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デイヴィッド・グリフィン著『新しいパールハーバー』
こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。
今回は『新しいパールハーバー』の英語版Wikipediaの翻訳をします。
翻訳のプロではありませんので、誤訳などがあるかもしれません。正確さよりも一般の日本語ネイティブがあまり知られていない海外情報などの全体の流れを掴めるようになること、これを第一の優先課題としていますのでこの点ご理解いただけますと幸いです。翻訳はDeepLやGoogle翻訳などを活用しています。
翻訳において、思想や宗教について扱っている場合がありますが、私自身の思想信条とは全く関係がないということは予め述べておきます。あくまで資料としての価値を優先して翻訳しているだけです。
『新しいパールハーバー』
『新しいパール・ハーバー:ブッシュ政権と9.11についての不穏な疑問』(2004年)は、クレアモント神学大学院の哲学教授を退官したデイヴィッド・レイ・グリフィンによって書かれた本である。2001年9月11日の同時多発テロと、1941年の真珠湾攻撃の類似性を描いている。タイトルは、アメリカ新世紀プロジェクトが2000年に発表した論文『アメリカ防衛再建』から取られたもので、「新たな真珠湾攻撃」によってのみ、同グループが望む軍事・防衛政策の転換を速やかに実現できると主張している。
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デイヴィッド・レイ・グリフィン
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アメリカ新世紀プロジェクト
この本は、9.11委員会の全メンバーが入手できる99冊の本の公式セレクションに含まれており、突入時にウサーマ・ビン・ラディーンの本棚で発見された。
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ウサーマ・ビン・ラーディン
内容
この本の中でグリフィンは、ジョージ・W・ブッシュ政権が2001年9月11日の同時多発テロに加担し、それゆえに偽旗事件であったという結論を支持すると考える証拠や論拠の断片を提示している。
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序文はプリンストン大学名誉教授のリチャード・A・フォークが執筆。
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リチャード・フォーク(ユダヤ人)
本書の第1部では、9.11の出来事について、各フライトを順番に論じ、ジョージ・W・ブッシュ大統領と彼のシークレット・サービスの行動についても論じている。第2部では、4つの「不穏な疑問」という形で、より広い文脈から9.11を検証している。
アメリカ政府高官は9.11に関する事前情報を持っていたのか?
アメリカ政府高官は9.11以前の捜査を妨害したか?
アメリカ政府高官は9.11を許す理由があったのか?
9.11後、アメリカ政府高官は逮捕や捜査を妨害したか?
批判的反応
本書に対する批評家は、本書の主張の多くは容易に反論できるものであり、論理の飛躍が多いと主張する。グリフィンはそのような批判を否定し、批判者と議論している。
元中央情報局(CIA)諜報員のロバート・ベアーは、『ネイション』誌にこう書いている。
グリフィンがこれらの出来事について注目すべきなのは、彼がいかに簡単に、より大きな悪、つまりトップの陰謀へと飛躍していくかということだ。グリフィンは思慮深く、十分な知識を持つ神学者であり、9月11日以前なら、おそらく陰謀論には近づかなかっただろう。しかし、あの恐ろしい日の大失敗はあまりにありえず、イラクに関する嘘はあまりに露骨であり、彼は、荒唐無稽な陰謀論を再利用するしかないと感じている。そのうちのいくつかは、フランスでベストセラーとなった『9.11:大きな嘘』の中でティエリ・メサンによって広められた陰謀論である。
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ティエリ・メサン
ベアーは加えて、グリフィンの副題『ブッシュ政権と9.11についての不穏な疑問』は、「この本が真実の探求であることを示唆しているが、それに惑わされてはいけない。彼の心はすべて決まっている」と述べている。
2002年1月、ベアーは2001年9月11日の同時多発テロについて、『ガーディアン』紙に「ビンラディンが単独で、彼自身のアルカイダ・ネットワークを通じてテロを起こしたのか?それについては、私ははるかに確信を持って、「ノー」と強調している。念のため言っておくが、私は世界貿易センターが我々自身の爆発物によって破壊されたとは思っていないし、ペンタゴンを襲ったのが旅客機ではなくロケットだったとも思っていない。私はCIAで謀略を企てることにキャリアを費やしたが、それほど得意ではなかったし、確かに9.11を防ぐことはできなかった。私が喜んで一緒に仕事をする本物のプロたちも無理だった。」
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最後に
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