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【Davinci Resolve】エディットページの使い方⑥効果音の追加と音量の調整

こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。

今回はDavinci Resolveの使い方についてまとめます。記事中には私個人の偏見や認識の誤りも含まれていると思います。その点のご理解のほど、よろしくお願いいたします。

タイムラインにマーカーを打つ

Davinci ResolveはFairlightページという音声編集に特化したページがあるが、エディットページでもかなりの部分の音声編集をすることができる。

マーカー

クリップを選んでマーカーを打ちたい場所でマーカーのアイコンをクリックする。マーカーを更にダブルクリックすると、マーカーダイアログが表示される。名前とメモ、マーカーのカラーを設定して「OK」をクリックする。

同じようにクリップを選択し、マーカーを打ちたい場所でMキーを押すと、マーカーが打たれる。更にMキーをクリックするとマーカーダイアログが開く。

マーカーはクリップ上に打つことができるのと同時にタイムライン自体にもマーカーを打つことができる。クリップに打たれたマーカーは、クリップを移動するとマーカーも同時に移動する。

リップルをするとタイムラインマーカーも同時にリップルされるが、「タイムライン」⇒「タイムラインマーカーをリップル」のチェックを外すことで、リップルされないように設定を変えることもできる。

範囲マーカー

マーカーをクリックし、Altキーを押しながら左右に伸ばすと、マーカーに幅を持たせることができる。

注釈モード

タイムラインビューアの左下のプルダウンのアイコンをクリックし、「注釈」をクリックするとタイムラインビューアが注釈モードになり、マーカーが打たれる。注釈は線を引いたり、矢印を加えることができる。

ソースクリップにマーカーを打つ

マーカーはタイムラインだけでなくソースクリップにも打つことができる。オーディオの音声が最大になっている場所などを見印にMキーでマーカーを打つなどすることができる。更にMキーを押して名前やメモなどを加える。また、長さの部分に500と入力すると、5秒の尺のマーカーを打つことができる。

別の方法として、ソースクリップ上の音声の波形に合わせてイン点とアウト点を打ち、イン点とアウト点が打たれた部分で「右クリック」を押し、「イン点とアウト点を範囲マーカーに変換」をクリックすると範囲マーカ―に変換される。

タイムラインのレイアウトを変える

通常タイムラインのレイアウトは、映像のトラックの高さが高く設定されているが、音声編集では、ビデオとオーディオのトラックの高さを逆にしたいので、タイムライン表示オプションをクリックし、ビデオのサムネイルが表示されるギリギリの高さに調整し、オーディオの高さを高くしたり、ビデオの領域を上にあげたりして、オーディオの領域を拡大する。

効果音を入れる

トラックヘッダーで「右クリック」⇒「トラックを追加」⇒「STEREO」をクリックすると、オーディオトラックが追加される。追加されたトラックに赤い印を表示させ、新しく追加されたトラックに効果音を挿入する。

Qキーでソースビューアとタイムラインビューアの選択を切り替えながら、マーカーの位置を探す。Shift + ↑ または ↓ で、マーカーが位置が選択される。

クリップの長さで効果音を挿入する場合は、映像クリップでXキーを押し、タイムライン上にイン点とアウト点を打つ。ソースクリップのマーカーに合わせた映像位置に再生ヘッドを移動し、「クリップを置き換え」またはF11キーを入力すると、オーディオが新しいトラックに追加される。

BGMと効果音のカラーを変えるには、「トラックヘッダー」を「右クリック」⇒「トラックカラーを変更」でトラックのカラーを色分けする。

編集インデックス

タイムラインに効果音などを追加する時、「編集インデックス」を使うと便利である。「編集インデックス」をクリックすると、タイムラインの状況が一覧で表示される。右の・・・のアイコンをクリックし、「マーカーを表示」⇒特定のカラーをクリックすると、マーカーだけが編集インデックスに表示されるようになる。更に見やすくするためには、項目の部分を「右クリック」⇒「列レイアウトを作成」で不必要なもののチェックを外す。

この中から効果音を追加したい場所マーカーを選択して、再生ヘッドを移動する。

メディアプール

マーカーを打った音声を探すには、メディアプールの表示をサムネイルからリスト表示に切り替える。リスト表示にすると、先ほどつけたマーカーの名前とメモに直接移動することができる。

更に直接リストからタイムライン上にドラッグアンドドロップで効果音を挿入することができる。

コピー&ペースト

効果音などタイムライン上のクリップをコピー&ペーストするにはCtrl + Cをクリックし、再生ヘッドを挿入したい部分に合わせて、Ctrl + Vするよりも、Altキーを押しながら挿入したい部分にクリップを移動するだけで、コピー&ペースト(もしくは複製)をすることができる。

リンク

映像に合わせて効果音を追加した場合、後に移動する場合に一緒に移動できるように、映像とオーディオをリンクすると便利である。Ctrlで複数のクリップを選択したら、「右クリック」⇒「クリップをリンク」をクリック、もしくはリンクのアイコンをクリックする。

音量のバランスを整える

オーディオはトラックヘッダーの「S」(ソロ)をクリックするとその音声だけを流すことができる。

Davinci Resolveの音量の目安は、会話音声は-10~-15の間、BGMは-20~-30の間、サウンドエフェクトは-10~-30の間くらいとなっている。

ノーマライズ

同じ属性の音声をすべて選択し、「右クリック」⇒「オーディオレベルをノーマライズ」をクリック、オーディオレベルをノーマライズのダイアログが表示されるので、ターゲットレベルを、例えば会話なら-10に指定し、レベル設定を「相対」もしくは「個別」を選択すると、Davinci Resolveが自動で音量を調整してくれる。

音量を見るには右上にあるミキサーをクリックすると表示される。

「個別」を選択すると、短いクリップの音量が大きくなることがわかるので、「相対」を選ぶか、もしくは個別にクリップを選び、波形の上にあるバーを調整するか、もしくはインスペクタのボリュームを調整するかなどして音量を調整する。

効果音は強調したい騒音などでも-20~-30くらいに絞るとよい。

クリップの属性のコピー&ペーストはCtrl + C からAlt + Vで行うことができる。

BGMの音量に変化をつける

音量を上げたい部分のクリップで音量を示すバーでAltキーを押すとキーフレームが打たれる。次にShift + →で設定された秒数移動して、再度Altキーを入力するとキーフレームが2つ打たれる。2点目に打たれたキーフレームを掴んで上に持ち上げることで、音量を上げることができる。

オーディオもフェードインすることができるので、オーディオ上部のつまみを掴んで右にスライドする。オーディオの場合中間点に印があるので、印を調整することでフェードインのカーブを描くことができる。

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最後に

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