おんがく
音楽っていいよね。楽しいよね。音楽って書くだけに。
でもさ、音楽は心に無断で侵入してくるから困るよね。浪人期なんて、よく夜に不法侵入されて、 しみじみと涙を流しながら聴いたもんだ。
ところで、心理を学んでいるからなのか、人の心に興味を持つ迷惑な性格のせいなのか、良い曲を聴く度に心配になるんだよね。作曲家は大丈夫だろうかと。こんなにもいい歌詞を書くなんて、人生を語れるなんて、どれほど辛い人生を歩んできたのだろうか、どれほどの挫折を味わったのだろうか、と。
例にあげるとSHE'Sの「Your Song」。
その夢が叶わなくても 努力が報われなくても 戦いに負けようとも 続いてる道があるよ
ああ、恐らくこの曲を書いた井上竜馬さんは何かに挫折したんだろうな。でも結果オーライだったぜ。だから大丈夫。ってことを伝えたいんだろうな。挫折を経験しないと書けない曲。それも曲にするくらいだから相当しんどかったはず。よく乗り越えたね。
あともうひとつ。AquaTimezの「虹」。これは有名だよね。もうこの曲聴いたらなんでも出来そうな気になる。レーズンも食べれちゃうかも。そりゃ無理。
もしかしたら僕が笑う頃に 君は泣いてたのかもしれない 似たような喜びはあるけれど 同じ悲しみはきっとない
生きずれえよ。そんなんもう笑えねえよ。作曲家の太志さんは他人の感情に敏感なんだろうな。優しい人なんだろうな。ここまで考えたことないよ。今日も笑っちゃったよ。ごめんね今日辛い思いした人。大丈夫。明日を生きよう。
君は確かな明日を きっと 誰より欲しがってた
共感の嵐。そして涙の豪雨。分かってくれるんだね。確かな明日ほど願うものは無い。辛い時は明日を信じるしかないもんね。明日はきっと良くなる。きっとね。
悲しい時は 悲しいままに
幸せになることを急がないで
ここ。大好き。幸せになることを急がないで。 ありがとう。何度この歌詞に救われたか。 ゆっくり自分のペースで幸せになる。10年50年かかっても幸せになる。大志さんはいつ気付いたのだろう。幸せってなんだろうね。
良い曲って結局、作曲家の過去が隠れてる気がする。多分。知らんけど(でた無責任)。どんな経験をしたか。どんな気持ちだったか。その時自分が欲しかった言葉が歌詞になると勝手に思ってるんだけど。あながち間違いではないよね?
皆色んな経験してるんだね。私もなかなか良い歌詞書けそうだけど。全ての言葉の語尾に「知らんけど」が付きそうだから駄目だ。失格。
明日は何聴こうかな~。オススメの曲、教えてよ。
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