果2本取ることができた。最初とは打って変わっての、自分に勝利した瞬間だった。

後々りゅうたから聞いたけれど、その時の私の目つきとオーラは傍から見てもかなり威圧感があったらしい。笑

この尻尾取りゲームから学んだことは3つある。

1つ目は、結果を出せるのはいつも本気でやった時だけ。

ただこれについては正直ありきたりだし、根性論っぽくてつまらないので説明は省く。

2つ目は、私には人を信じる力があること。

最初、私はどこか尻尾取りゲームでは勝てないと思い込んでいた。でも後半、同じチームのみんなが「私を守ってくれる」と思えたことで一切の恐怖が消え、自身が攻めることに集中することができた。このことから私はどれだけ辛い経験をしてきた今でも、人を信じ通す力が強いこと、そして信じることで力を発揮できることを学んだ。

3つ目は、の自分の存在。

私は、私の中に小さな分身のような私が存在すると考えている。

それは今のところ3種類発見されていて、1人目が、女の子と関わることが喜びの「おじさん」の私。2人目が、幼くてすぐ拗ねる、情緒不安定な「わがまま姫」の私。そして3人目が、人を殺せるほどの覇気、そして鋭い牙と爪を持った「獣」の私。

この獣の私は、困難な状況下において、強い怒りの感情や興奮を覚えた時に発揮される。よほど本気を出さない限り発揮されない。しかし現れた時には限りなく100%かそれ以上の力を発揮できる。

この3種類の私の分身については、後ほどもう少し詳しく述べようと思う。

尻尾取りゲームでの学びをまとめると、私の力は、周りのみんなとの信頼関係、窮地に追い込まれた時の強い衝動や本能的な感情によって発揮されることが分かった。

次は「トラストフォール」について述べていきます!


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