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【Davinci Resolve】Fusionページの使い方

こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。

今回はDavinci Resolveの使い方についてまとめます。記事中には私個人の偏見や認識の誤りも含まれていると思います。その点のご理解のほど、よろしくお願いいたします。

はじめに

Fusionページを開き、プロジェクトマネージャーを右クリックからプロジェクトの読み込みでプロジェクトを読み込む。エディットページからメディアの再リンクを行う。

ユーザーインターフェイスの紹介

ユーザーインターフェイスは、上にビューアが2つある。ビューアの映像を切り替える場合は、ノードをビューアにドラッグアンドドロップすると映像が切り替わる。

ノードの下にある二つの〇印がヴューアと連動しており、このマークをクリックすることでも映像が切り替わる。

ビューアの下にはフレーム数で切り替わるタイムルーラーが表示されている。黄色の区切られた範囲がエディットページにおけるイン点とアウト点を示している。

タイムルーラーの下に、ツールバーがあり、ノードツリーがある。エフェクトの中身は右のInspectorで編集することができる。選ばれたノードに対してのエフェクトを加えることができる。

Fusionは1ノード、1ツールとなっており、ノードのことをツールということもある。MediaIn1は素材そのものを差し、mediaOut1は素材の出口を指す。MediaIn1の名前を変えるにはMediaIn1を右クリックし、renameから名前を変える。ショートカットキーはF2

ツールを追加する


ツールバーの左から二つ目のセクションはカラーのセクションとなっている。

ColorCorrectorを選択し、ノードとノードの間のパイプの間にドラッグアンドドロップするとColorCorrectorツールが追加される。ColorCorrectorはカラーページと同じようなことができるノードとなっている。

InspectorRangeのMaster、Shadows、Midtones、Highlightsを調整することで、カラーページのプライマリーのような標準的な色の調整を行える。

エディットページの上部に赤や青のボーダーラインが引かれるが、これをキャッシュという。エディットページの再生⇒レンダーキャッシュ⇒スマートもしくはユーザーでレンダーキャッシュがされる。

ColorCorrectorを選んだ状態で、カラーツールの中のBrightness/Contrastを選ぶと、ColorCorrectorの後ろにBrightnessContrastツールが挿入される。

これにより、カラーページと同じようにGain、Lift、Gammaを調整することができる。

ツールの適用範囲をシェイプツールで限定する

カラーページのパワーウインドウと同じような機能がFusionページにもあり、これをシェイプツールという。

シェイプツールのEllipuseツールを置き、出口をBrightnessContrastツールの入り口につなぐと、円形にBrightnessContrastがかかる。円形の外側に適用するにはInspectorのinvertにチェックを付ける。境界線をぼかす場合は、同じくInspectorのsoftEdgeの数値を上げる

素材をメディアプールからNodesにドラッグアンドドロップするとNodesにメディアが追加される。

Mergeツールで2つの映像を合成する

BrightnessContrastが選択された状態でMergeツールを選択するとMergeツールが後ろに追加される。Mergeツールは黄色がBackground、緑がForegroundとなっており、メディアプールから追加した、前面に表示したい素材の出口を緑のForegroundにつなぐ。

前後が逆につながれてしまった場合は、Ctrl + Tで前景と後景を逆転することができる。

Mergeツール

Mergeツールは非常によく使う機能のため、前景の出口を後景の出口につなぐと自動でMergeツールが挿入される。MargeのBlendを使用すると、アルファが入っていない映像を上に重ねて透かすことができる。

Apply Modeで重ね方を選択することができる。Screenを選択すると黒の部分がアルファチャンネルに変更することができる。ただし黒の時のみ。

Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する

メディアを合成すると標準サイズで合成されるので、自分の意図したようなサイズにはなっていない。このため、Transformツールを使って適切なサイズに変える必要がある。

Transformツール

Transformツールを挿入し、InspectorのSizeでサイズを変更する。

ツールバーにはノードの基本的なツールしか置かれていない。このためより専門的なツールを使う場合はエフェクトライブラリからツールを持ってくる必要がある。エフェクトライブラリには250ツールほどが用意されている。

Deforcusツール

ブラーをかけるにはブラーツールの中から個別のツールを選択する。ここではDeforcusツールを選択し、Transformツールの後ろにおく。inspectorのBloom levelを下げ、Deforcus sizeを調整してあげるなどをすることで微調整を行う。

OpenFX

OpenFXのスタイライズからプリズム(ブラー)追加すると、RGBをずらしたブラーがかかる。

同じくスタイライズから走査線を加えると昔のブラウン管のようなエフェクトをかけることができる。

ノードの移動・コピー

ノードをツリーから外すにはShiftを押しながらドラッグアンドドロップする。これにより、ノードの順番を自由に入れ替えることができる。

コピーアンドペーストはコピーしたいノードをCtrl + C、加えたいノードの前にあるノードでCtrl + Vでコピーアンドペーストすることができる。

Text+ツールでテキストを追加する

テキストを加えたい場合、テキストをつなぎたいノードを選択すると自動的にMergeツールが加えられる。

ノードの整理

ノードを整理するとき、Arrange Toolsのto Gridを選択するとGridに合わせてノードを調整し、きれいにノードを並べることができる。Line Up All Tools To Gridで成立させることもできる。またCtrl + スクロールでノードの拡大・縮小することもできる。

Text+ツール

TextのInspector、Textから表示させたいテキストを入力する。Fontなども好みのものを選択する。Shadeでカラーや縁取りなどを加えることができる。さらに好みに応じてSoftness・Glowなどを加える。

文字を反転させるにはLayoutからRotationのY座標を180°回転させる

キーフレーム・アニメーションで文字を明滅させる

文字を明滅させるにはMargeツールのBlendの数値を変えることで調整することができる。

タイムルーラーで10フレームごとにBlendを0と1を繰り返す。タイムラインを細かく調整したい場合は右上にあるスプラインを押し、Spline画面を表示させる。全体表示し、グラフのタイプは急激に変化を起こしたいので、選択範囲を決定してからStep inを使う。この明滅を繰り返し行いたいので、Set Loopを選択する。

ツールを追加する場合、ノードを選びShift + スペースキーで検索して追加することができる。

Modifierを使ってツールとツールを連動させる

エフェクトを連動させるには、連動させたい項目を右クリックし、Modify withからProbeを選択、ここからToolsの横にあるModifierを選択し、Image To  Probeに、連動させたいツール(ノード)をドラッグアンドドロップすると、Image To Probeに選択したツールが表示される。

Probeの位置を変更し、Probeの位置にChannelで選択したものがあれば、その影響を受ける。なければ影響を受けない。影響が強すぎる場合は、ValueのWhite Valueの数値を下げてあげる。

これらの映像が滑らかでない場合は、カラーページに移動し、レンダーキャッシュを作る。赤から青になればレンダーキャッシュが作られたことになる。

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最後に

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