
大好きな友人にお花を送りたい
大好きな人にほど、お花を送りたい。
そう思えるようになったのは、とあるお店のフリーペーパーから。
自分のため、大切な友人のため、恋人のため、子供のため、上司のためetc…色んな人に向けてのお花とそのエピソードが書かれたもの。
お花。盛大なお祝いでしか渡すイメージのない、ちょっと高貴なプレゼントだと思ってたけれど、そのフリーペーパーのおかげで、身近な人にお花を送りたくなった。身近な大切な人にこそお花を送りたい。
その数日後、友人のピアノの発表会があった。
「ここで渡せるやん!!!!!!」
ナイスタイミング、ピアノ発表会。そして私。
発表会の近くにあるお花屋さんを覗いてみた。友人のイメージは、淡い青や緑。なかなかそれらしいお花を見つけられない…すると、店員さんが声をかけて下さった。
誰に渡すか、どんなイメージにするかを伝えると、「こんなのどうですか?」と提案をしてくださる。えっ優しい。私に向けて買う訳じゃないのにときめきが止まらなかった。
そして、ほんわかした優しい友人のイメージに合ったお花を買った。めちゃくちゃ嬉しくて、早く渡したくてうずうずしていた。
発表会のあと、本命のバレンタインのチョコを渡すレベルで緊張したけど、渡せた。すごく喜んでもらえて、一時期LINEのホーム画像にしてくれてた。渡した本人が1番喜んでしまうわこんなの!
*
な〜んて、思い出が数年前に出来たのです。
それ以降、「大好きな人にお花を送りたい」という気持ちが一定して残るようになりました。
そして…お話は1か月前に遡る。
*
久しぶりに高校時代の部活の友人たちと旅行へ出かける際、どうしても何かをプレゼントしたく、電車で小一時間ほどの大型ショッピングモールを2時間ほど彷徨いていました。
というのは、皆誕生日がまとまっているから。まあ数ヶ月離れている子もいたけれど、卒業おめでとう・入学、入社、進級おめでとうetc…色んな意味でお祝いがしたかった。
しかし、渡すのは旅行中。なるべく荷物は増やしたくない! 1度そういう機会に大きさ関係なくプレゼントを選んでしまった経験があります。喜んでは貰えたけど、メッチャ反省しました。
2時間迷いに迷った果てに…

こんな超キュートなメッセージカードを見つけました。友人は5人。5人それぞれのイメージに近いお花を選ぶことができました。
ひとりは、上記のとおりチューリップ。
かわいい曲線の輪郭がすてきな花。彼女にはこういった柔らかな曲線が似合う。絵を描く子なのですが、その絵の曲線がとてつもなく好きなのです。
ひとりは、アネモネ。
レトロでおしゃれなイメージがある花。その子はまさに古着も着こなすおしゃれ番長で、レトロなアイテムがとっても似合います。
ひとりは、スズラン。
彼女のあだ名や、彼女にゆかりのあるもの等、色んな意味を込めスズランを送りました。どう森では村の環境が良いと咲く花ですが、まさしくそんなキッチリさもある子。
ひとりは、マーガレット。
とっても清楚なイメージのある花。そんな清楚さもあり、色白でいつも表情が穏やかなその子にピッタリじゃないかと思い選びました。
ひとりは、ガーベラ。
明るくて元気な印象のある花。まさしく彼は「紅一点」のようにいつも私たちを笑顔にさせてくれる。こんな紅一点もアリなんじゃないかと思いますね。笑
*
みんなにお花をプレゼントできました。嬉しい。
お花を選ぶ時、送る相手のことをものすごーーく考えます。そんな瞬間が楽しいのかもしれません。
今回は旅行ということもあり、ホンモノのお花ではなかったけれど、いつかお花を渡したい。それまで、みんなと仲良くして、たくさんみんなのいい所を見つけていきたい。
それをお花に込めて、感謝を込めて、送れるように!