まさに「サイクリストの聖地」。グラン・ツール・せとうちに行ってきました!
先日4/17にグラン・ツール・せとうちの140kmコースに参加、完走してきたので、そのレポートと感想を書きます!
総じてめっちゃ楽しかった。是非もう一度、しまなみ海道を自転車で走りに行きたい!と強く感じました。
グラン・ツール・せとうちとは
万田発酵が主催している、サイクリストの為のライドイベントです。レースではないため順位や時間の記録は付きませんが、交通整理の都合上、エイドステーションによっては時間制限が設けられていたりします。
参加者は自身の走力に応じて、40km、70km、100km、140km、170kmのコースを選択して、完走を目指します。
このイベントの大きな特徴は、何と言っても向島から今治市にかけて整備された、しまなみ海道のサイクリングロード上を走れることにあります。しまなみ海道の景色を楽しみながら、「サイクリストの聖地」を存分に自転車で走れるわけです。
私は200kmのブルベ完走もあり(レポ記事はこちら)普段からロングライドすることにも慣れていたので、140kmコースを選択しました。(170kmコースのエントリーはエントリー開始から一瞬で埋まってしまったので申し込めませんでした)
1日目:尾道散策
東京から新幹線で福山を経由し、新尾道に到着。新尾道駅には、輪行作業用のスペースが用意されていました。サイクリストの利用者が多いことが伺えますね。
新尾道駅から数キロ移動すると、尾道市街地に出ます。尾道市街地には至るところにサイクルラックが設置されていたり、自転車専用レーンが確保されていたりと、サイクリストが利用しやすいまちづくりがされていました。
観光をしっかり楽しんだ後は、ホテルで明日の準備。スタートが7:45とそこそこ早いので、早めの就寝。
2日目:イベント当日
5時過ぎに起床し、ホテルから出発。会場の向島運動公園は、尾道の対岸にある向島の山中にあります。尾道から向島へは行き方がいくつかありますが、新尾道大橋が自転車移動にあまり適さないという情報を耳にしていたので、フェリーで移動することにしました。
向島には今治市への自転車でのルートが道路上にマークされており、事前に地図などでルートを確認する必要はありませんでした。ありがたい!
向島運動公園に着くと、大勢のサイクリストの姿が。
スタート時刻の7:45を待ってスタート!レースイベントではありませんが、道路交通法をしっかり守りつつペースの合う集団を求め前へ前へ。今回はロードバイクでの参加者は勿論、MTB、いわゆるママチャリでの参加者も多くいました。
途中謎の激坂に見舞われたり、ガイドのお姉さんに「そこの曲がり角曲がったら頂上ですよ!」としっかり騙され(まだ500m位あった)るなどしましたが、順調に各エイドステーションを制覇していきます。
そして大三島では、かねてから来たかった「サイクリストの聖地」碑の前でパシャリ!実際に走ってみると、自転車でここまで気持ちよく走れる場所はなかなかないな、とまさに聖地であることが実感できました。
順調に行程をこなして折り返し地点の今治市のエイドステーションに着いた所、スタッフの方から大声でこんなアナウンスが。
「今から10分後にはこちらのエイドステーション締め切りますーそれまでに出発お願いしますー」
あれ、そんなに余裕なかったっけ!?ちょっと焦る。ということで帰りは行きよりも少し急ぎ気味で走ります。途中で出会ったローディーとも話しつつ、エイドステーションにも寄りつつ、どうしても行きたかった場所に寄り道。それがこのしまなみドルチェ本店です!
100km近く走った身体にひんやり染み渡るジェラートの味が最高でした。東京でも広島のアンテナショップTAUで食べられますが、やはり現地で食べるのが一番!
そうこう走っている内にゴール!最後は公園前からの登坂フィニッシュでした!
感想
感想ですが、尾道をはじめしまなみ海道周辺の自治体が本当に自転車に力を入れていることがよく分かりました。単純に自転車走行レーンを用意するだけでなく、道路の舗装や幅も含めた整備がされていることで非常に走りやすかったです。
またエイドステーションでは各地の特産品が楽しめたり、コースも平坦あり登りありと充実したコース設計になっていました。
レースイベントではないので、速度に自信がない、という方でも、コースを選べば完走できるように設計されていると思います。自分は今回140kmコースを時間内に完走しましたが、次回は170kmコースに挑戦してみたいと思います。
総じて景色もよく風も気持ちいいせとうち、また是非自転車で来たいですね!