就活の振り返り、休学したら「人生終了」なんて大嘘。
24卒での就職活動が落ち着いてきたため、その振り返りをしたいと思う。
私は今とある理系大学院の修士2年生。
実のところ2019〜2020年の間に学部卒として就職活動をしていた。
が、色々思うところがあり大学院へ進学。
しかし、そこからまたメンタル面で色々あり半年間の休学。
紆余曲折を経て24卒として就職活動を進めていた。
同じタイミングで大学に入学した同期から見れば、実に3年遅れで社会人生活を迎えることになる。
結果、業界はそれぞれ異なるけれど、複数社から内々定をいただくことができた。
就職活動自体はまだ7月までは続ける予定ではあるけれど、おおむね満足のいく結果を得ることができている。
休学期間ありの就職活動はどう影響するのだろうと不安な中での日々ではあったけど、一通りのことを経験して言えるのは
「休学が不利になると感じたことはそれほどなかった」
ということだろう。
ネットで言われているほど面接の場で休学理由について問われることはなかったし、興味を持たれることもあまりなかった。
いくつも面接を受けてきた中で、実際に聞かれたタイミングは2回ほど。
1社は面接が始まったすぐの段階で休学理由を細かく突っ込まれた。結果は一次面接で不採用。しかし同じ業界でも休学について一切触れられなかった企業もあったため、例外的にそういった状況になったのではないかと思っている。
2社目は最終面接で一応確認、というようなニュアンスで聞かれた。言葉の使いまわしには注意しつつも正直に答えたところ、合格をいただくことができた。
以下には、私が就職活動をどのように進めてきたのかを記載する。
まず情報収集やインターンシップへの申し込み&参加はM1(正しくはM2だけれど、24卒として)の5,6月頃から始めていた。
その時期は講義や実験、学会発表などとの両立が大変だったけれど、対面で複数日にまたがるインターンシップは参加の2カ月くらい前には申し込みをしなければいけないものもあったため、情報の更新はこまめにチェックしていた。
対面でのインターンシップに参加できたことに関しては、働いている職員の方やその場の雰囲気を肌で感じることができたため、大変ではあったけれど今思えば良い経験だったと思う。
秋頃まではメーカーや官公庁といった業界を幅広く見ていた。また興味のある業界の中でも関連する資格を取るチャンスもあったため、その取得にも注力した。
年明けの頃に受ける法人をリストアップし、企業情報や採用フローなどを手書きのノートやスプレッドシートにまとめ、いつでも見返せるようにしておいた。
受ける業界により採用開始時期が異なっていたため、
「この時期には〇〇業界(←志望度低め、練習として)を受ける、その後に〇〇業界(←志望度高め)を受ける」
というように中長期的な戦略を立てて活動していた。
1,2月も1dayのインターンシップや座談会にはいくつか参加した。説明会への参加や本選考のエントリーは1月上旬から、面接は2月から始めた。
ありがたいことに2月下旬には既に内々定1社目をいただくことができた。
この業界に関しては、就職活動の軸の1つである「大学や大学院での学び、経験を活かすことができる」点を優先し、民間での任期付きの研究職の採用を受けていた。雇用の安定性は重視していたため、正直なところキャリアや転職の点での不安は大きかった。
このためその企業が本命、というよりかは「今後受ける法人がすべて不採用だった時のための受け皿を確保する」ということに徹する期間とした(業種や業務内容については興味があったので、そういうキャリア選択もありかな、とは薄ら思っていたけど)。
3月以降は早期選考も含め、志望度が高めの法人の選考を受けた。
24卒での就職活動を始めたわり早い段階で自分の生き方、そして
「利益追求を最終目的としている」
民間企業での働き方は合わないのではないかと感じていたため、どちらかといえば公的な、正確性や公平性を求められる業界をメインで考えていた。
4月もエントリー自体はしていたけれど、その頃には既にある程度の方向性は固まりつつあった。
まだ就職活動自体は続ける。
後悔しないように、やろうと思っていたことは全てやる。
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