座学初心者が(主語)  座学初心者が試合の振り返りでやることを考えてみた

初のnoteだけどフォーマットが決まってないので一旦前置きすっ飛ばして本題に行こう。

今回の話題は"座学初心者なんだけど試合って何見りゃいいか分かんなくない?"について。
私も分かってないから仮説という形で書き連ねてくよ。座学で何やればいいかもっと良い解説を知ってたら私に送りつけて貰えると助かるよ。


事前準備

1.呼べるなら自分以外の人を呼ぶ

実はこのゲームも人脈ゲーで、どれくらい多くの人の意見を貰えるかで成長速度が明らかに変わります。めちゃくちゃ関係を絶ってたせいで人脈が絶望的にせっまい私はここで詰みがちでした。今はだいぶ人脈広がってありがたい限り。みんないつもありがとー!

2.とりあえず巻き戻しが可能な形にする

前提。配信台やアーカイブじゃない場合、リプレイを動画化するなりキャプボ繋いで画面録画するなりで巻き戻しや一時停止が自由にできるようにする。

3.まずは止めずに全部見て流れを掴む

最初からガンガン止めててもイマイチ何が起こってるか分からないので、いったん全体を見てから色々考えたほうが良い気がします。

基本1

1.お互いに刺さった行動に注目する

このゲーム、情報量がめっちゃ多いのでお互いに接触が起こってないステップ戦とか全部見ようとするとすっごい苦しい。なのでとりあえず
「なんかこのやりとりさっきもなかった?」
「なんかめっちゃ%稼いでる!」
「バーストしたー!」

あたりの分かりやすいとこをピックアップするとこから始めて良いと思います。

以前私は
「このくるるカービィの試合見て全てを吸収するぞ!」
って意気込んで配信台を見てみたんですけど、まーじで何も分からなかったんです。特にステップ戦、水無灯里フィットレが配信中に急にエロサイトを開き出した時くらい何も分かりませんでした。
実力が足りないというよりは座学が下手って感じだったので、座学力が足りないとそうなるっぽいんですよねーむっずい。
なので我々座学初心者は対象を狭めて座学力を上げるとこから始めたほうが良さそう。

2.刺さった行動でどういうじゃんけんが発生してたのかに着目する

まず、このゲームのオン対戦はじゃんけんで構成されてます。相手の行動を見てから対応できるオフとは違って何か刺さった行動があった場合は

詰んでた状況を詰め切られた
・じゃんけんが発生してた
・どちらかが行動を読まれてた(セットアップ含む)

の3択と思って良いです。実際はもうちょい複雑なんですけど、多分これくらい単純化しないと情報量が多すぎてやってらんねーです。

このじゃんけんっていうのが何か簡単に説明すると

相手がDAをしてくるならガードで対処できる!
でもガードはダッシュ掴みに負けるからリスクがある!
どっちを選ぶ!?そもそも相手は様子見をしてくるかもしれないぞ!?
めんどいしスマッシュパナしちゃダメ!?

みたいな状況です。
どういうじゃんけんが発生してたのか分からないと
「なんか技当たったな〜」
「避けれん!」
「読めん!」

で終わっちゃうので気をつけ、たい。

カービィ使いのさまーづさんはいっつもここをサボるせいでスマブラやる度に「そこでパナしてくるの頭おかしいんじゃねーの⁉️」って発狂してます。わら

おかしいのはお前


3.同じじゃんけんが発生してるところに注目する

2で見たじゃんけんと同じことが別のタイミングで起こってた場合、さっきの行動を加味した上で読み合いが行われます。
これ自分で試合してないと見落としがちで、たとえばこういう話があって

これ、適当に読み飛ばすと
「はえ〜色々知識あるんだな〜」
ってなって見落としがちなんですけど

「そこをガード解除反転で読み合いする」

って言ってて、大事なのは読み合いしてるってとこなんですよね。
仮に試合を見てガード解除反転が当たった場面があったとして、それが今後のじゃんけんの内容に影響を与えてることに気づけないと

「うおー!ガード解除反転つかみが最強なんですね!」

みたいな誤解をしちゃう、かもしれん。

そんな感じでじゃんけんは直前の行動にめっちゃ左右されてるので、そこ意識してないと結果だけを見ることになっちゃいます。

まーめっちゃ数積むと結果論でデータ集めしても一定水準まではなんだかんだ良い感じの技の振り方が身に付くんですけど、
せっかく座学やるならしっかり質高めて
「このじゃんけんで勝ちが多いの何でだろう?」
に踏み込むのが大事なのかなー?って思いました。

結果論でデータ集めしてたバカ


4.最大リターンを考える

ここまでの過程でじゃんけんの内容を理解したら次に
「どうするのが最適だったんだろう?」
を考えていいと思います。

このゲームはじゃんけんに勝って得るリターンが薄けりゃ人権がありません。

掴んで即死掴めなくても即死ワンタッチ100%中%で掴んだら撃墜高%で掴んだら撃墜受け身ミスったら即死上強引っかかって台経由90%着地狩り展開その場回避上強から即死確定しないけどワンタッチの展開から撃墜一回外に出されたら詰み復帰崖上がりから即死100%から空中掴みで撃墜一回読み負けるとシルブレ当たれば撃墜

こんな環境で
「引いて横強すればこのじゃんけんには勝てるぞ!」
とか言ってたら勝てる訳ないです。厳しいって。
なので
「じゃんけんに勝った際に最大リターンを得れる行動は何か?」
を考えるべきだとは思います。最大リターンが何か分かってないと最大リターンを取れないことが多いので。

ですがこれには落とし穴があります。詳しくは次の内容を

5.一番勝率が高い手を考える

「どうするのが最適だったのか」を考えるというのは、何も最大リターンだけ考えればいいというものではないです。
最適な手を考えるにあたっては

「狩れる行動の多さ」と「リスクの無さ」

も考えないといけません。

まず「狩れる行動の多さ」についてです。
相手が回避してもガードしてもジャンプしても狩れるミドルリターン択とガードしか狩れないハイリターン択、どっちの方が良いかはケースバイケースです。

撃墜に繋がらない時なんかは展開維持できる可能性が高い方が圧倒的に強いです。
撃墜に繋がるならばどうにかガードに最大リターンを狙いにいくべきかもしれません。

結局のところ個別に見てかないといけません。
ここで3で言った内容が大事になってきます。
直前にガード安定の技を見せていれば相手が回避をする可能性が高くなるのでハイリターン択を狙いやすくなりますし、その逆もありえます。

いやめんどくさすぎるだろ!!!!!!!!!
やってられっか!!!!!!!!!

そんなもん座学初心者がやってたら日が暮れます。いや別に暮れてもいいんですけど、いやよくないんですけど。
なので一旦そこは置いといて、純粋に狩れる択の多さで考えましょう。
今やってるのは「狩れる択の多さ」であって「じゃんけんの考察」ではないのです。

次に「リスクの無さ」について。
その場回避もガードもジャンプも狩れて当たれば撃墜の最強行動があったとして、それでもカズヤの最風にだけ負ける択だったら失敗=死になってリスクがえぐいじゃないですか。

一方でジャンプくらいしか狩れないし当たっても撃墜しないけどとりあえず何されても安全ではある択(これはこれで最強択なんですけど)があるとして、こっちに余裕が無い時には安全択を使って負け筋を消す方が大事なのです。多分。

当たらなければこっちがラインを詰められたり有利状況を失ったりするので、これはこれで"負け"なんですけど、とはいえ相手に撃墜される"負け"はもう本当に取り返しがつかないので、リスクはしっかり考えないとです。

6.情報を統合する

ここまでで分かったこと全部まとめてようやく何が起こってたのかを理解できます。これだけやってやっと

「あーこうした方が良かったなー」

にたどり着けます。めんどくさ…
でもまあ座学を積めば積むほどここまでの手順を一瞬でできるようになるんじゃないでしょうか。私は座学が下手なのでこれ以上複雑なことはよく分かんないです。

基本2(特に自分以外の試合でやること)

1.強いセットアップを見つける

これはマジでそのまんまです。
特に難しいこと考えずにセットアップを見つける、どういうセットアップなのか理解する、真似する。本当にそれだけです。
注意点としては崖狩りにはセットアップを擦ってるだけの場合と読み合いをしている場合で分かりにくいことが多いとか?
これは一番手っ取り早く強くなる方法で、人性能はまるで上がりませんがシンプルにキャラの強みを引き出せるようになるので今日勝てるスマブラができるようになります。

とはいえこれもちゃんと刺さるやり方刺さらないやり方があるので注意ではあります。まあ刺さる状況も含めてのセットアップなのでそこまで気にしすぎないでいいかな?

2.意図やゲームプランを考察する

ちょっと抽象的でまどろっこしいので具体的な例を挙げて説明します。

まず相手を外に出してたとします。
その後やれる行動には
・復帰阻止
・崖狩り
・採掘や呪文など特殊な行動
があるんですけど、ここでどの行動を選択することが多いか?という話だったり、

相手の飛び道具に対して不利を承知で距離を詰めるか付き合わずに逃げるか、だとかそういう行動の指針みたいなものです。これは読み合いやセットアップと違い
「どの行動が相手キャラに一番刺さるか?」
を当人が考えた結果のものなので、意図が分かると自分のキャラ対にそのまま取り入れられてキャラ対が進みます。

3.学んだことを文字や言葉で出力する

これ結構大事です。
事前準備で人を呼べって言ったのはこれもあって、1人だと淡々と
「あ〜〜」
で流しちゃうところをしっかり言葉にすることで記憶が定着します。

私も1人孤独にキャラ対進めてる時は自分の考察をメモ帳に書き込んでるんですが、これは後から見返すというよりは自分が考えたことをしっかり形にすることで具体化するのが目的になってます。

だからディスコで画面共有してみんなでリプレイ見たり、
配信で振り返りをやることが大事なんですよね。私はどっちもやれてないんですけど。配信環境欲しい。

発展

1.ステップ戦を考える

まず最初に書いておくと、私はこれが苦手です。

いつもこれ

いやだって普段ステップ戦をあんま意識してなかったから…
ステップで相手の行動を釣ってからライン回復とかも言われなきゃ分からないんだよね…特にステップで読み合いの誘導とかされると本当に見つけられない。
個人の狙いとか立ち回りが凄い顕著に現れるとこではあるし、理解はできるはずだから慣れるしかないのかなー。みんなは独学で頑張って。

2.人対策を進める

これは今後も戦う機会が多い相手との試合でよくやることですね。
基本1と地続きなので基本1の内容と一緒にやっちゃった方が楽ですし、そもそも基本1の内容に組み込めてる方が自然です。

相手がいつも引っ掛かってくれる択を理解したり
自分がいつも引っ掛かってしまう択を理解したり
相手の差し込み択を把握したり
相手が焦った時にやる行動を把握したり
相手の立ち回りをメタったり

とにかく相手の甘いところを理解することが大事です。
結局その試合の中にある情報だけで純粋なじゃんけん、なんてのはまずありえなくて、どう足掻いても自分の癖だけじゃなくて相手の癖が試合に影響を与えてくるのが現実です。
相手が崖で空後を擦りがちなら空後に当たらない上がり方をすればいいですし、相手が急降下系の空下を全然使ってこないなら警戒度を引き下げてガンガン対空しに行った方が良いです。

ただし、相手もまた自分の対策を進めてくるので古い情報の意味はどんどん無くなってきます。
そこが基本1に組み込めてなかった理由で、人対策として理解したことは、
汎用的に使える"キャラ対の択"とも、その試合中にしか使えない"その試合中だけの択"とも違う水物です。

どれがどれなのかしっかり区別するのが大事ですね。

3.エビデンス化する

学んだことを"ケース"ではなく"データ"にする過程です。これがとても難しい。私はこれの途中にいます。
たとえば
「こういう時は横回避!」
という結論が出たとしましょう。
でもその結論はこのままだと"こういう時"しか使えません。

"こういう時"は横回避という状態から
"横回避はこういう条件だと刺さる"

に昇華させましょう。これを見て
「ん?あんま変わってなくね?」
ってなった人、その通りです。

単体だとマジでほっとんど変わってません。
これが効いてくるのは後々で、スマブラを続けてると
"こういう条件"というものがどんどんどんどん揃っていくとパズルのピースを埋めるようにカバー範囲が増えていって、
微妙な状況やどっちもでいい状況に瞬時に最適な行動を持ってこれるようになります。

私は今このデータ集めの途中にいて、現状は集めたデータがシナジーを発揮できてないせいであんま意味をなしてない状況です。すぐに会得できるものではないので地道に頑張ります。

ちなみにこれは翻訳する前の原文


最重要


学んだことを実戦で出力する!!!!!!!!!!


これです。これに尽きます。これでしかないです。
いくら学んだところで実践できなきゃ机上の空論。
格闘漫画を見て強くなった気分になる人間と同じです。
このnoteはこれを言うために書いたってのが7割です。

最適解だと思ったけど実際にやったらなんか違うな?
パターン1.自分が下手
パターン2.結論が間違い

こういうことはいっぱいあります。
自分が下手ならひたすらトレモしないといけませんし、相手のずらしやランダム性が介在するなら実戦で繰り返して練度を上げないとですし、

自分の結論が間違ってるかは絶対に確かめないといけません。
私たちは天才じゃないですから理論を即実践に落とし込めないですし
(私はこれができるやつがスマブラの天才のパターン1だと思ってます。2も3も4も5もありますがそれはまた今度語ります)
完璧な結論を出せるまでスマブラのためにリアルを犠牲にできる訳でもないです。

なので学んだことを自分がやれるようにするのが一番大事!

一部の天才を除くとここまで学んだことの99%はこの工程を経なきゃ身につきません!!!!!!!

もちろんこれらのことをやった後に脳死でやっても無駄で、学んだことを意識してやらねばダメです!!!!!!!!!!

念の為補足しておきますが5~6戦やら10何戦か程度じゃ足りません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もっと沢山!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何十戦も100何戦も場合によってはもっといっぱいやらないと現実的な形に落とし込めないなんてザラです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

頑張ろうね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

以上!!!!!!!

またね!!!!!!!
ハート押したりRTしたり引用RTでこのnoteをボコスカしたりしてくれるとありがたいよ!!!!!!!!!!!








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