【Davinci Resolve】Fairlightページの使い方
こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。
今回はDavinci Resolveの使い方についてまとめます。記事中には私個人の偏見や認識の誤りも含まれていると思います。その点のご理解のほど、よろしくお願いいたします。
音声編集の準備
Fairlightページの簡単な使い方としてトラックのSをクリックすると音声がソロになって、そのトラックの音声のみが再生される。Mはミュートを意味し、Mがオンになったトラックの音声がミュートになる。
左上のアイコンをクリックすると、ビデオトラックを表示するかしないかを選択することができる。右上の映像が小さい場合、フロートウィンドウにすることでビューアを拡大し、好みの場所に配置することができる。
トラックには名前やカラーを付けることができる。名前を付ける際、次のトラックに移動する場合はTABキーを押すと次のトラックに移動する。トラックの色を変更する場合は、右クリック、トラックカラーを変更から好みの色を選択する。
トラックの配置には作法があり、上から「人の声」、「効果音」、「BGM」の順番に配置する。
マーカーから音声編集をする場合は、左上のインデックスアイコンからマーカーを選択する。詳細を選択すると、マーカーの詳細を見ることができる。
ステレオをモノラルにする
ナレーションはステレオよりもモノラルのほうがよい。
編集したいトラックを拡大する場合は、トラックを選び、Shift + スクロールで拡大すると上下方向に拡大、Alt + スクロールで横方向に拡大する。
ステレオは2段になっており、またトラックヘッダーに2.0という数値が表示される。これをモノクロにするにはトラックヘッダーを右クリックし、トラックの種類を変更⇒Monoで、音声をモノクロにすることができる。
音声をモノクロにするとトラックは1段になり、またトラックヘッダーの数値は1.0に変わる。音声をモノクロにした場合、音声は左側の音声が使用されることになる。
もし音声を左ではなく、右を使用する場合は、トラックを右クリックし、クリップ属性から、ソースチャンネルをch1からch2に変える。
素材をトリムする
上の範囲選択モードを使用するとトリムする際に、その範囲内だけで音声を再生することができる。範囲を選択したらAlt + /でイン点からアウト点までを再生する。イン点・アウト点を削除するにはAlt + Xで削除することができる。
素材のトリムはエディットページでも行えるが、Fairlightページでは波形を見ながらトリムを行える。トリムはドラッグすることで簡単にトリムできる。トリムはフレーム単位ではないので、より厳密に波形に合わせて編集点を決定することができる。
効果音をコピペする
波形の最も高い位置などに再生ヘッドを合わせたうえで、Ctrl + Cを押すと、再生ヘッドを動かし、好みの位置に音声を合わせてCtrl + Vでペーストすることができる。
ボイスオーバーの録音をする
録音をするには、下準備をする必要がある。まずはPCのマイクを設定する。プロジェクト設定⇒キャプチャー・再生⇒キャプチャー⇒クリップの保存先から適切な保存先を設定する。
ボイスオーバーをする際には新しいトラックを作る必要がある。人の声を入れる場合には一番下ではなく、適切な位置に挿入する必要がある。
トラックヘッダーを右クリックし、トラックを追加⇒オーディオトラックの挿入位置を指定してあげることで新しいトラックが追加される。オーディオトラックの種類も音声の場合はMonoを選択する。
実際に音を入れる場合は、ミキサーの入力の入力なしをクリックし、入力を選択する。入力/出力のパッチのAudio inputsとtrack inputでそれぞれつなぎたいものを選択する。track inputはすでに選択されている場合は、Audio inputsのみを下準備したマイクに設定し、パッチを押す。
音声を入れる場合は、あらかじめビューアの音声をミュートにしておくなどするとよい。音声を入れるには音声を入れるトラックヘッダーのRをクリックすることで録音する準備がされる。Rはレディー(準備)を意味する。
録音するには●ボタンを押して録音し、■ボタンで録音を止めます。録音し終わったら、Rボタンを押してマイクを切り、ビューアのミュートも解除する。
電源由来のハムノイズを取り除く
電源由来のハムノイズを除去するには、エフェクトライブラリより、De-Hummerを選び、クリップに適用する。
範囲選択モードを選択し、クリップをクリックすると、クリップの最初と最後にイン点とアウト点が打たれる。De-Hummerを入れただけで十分ノイズが除去されているが、電源の周波数を合わせることでハムノイズを除去することができる。
音声を確認する場合は、エフェクトの右上にあるアイコンをクリックし、Loop Previewを選択すると、繰り返し範囲内で音声がループされる。
適用量を調整することで、ノイズをさらに取り除くことができる。
環境音のホワイトノイズを取り除く
部屋の環境音いわゆるホワイトノイズが入っている場合、あらかじめ、何も音声を入れていない部屋の環境音を録音して置き、それを活用するとよい。
部屋の環境音をトラックの他のクリップと干渉しない場所に置き、エフェクトライブラリのNoise Reductionを使用する。Noise Reductionを全体にかける場合はクリップではなく、トラックヘッダーに適用する。
環境音がある場合は、自動ではなく、手動を選択。分析ボタンを押し、部屋の環境音があるクリップ上で再生ヘッドを再生する。こうすることでDavinci Resolveが環境音を分析してくれる。ある程度分析させたら、音声を止めて分析が終わったことを確認する。分析が終わったら環境音は必要ないので削除する。
どの程度除去できたかは、バイパスから確認することができる。Noise Reductionのオン/オフを切り替えると環境音が除去されているかどうかを確認することができる。検出や出力の数値を変えることで、ノイズをより除去できるので調整する。ただし、あまりやりすぎると音声が小さくなってしまう場合があるので注意が必要である。
それぞれのトラックの音声レベルのバランスを整える
トラックの音声レベルを調整する場合は、人の声は-10から-15の間、効果音は-20から-30の間でデシベル数を調整すると、全体としてのバランスが良くなるとされている。
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最後に
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