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様々な言語のキーボードの配列

今回は個人的な各言語のキーボードと入力についてのメモです。

規格(ANSI・ISO・JIS)

アメリカが101キー
ヨーロッパが102キー
日本が106キー
となっています。

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JIS規格の半角/全角の位置ではじかれたキーがバックスペースキーの左側に作られたキーに割り当てられているみたいです。ISOの左のshiftキー右隣のキーとJISの右のsiftキー左隣のキーはスキャンコードが同じではありません。

QWERTY配列

文字キー上段の左から6個の配列を並べたもので配列を表現する方法があります。QWERTY配列英語で採用されているため多くの国と地域で採用されています。日本語の英字入力もこの規格になります。

英語のキー入力

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カナダのフランス語入力は例外的に英語と同じ配列が採用されています。

フランス語カナダのキー入力

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CSA keyboard

標準的なフランス語入力だと、
2キーでé
7キーでè
9キーでç
0キーでà
:キーでù
となりますが、フランス語カナダのキー入力だと
[キーでç
:キーでè
]キーでà
/キーでé
右Altキー+@キーの後にuキーでù
となります。
左Altキーとは結果が異なるので注意が必要です。

詳細については以下のサイトで確認できます。

関係ないかもしれませんが、左利きの私は左のShift、Ctrl、Altを使う癖があるので、左右に違いがあり、左右の違いを見落とした場合は大抵罠にはまります。

ヨーロッパの主要言語のいくつかは英語と同じQWERTY配列を用いています。代表的なものにはイタリア語とスペイン語があります。

イタリア語のキー入力

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スペイン語のキー入力

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AZERTY配列

AZERTY配列はフランス語に代表される文字配列です。ただしQWERTY配列でも紹介したカナダでは英語との併用機会が多いためQWERTY配列に従っています。

フランス語のキー入力

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英語入力とは
AQの位置が入れ替わっています。
WZの位置が入れ替わっています。
Mの位置がLの右側になっています。

2キーでé
7キーでè
9キーでç
0キーでà
:キーでù
シフトなどは必要ありません。

フランス語キー入力の、数字はテンキーで入力しろ感は個人的には嫌いではありません。とはいえ、Shiftを押すことで使えます。

日本語と英語メインで使用している場合は、フランス語でしか使わない場合は、AZERTY配列を覚えるよりはQWERTYのフランス語カナダを選択したほうがいいかもしれません。

QWERTZ配列

ヨーロッパ主要言語のキーボード配列は次のように、QWERTY配列、AZERTY配列、QWERTZ配列の三つの配列に分かれています。ドイツスイスより東側ではQWERTZ配列が優位となっています。スイスではドイツ語・フランス語・イタリア語が日常的に用いられていますので、これらの三つの言語に対応するために工夫された配列になっています。

AZERTY配列よりも英語で使用されるQWERTY配列に似ているため、フランス語ほどには違和感は生まれにくいのではないかと思われます。

ドイツ語のキー入力

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英語入力とは
YZの位置が入れ替わっています。

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標準的なドイツ語入力とスイスでのドイツ語入力の違い

ロシア語

ロシア語のキー入力

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西アジアの言語

アラビア語サウジアラビアのキー入力

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ヘブライ語のキー入力

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